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8月の平均気温22度。リゾナーレ八ヶ岳で叶える、大人のための避暑【2泊3日 ウェルネスの旅】

  • 2025.8.15

自分をほどくための場所。避暑地で体をととのえる体験を

新宿から特急あずさで約2時間。到着したのは、清涼な空気とともに迎えてくれる八ヶ岳山麓。アプローチに足を踏み入れると、山岳リゾートを彷彿とさせる石畳の回廊が目に飛び込んでくる。今回の滞在の舞台は、リゾナーレ八ヶ岳。木の温もりとワインカラーに染められた客室で、窓を開け放てば、高原の風が優しく流れてくる。

初日は、林の中に設置された森のサウナでじんわりと体を整えることからスタート。八ヶ岳の冷涼な外気を感じながらの外気浴は、まるで自然と一体化するような感覚。心身がゆるやかに解きほぐされたところで、ホテルのモールにある八ヶ岳ワインショップへ。山梨・長野を中心とした日本ワインのラインアップを眺め、自身の直感で選んだグラスを味わうひととき。

ワイナリーを訪れ、ワインを深く楽しむ

この滞在のメインテーマがワインとウェルネス。到着後、ホテルが提携するワイナリー「小牧ヴィンヤード」へ足を伸ばす。八ヶ岳の清涼な気候と土壌が育むブドウを使ったワインのテイスティングは、どこか瞑想的ともいえる時間。作り手の哲学と土地の風土がグラスに詰まっており、一口ごとに五感が研ぎ澄まされていく。

そして、夜の楽しみは、施設内にあるイタリア料理レストランOTTO SETTE(オットセッテ)にて。レストランコンセプトは、「Vino e Verdura(ヴィノ エ ヴェルドゥーラ)」。意味は、イタリア語でワイン(Vino)と野菜(Verdura)。八ヶ岳の旬を取り入れた野菜中心のフルコースと、同じく山梨のワイナリーを中心に構成されたペアリングが織りなすアーティーな美食の時間。トマトと桃の冷製カッペリーニには、甲州ワイン「ドメーヌ・ジン ヴィオニエ」をあわせて。ジャスミンのような芳醇な香りと、ほのかに広がる甘味がパスタを引き立てる。デザートの桃と赤紫蘇のセミフレッドには、ホテル近隣にある小野田葡萄酒造の「夏色ドルチェ」と名付けられたデラウェアの香りが可憐なデザートワインが供されて。一皿どれもが料理とワイン、そして八ヶ岳という土地に対する敬意が。

乗馬の町で、自分の体幹と鼓動を知る

体を動かすウェルネスな体験も。この地域は日本有数の乗馬の聖地として知られ、初心者から経験者まで楽しめるホーストレッキングが充実している。馬の呼吸と、自分の鼓動がシンクロするような感覚。体幹と姿勢を整え、呼吸を深くし、馬の体温を感じながら歩む1時間。小淵沢の深い森の静けさに包まれながら進むライディングは、瞑想に近い癒しの体験だ。

都会の喧騒から逃れるだけでなく、自分自身と丁寧に向き合い、五感を整える。リゾナーレ八ヶ岳は、そんなウェルネスを求める大人たちの避暑地として、今の季節にこそ訪れたい場所だ。涼やかな空気の中で、ワインの奥深さを知り、料理との対話を楽しみ、馬と心を通わせる——。そんな2泊3日の旅で、心身を心地よくチューニングしてみては。

リゾナーレ八ヶ岳 https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/risonareyatsugatake/

山梨県北杜市小淵沢町129-1 1泊 25,000円〜(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込 アクティビティは別途)

Editor:Kyoko Muramatsu

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