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満員電車のニオイ問題…自分のニオイが気になる割合がエグかった!男性たちの対策方法まで

  • 2025.8.28

満員電車にて…ニオイに不快感を持つ割合は?

満員電車にて…ニオイに不快感を持つ割合は?
満員電車にて…ニオイに不快感を持つ割合は?

満員電車でふと感じる不快なニオイ。特に夏の通勤ラッシュでは、汗や体臭が混じり合い思わず顔をしかめてしまうことも。そんな他人のニオイに敏感になる一方で、「自分も臭っているのでは」と不安を抱く男性が8割を超えることが最新調査で明らかになりました。

ニオイケア製品「NI BODY MIST(ニーボディミスト)」を販売する「青組」が行った「通勤ラッシュのニオイ問題」に関する調査結果を参照していきます。調査は2025年6月30日~7月1日、通勤時に電車を利用する20〜50代の男性1007人を対象にしたものです。

調査によると、満員電車で他人のニオイが気になると感じたことがある人は83.2%に上りました。具体的に気になるニオイの種類では「汗のニオイ」が76.9%で最多となり、次いで「加齢臭」が60.0%、「香水のニオイ」が45.0%と続きました。上位2つは体から自然に発せられるニオイであり、完全に避けることは困難ですが、適切なケアで抑えることは可能とされています。

一方で、好印象を与える人の特徴として「ほのかにいい香りがする」「汗臭さが全くない」がそれぞれ55.7%で同率トップとなり、「制汗剤や香水などをさりげなく使っている」が38.7%で続きました。香りそのものよりも「ほのか」「さりげなく」といった控えめな香らせ方が重要視されていることが分かります。

他人のニオイに敏感な一方で、自分自身のニオイについても81.8%の男性が不安を感じていることが判明しました。しかし実際の対策を見ると、出勤前に行っているケアは「制汗スプレーの使用」が34.2%、「ボディシートの使用」が31.6%にとどまり、23.0%は「何もしていない」と回答しています。

さらに問題なのは、朝のケアの持続性です。何らかのニオイ・汗ケアを行っている人の82.6%が「出勤前のケアだけでは1日もたない」と感じており、95.3%が「通勤中や会社に入る前に再びケアができたら安心」と回答しています。朝の対策だけでは不安を完全に解消できていない現状が浮き彫りになりました。

ニオイケアアイテムをバッグに常備している人は49.8%と約半数で、外出先でのケア意識は二極化しています。常備している人の使用タイミングは「会社に入る前」が53.9%で最多となり、「通勤で駅に到着した直後」39.5%、「商談や会議の前」32.1%と続き、人と接する直前がケアのピークタイミングとなっています。

アイテム選択時に重視するポイントでは「香りの有無」が49.1%でトップとなり、「持ち運びやすさ」43.3%、「香りの強さ」35.1%が続きました。使用者の好みよりも、使う場面への配慮や周囲への迷惑を避ける視点が中心となっており、公共交通機関や職場など他人と空間を共有する場面では、無香でも効果があることや香りが強すぎないことが重要な基準となっています。

今回の調査結果から、ニオイケアは単なる清潔維持を超え、日常のエチケットとしての役割を担い始めていることが明らかになりました。他人のニオイに敏感になる一方で自身への不安も高まり、朝だけでなく必要なタイミングでこまめに整える柔軟なケア習慣が求められています。

特に通勤ラッシュという密閉された空間では、周囲への配慮を重視した控えめで効果的なニオイケアが、現代のビジネスパーソンにとって不可欠なマナーとなりつつあるといえるでしょう。

(LASISA編集部)

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