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【漫画】入園準備や送迎スタイルも全然違う!日本とヨーロッパの“幼稚園生活のギャップ”に驚き

  • 2025.8.18
漫画「日本vs欧州幼稚園 比較してみた」のカット(むしょこさん提供)
漫画「日本vs欧州幼稚園 比較してみた」のカット(むしょこさん提供)

コンテンツクリエイターのむしょこさんの漫画「日本vs欧州幼稚園 比較してみた」がインスタグラムで300以上の「いいね」を集めて話題となっています。

オーストリア在住で子育て中の作者。入園前の準備や送迎スタイルなど、日本と欧州の幼稚園の違いに驚くことが度々あって…という内容で、読者からは「勉強になりました!」「それぞれ国の個性が出ていていいですね」などの声が上がっています。

日本はきちんと、欧州はのびのび

むしょこさんは、インスタグラムで作品を発表しています。むしょこさんに作品について話を聞きました。

Q.今回、漫画「日本vs欧州幼稚園 比較してみた」を描いたきっかけを教えてください。

むしょこさん「2024年の夏から『海外生活あるある』シリーズを投稿しています。私自身、幼稚園に通う子どもが2人いるので、オーストリアの幼稚園にはだいぶ慣れてきたつもりです。でも、SNSなどで見る日本の幼稚園の様子とは、『えっ、全然違う!』と驚くことが多くて。その違いをまとめてみたくなったのが、今作を描いたきっかけです」

Q.最も印象に残っている違いは何ですか。

むしょこさん「一番驚いたのは、日本の幼稚園での『慣らし保育』がとてもスピーディーなことです。うちの長女のときは、最初は15分からスタートして、完全に通えるようになるまでに1カ月近くかかりました。でもコメントを見ている限り、欧州でも一概に時間がかかるとも言えないようです」

Q.日本と欧州の幼稚園、それぞれのよさはどのようなところに感じますか。

むしょこさん「日本はルールがしっかりしていて、そのルールを守っていれば安心感があります。反面、ちょっと窮屈に感じる場面もあるかもしれません。帽子や名札などの日本独特な感じが、かわいくて私は好きですね。また幼稚園バスの文化も、とても便利で素晴らしいと思います。一方で、オーストリアの幼稚園は、全体的にルールがゆるいです。行事も少ないですし、その分、自由でストレスが少ないのですが、逆に曖昧さが気になることもありますね」

Q.逆に「これはしなくても…」と、マイナスに感じている部分はありますか。

むしょこさん「欧州の幼稚園でいうと、誕生日にマフィンなどのお菓子を持っていかないといけない文化ですね。日本の幼稚園での誕生日会がどのような感じか詳しくは分からないのですが、さすがにお菓子の持ち込みはしないですよね。市販の物でもOKですが、『デコレーションはした方がいい』みたいな空気があり、地味に大変なんです。ちなみに、長女が日本の幼稚園に体験入園したことがありますが、とてもいい印象でした。短期だったので必要な物は貸してもらえましたが、実際に全てをそろえるのは大変そうだな、と感じました」

Q.今、幼稚園に「こんなことがあったらいいな」と感じていることはありますか。

むしょこさん「小学校みたいな『授業参観』です。こっそりでもいいから、子どもたちが普段どのように過ごしているのかを見てみたいです。また、日本の幼稚園にある『連絡帳』の文化は、手間もかかるし大変なのですが、子どもの様子を知るにはとてもありがたい仕組みだなと感じています。欧州ではそういう物がなく、基本は『今日もいい子だったよ』みたいな一言コメントだけなんです」

Q.漫画「日本vs欧州幼稚園 比較してみた」について、どのようなコメントが寄せられていますか。

むしょこさん「『日本の幼稚園っていいな~』という声もありましたし、『欧州は用意する物が少なくて楽』というような声もありました。私自身も、『どちらがいい、悪い』と言いたいわけではなく、ただ比較してみたかっただけなので、いろいろな反応をいただけてうれしかったです。アメリカでは慣らし保育がないというお話も聞けて、いろいろな国の事情を知れたのも面白かったですね」

オトナンサー編集部

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