1. トップ
  2. 恋愛
  3. 【新郎新婦必見】 結婚式の司会者をプロに依頼するメリットを聞いてきた

【新郎新婦必見】 結婚式の司会者をプロに依頼するメリットを聞いてきた

  • 2025.8.26

プロフリー素材モデルの大川竜弥です。いきなりのおちょぼ口で申し訳ありません。

「餅は餅屋」という言葉をご存知でしょうか? 何事においても、上手なアマチュアよりその道のプロにお願いするほうがベストを意味することわざです。

わかりやすく説明すると、アマチュアフリー素材モデルではなく、プロフリー素材モデルに仕事を依頼したほうが、よりクオリティの高いフリー素材が仕上がるということです。

わかりやすいですよね?



結婚披露宴も同様です。

一生に一度の結婚披露宴(一度じゃない人もいますが)、確実に場を盛り上げ、新郎新婦だけではなく、出席者全員にとって思い出深いものにするため、プロの司会者に依頼するケースが増えているそうです。

とはいえ、プロの司会者に依頼するメリットや予算の相場がわからない......。

そんな多くの人が抱える疑問を解消するべく、ベテランのプロ司会者に話を聞きました。

プロ司会者に依頼するメリット

今回、取材に協力いただいたのは、プロ司会者の河合隆司さん。この夏、小学生の息子さんの「海の中が見たい!」の要請に応え十数年ぶりにダイビング器材を引っ張り出したという、普段はトマトと枝豆の家庭菜園に夢中のヘルシーミドル。


大川 河合さん、見た目が完全にプロですね。

河合さん ありがとうございます。この仕事をはじめてもうすぐ25年になりますから、ベテランと言っていいかもしれません。

大川 大ベテランですよ! 僕なんてプロフリー素材モデル歴3年半のひよっこですから。これまで司会を担当した結婚披露宴の回数は?

河合さん 約2,000回です。

大川 すごい! 僕のフリー素材はまだ800枚しかありません......。

河合さん そこは比較しなくていいと思いますよ。


大川 新郎新婦はどのような理由で、河合さんのようなプロの司会者にお仕事を依頼するのでしょうか?

河合さん やはりクオリティと安心感でしょうか。結婚披露宴は一生に一度の晴れ舞台という、特別な場です。責任がありますから、普段喋りが上手な人でもスムーズに進行できるとは限りません。

大川 なるほど。ミスは許されないですもんね。

河合さん はい。全体の司会進行はもちろんですが、腕の見せどころは新郎新婦のプロフィール紹介です。プロに任せていただければ、絶対に盛り上げます。プロフィール紹介はエンターテイメントですから。

大川 エンターテイメントってかっこいいですね! 当日までの手順は?

河合さん 事前に打ち合わせをして、アンケート用紙のようなフォーマットに新郎新婦の出会いを記入してもらい、それを元にプロフィール紹介をします。

大川 打ち合わせは何度も重ねるのでしょうか?

河合さん 顔を合わせての打ち合わせは基本一度ですが、電話やメールの相談は何回でも構いません。より良い結婚披露宴にするのが私の役目ですから。

大川 でた、プロっぽい発言。

河合さん プロっぽいではなく、プロです。

大川 失礼しました。

「不都合なことは言わない」プロ司会者の流儀

大川 新郎新婦のプロフィール紹介が腕の見せどころとおっしゃっていましたが、盛り上げる秘訣を教えてください。

河合さん 事前に新郎新婦とコミュニケーションをしっかり取ることですね。ありきたりな出会いなんてありませんから、誰しも魅力的なエピソードを持っているものです。あとは、とにかく人生に下駄を履かせること。せっかくの晴れ舞台なので、嘘をつかない範囲でどんどん話をふくらませます。ユーモアたっぷりにプロフィールを紹介すれば、みなさん笑顔になりますよ。

大川 エピソードを聞き出す力が大事なんですね。ちなみに、印象に残っている出会いはありましたか?

河合さん ありますあります! 新郎が山手線の中で名刺を渡したことがきっかけで、結婚したお客さまがいました。

大川 名刺を渡すあたり、随分と紳士的なナンパですね。

河合さん ほかには喫茶店で偶然相席になって結婚した方、新婦が毎朝通勤中に見かける男性を逆ナンして結婚した方。男女の出会いはいろいろですね。



大川 あの......。ちょっと相談があるんですけど......。

河合さん はい?

大川 たとえば合コンで出会った場合、河合さんならどう紹介しますか? 今後のために聞いておきたいなと思いまして......。

河合さん 大川さん、合コンで出会いがあったんですか?

大川 いいえ。あくまで仮に合コンで出会った場合、どう紹介されるのか気になっただけです。

河合さん かしこまりました。深くは聞きませんが、お答えします。もし仮に大川さんが合コンで出会った場合、希望があればそのまま『合コンで出会いました』と紹介します。合コンで出会ったことを隠したければ、食事会や飲み会、異業種交流会で出会いましたと紹介します。

大川 異業種交流会か......、うまいこと言いますね。それ、いただきます。

河合さん どうぞどうぞ。ただ、合コンの出会いは万人にとって印象が良いものではないので、そのまま紹介するケースは少ないです。あとは合コンに限らず、出会いのきっかけを紹介したくない場合、お互いの第一印象や初デートの印象から紹介することもあります。

大川 なるほど。では、SNSや出会い系サイトで出会った場合はどのように言いますか?

河合さん 状況にもよりますが、それも伏せてしまうことが多いですね。新郎新婦の親御さんの世代ですと「インターネット」っていう単語だけで嫌悪感を抱いてしまう方が多いので。ただ、例外もあって、麻雀のオンラインゲームで出会ったある夫婦のときは包み隠さず言いました。ゲストもオンラインゲーマーばかりという超特殊な式だったので。

大川 状況によって使い分けているんですね。では友人の元カレ、元カノというきっかけはいかがですか?

河合さん どうしてそんなに歪んだ出会いばかりなんですか......。それも、二次会では開き直ってもよいかもしれませんが、披露宴は親族の方も見ているでしょうから、隠します。

大川 それも隠しちゃうんですか。では、あるキャバクラの常連の男性が、そのお店の女性と結婚する場合は?

河合さん 新郎新婦がオープンにしたくないようなら、伏せます。

大川 また。

河合さん 水商売自体を悪く言うわけではないですが、親族の方が嫌がるケースはまだまだ多いんですよ......。ただ、飲食店の店員さんと恋に落ちて結婚する可能性は水商売ではなくてもありますよね。その場合は、そのまま表現しています。たとえば「新郎が働いている男気マックスな居酒屋で、新婦がお客さんとして来店したのが、運命の出会いの瞬間でした」などですね。

大川 じゃあ「新郎が新婦宅で下着泥棒をしていたところ、ベランダで目が合って恋に落ち、結婚した」とかの場合はどうしますか?

河合さん 伏せるに決まってるじゃないですか!(笑)

大川 いや、逆にアリかなと。

河合さん ナシです。

大川 なるほどそうですか、ようやくわかってきました。

河合さん ようやくわかってもらえましたか。

大川 やはりプロの司会者だと、新郎新婦にマイナスイメージが付かないようにきちんと配慮してくれるってことですよね。たしかに、知り合いにお願いすると酔っ払った勢いで余計なことを言いかねませんし。

河合さん そうですね。新郎新婦が主役ですから。

大川 以前、知り合いが司会をやった結婚披露宴に参加したのですが、花嫁さんを紹介するとき間違えて元カノの名前を言ってしまい、一部のテーブルだけ一瞬にして凍りついていました。

河合さん 記録に残る失言ですね......。

プロの司会者の予算感

大川 プロの司会者に依頼する場合の予算はいくらぐらいなんですか?

河合さん 一流ホテルで10~13万円。一般的なホテルであれば5万円からが相場です。各ホテルに司会者事務所が入っていて、大きなホテルは複数の司会事務所と契約しています。登録している司会者の中からお客さまに選んでいただきます。
※河合さんの相場ではなく、プロ司会者全般の相場です。

大川 河合さん、結構稼いでいるんですね。

河合さん お客さまがホテルに支払う金額ですから、そこから事務所を経由してお給料になりますので、全額私の収入になるわけではありません(笑)。

大川 でも、その予算でプロに依頼できるなら決して高くはないと思います。クオリティも安心感もありますし、知り合いに頼んで失敗したら、色々大変ですからね......。

河合さん そうですね。自分で言うのもなんですが、やはりプロに任せるべきだと思います。


クオリティと安心感が保証され、一流ホテルでも予算は10~13万円ほど。河合さんの話を聞いて、やはりプロの司会者に依頼するべきだなと強く感じました。

余談ですが、河合さんの司会は満足度が高く、担当した花嫁さんから二度目の結婚披露宴でも依頼があったそうです。スケジュールの都合で実現はしなかったそうですが、プロ司会者の偉大さを感じるエピソードですよね。

いずれは結婚式を......とお考えの皆さん、ご友人に頼んで大失敗を犯すリスクを取るより、安全・安心のプロ司会者をオススメします!

元記事で読む
の記事をもっとみる