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ウィリアム皇太子一家の新居「フォレスト・ロッジ」にクローズアップ

  • 2025.8.25
1750年代に建てられたフォレスト・ロッジ。
Forest Lodge1750年代に建てられたフォレスト・ロッジ。

ウィリアム皇太子キャサリン妃一家の“引っ越しの日”が近づいている。

『Times of London』を含む複数のメディアが、ウェールズ公夫妻がウィンザーのフォレスト・ロッジへ近々転居すると報じている。これは、現在の住まいであるアデレード・コテージを離れることに関する数週間にわたる噂を受けてのもの。以前の報道では、ウィンザー公の旧宅であるフォート・ベルヴェデーレが候補として挙がっていた。

しかし、夫妻は別の大邸宅を新居に選んだ。ウィンザー城周辺に広がる4,800エーカーの広大なウィンザー・グレート・パーク内に位置するフォレスト・ロッジは、1750年代に建てられた8ベッドルームのジョージアン様式の邸宅で、雄大な眺めと漆喰の柱をあしらったレンガ造りのファサードが特徴だ。「正面と裏側のどちらからも、森やグレート・パーク、ウィンザーの城と町、そして遠くの美しい田園地帯を望む、変化に富んだ眺望が楽しめる」と、ジェーン・ロバーツは1997年の著書『Royal Landscape: The Gardens and Parks of Windsor(原題)』で述べている。また、1800年代のフォレスト・ロッジに関する記述には、英国を代表する造園家であるハンフリー・レプトンによる庭園への言及もあった(ただし、現存するかは未確認)。そのほかにも敷地内には、テニスコート、パドック、小さな湖があり、邸宅の内部には、大理石の暖炉のある応接間と応接室がある。

ウィンザー・グレート・パーク内のフォレスト・ロッジ周辺。
Park Around Forest Lodgeウィンザー・グレート・パーク内のフォレスト・ロッジ周辺。

著名な王室メンバーにふさわしい邸宅として、長い間注目されてきたフォレスト・ロッジ。1970年代にはエリザベス女王からアン王女に贈られるという噂が流れ、2000年代にはアンドルー王子の元妻、セーラ・ファーガソンの住まいになる可能性が報じられたが、結局どちらも実現はしなかった。しかし、子どもたちが近くのランブルック・スクールに通うウェールズ公夫妻にとって、この場所はまさに最高と言えるだろう。

報道によれば、ウィリアム皇太子とキャサリン妃、そしてジョージ王子シャーロット王女ルイ王子の3人の子どもたちは、クリスマス頃にフォレスト・ロッジに転居予定だという。ホリデーシーズンに合わせて、ウェールズ公一家の新居での生活が始まる見込みだ。

Text: Elise Taylor Translation: Motoko Yoshizawa

From VOGUE.COM

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