1. トップ
  2. メイク
  3. 大人メイクは「ちゅるん系リップ」に気をつけて!すっぴん風 + 気合リップが、アンバランスに見えてしまうワケ

大人メイクは「ちゅるん系リップ」に気をつけて!すっぴん風 + 気合リップが、アンバランスに見えてしまうワケ

  • 2025.8.26

メイクはもちろん「本人の自由!」だけど

大人が気をつけるべき、トレンドメイクの“落とし穴”とは……
大人が気をつけるべき、トレンドメイクの“落とし穴”とは……

大前提として「どんなメイクをしようと本人の自由!」ではありますが、自分ではルンルン(死語)で仕上げたメイクが、周囲からは「うわ~。やば!」と映っていたら、やっぱり残念な展開です。そして、流行のメイクを取り入れているからといってオシャレに映るとは限らないのが、アラフォー世代の悲しいところ。自身も40代真っただ中である美容家の筆者が、うっかりやりがちな残念見えの“大人メイク”を解説します。

最近ありがちな「ちゅるん系リップ」は、唇にみずみずしさやツヤが瞬時に加わり、見た目にも“ちゅる~ん”と美しく仕上がることから、若い世代を中心に人気が集まっています。

ショップに行けばあらゆる「ちゅるん系リップ」の選択肢がそろっていて、どれも“今っぽ”なリップを狙える旬のアイテムに見えますよね。

けれども……!

他のパーツメイクがナチュラルなのに唇だけがやたらにギトギトしていると、アラフォー以上の世代は「下品」「がっつき?」などの悪い印象を醸しがちな面も否めません。

実は「すっぴん風+口紅だけ気合い!なメイク」は、20代や30代の頃ならそのアンバランスさがおしゃれに映っても、大人世代になると「全体的には手抜きなのに、口もとだけ妙な前のめり感がある」といったアンバランスなムードを強調しがちでもあります。

今の30代や40代以上が若かりし頃には「すっぴん風×真っ赤なリップ」がとてつもなくおしゃれで最先端だった時代もあるけれど、今「すっぴん風×ちゅるんリップ」でこれをそのままアレンジしてしまうと、おしゃれというよりもアンバランスな前のめりメイクに見えやすいというわけです。

大人のガツガツ感や前のめり感は下品な印象を醸す場合も少なくないだけに、品のあるメイクを意識したいシーンほど避けたいイメージでもありますよね。

アラフォー以上の世代が品格あるメイクで意識したい解決策は、「自然なツヤ」一択。

唇だけが悪目立ちして、ただのギトギトに見えやすい“過剰なちゅるん系”は避けて、リップバームや王道リップクリームで内側から発光系ツヤを狙うべし! です。

過剰なギトギトは“妙なやる気”を連想させやすい一方で、自然なツヤ感は健康的で品のある輝きを演出します。

もちろん唇以外のパーツメイクが“ちゅるんリップ”に匹敵するほど作り込まれていれば、アンバランスではありません。他のパーツも盛っている「ここぞ!」の勝負メイクならば「ちゅるん」を満喫するリップメイクもおおいにアリ◎。

しかし唇以外のパーツがナチュラル系ならば、唇も他のパーツと印象をそろえたほうが上品なメイクに仕上がります。

ちゅるん系のリップアイテムには美容オイルが配合されているものが多いため、実用面では乾燥を防ぎやすいメリットもあります。

しかしテクスチャーによっては、動作によって唇のキワに流れやすかったり全体的にハゲやすかったりするものもあるので、これが大人世代の清潔感を奪う理由にもなりがちです。

トレンドのコスメは、上手に使ってこそ満足度が上がるもの。せっかく仕上げたメイクが狙っているイメージとは違う仕上がりになっていそうなときには、使うコスメを見直してみるのがメイク上手への近道です◎。

(並木まき)

元記事で読む
の記事をもっとみる