1. トップ
  2. おでかけ
  3. 【目黒】和のあかり×百段階段2025~百鬼繚乱~@ホテル雅叙園東京9月23日(火・祝)まで

【目黒】和のあかり×百段階段2025~百鬼繚乱~@ホテル雅叙園東京9月23日(火・祝)まで

  • 2025.8.23

ホテル雅叙園東京では9月23日(火・祝)までの期間限定で、館内に有する東京都指定有形文化財「百段階段」にて、「和のあかり×百段階段2025~百鬼繚乱~」が開催されています。

出典:リビング東京Web

会場入り口

今回で10回目を迎える大人気イベント「和のあかり×百段階段」。

2025年のテーマは《百鬼繚乱》。「百鬼繚乱」と聞くと少し怖いイメージを抱くかもしれませんが、そこはさすがホテル雅叙園東京。怖さだけでなく、美しさ、ユーモア、幻想が入り混じる“鬼たちの宴”が、七つの歴史的な部屋で繰り広げられます。

百鬼が織りなす多彩な世界観

展示されている鬼たちは、日本各地の伝説や民話をもとにしたものから、現代アートとして再解釈されたものまでさまざま。

出典:リビング東京Web

「草丘の間」 会場展示風景

各部屋では異なる作家たちが演出を手がけており、まさに「バラエティ豊かな百鬼繚乱」。一歩進むたびに、まったく違う“鬼の世界”に引き込まれていきます。

出典:リビング東京Web

「草丘の間」 会場展示風景

菅原道真をモチーフにした迫力のねぶた鬼

中でもひときわ目を引くのが、「漁樵の間」でのねぶたの技法を用いた鬼の展示。

出典:リビング東京Web

「漁樵の間」会場展示風景

学問の神様として知られる菅原道真の怨霊伝説をモチーフにした巨大なねぶた鬼は、迫力満点でありながら、どこか哀しげな眼差しが印象的です。

出典:リビング東京Web

「漁樵の間」 会場展示風景

文化財「百段階段」の部屋ごとの演出が圧巻

会場は、昭和初期に建てられた文化財建築。全7部屋が階段廊下でつながれ、それぞれ趣の異なる天井画や装飾が施された贅を尽くした空間です。

出典:リビング東京Web

会場展示風景

星光の間では囚われた姫君が連れてこられたのは、酒吞童子の酒宴。 鬼の聖地-大江山に住まう帝王。今宵も酒宴が催され、優雅で荘厳な雰囲気に満ちた城には、圧倒と絶望の空気が漂っています。

出典:リビング東京Web

「星光の間」 展示風景

本展では、各部屋の装飾や天井画も見どころのひとつです。 頂上の間では、鬼がいなくなった現世の平穏な景色の象徴として、ゆったりと文化財を泳ぐ色鮮やかな錦鯉の群れを「紙にしきごい」で表現されています。微細な切り絵加工でデザインされたパーツを組み合わせた美しい作品が文化財空間を優雅に泳ぎます。

出典:リビング東京Web

「頂上の間」 会場展示風景

そんな歴史ある空間に現代のアートが融合することで、唯一無二の“異界体験”が味わえます。

鬼=怖いだけじゃない!ユニークでかわいい鬼も登場

怖さだけでなく、どこかクスッと笑えるようなユーモラスな鬼や、子どもたちにも人気が出そうな“かわいい鬼”も多数展示されています。

出典:リビング東京Web

「静水の間」 展示風景

写真映えするスポットも多く、家族連れやカップルにもおすすめです。 思わず写真を撮りたくなるようなユニークな表情の3D鬼人形も登場し、来場者の注目を集めています。

出典:リビング東京Web

「静水の間」 展示風景

一時休館前最後の企画展!

和の伝統と現代アートが融合した「和のあかり×百段階段2025」。 “百鬼繚乱”というテーマのもとに集まった個性豊かな鬼たちは、怖いだけでなく、美しく、そしてどこか心に残る存在です。 ホテル雅叙園東京は2025年10月1日より一時休館予定となっているため、訪れるなら今がチャンスです! ぜひ、会場でその迫力と繊細さを体感してみてください。

※写真撮影はOKですが、フラッシュ撮影や三脚の使用は禁止されています。マナーを守って楽しみましょう。

元記事で読む
の記事をもっとみる