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【天神】え!こんなところに?!都会のビルにある秘密のパフェバーに潜入!

  • 2025.8.15

こんにちは!福岡リビングインターンシップ生の山下です!

今回は7月にオープンし話題沸騰中、住所非公開の完全会員制パフェバー「Remake easy(リメイクイージー)博多天神」に取材に行ってきました。

Remake easy(リメイクイージー)とは 

Remake easyとは、全国7ヶ所(東京3店舗、名古屋、大阪、札幌、福岡)に展開している、ひっそりとたたずむ大人の隠れ家のようなパフェバー。騒がしい都会の空気とは一転して静かな空間で、非日常の体験ができます。 各店舗ごとにコンセプトが異なり、博多天神店は茶室をイメージした落ち着いた内装でした。照明やカウンター席などのインテリアには和紙が使用されていて、細部までのこだわりが印象的でした。

出典:リビングふくおか・北九州Web

茶室をコンセプトとした落ち着きのある空間

出典:リビングふくおか・北九州Web

全18席の店内にはカウンター席に加えてゆったりくつろげるソファー席も

 Remark easyのパフェが好きすぎて転職した店長さん

博多天神店の店長の沼田さんは、3年間、渋谷のRemark easyの会員として「自分のご褒美に」お店に通っていたそうで、パフェが好きすぎて転職し、故郷に近い福岡の店長に志願されたのだそうです。店長さんが全力でおすすめするパフェ…どんなにおいしいか楽しみです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

沼田さんに詳しくお店のお話を聞くことができました。

まず、このお店の最大の特徴である「住所非公開」と「会員制の導入」にはきちんとした理由があるということです。 一号店の渋谷店がオープンしたのはコロナの時期。人との交流が薄れていく中で、どうにか感染症のリスクを低減しながらも交流の場を提供できないかということで会員制の導入が決定したそうです。また会員制にすることにより、ある程度仕入れの数が予想できるため、農家の方との契約がスムーズにでき、双方にメリットのあるWin-Winの関係が築けることもあります。 住所非公開に関しては、隠れ家的な要素が欲しかったからだそうです。 隠れ家的な要素は、店名の由来に関係しています。パフェは元々フランス語の“parfait”(完璧なデザート)を意味する皿盛りのデザートでした。しかし、日本に輸入されると喫茶店文化寄りになり安価な食材で手頃に食べられることが多くなりました。Remake easyCEO兼プロデューサーの林巨樹さんはだんだん本来の意味が薄れてきているパフェの現状を危惧し、食べ物としてリメイクしたいという思いがあったそうです。さらに、アメリカの禁酒法時代に使われていた「Speak easy(お酒を売る密売所)」にちなんで「Remake easy」と名付けた、ということでした。

提供メニューのパフェにはペアリングドリンクがあり、アルコールとノンアルコールのどちらも用意されています。林さんはアルコール特有の揮発性の香りとパフェの香りを合わせるのが得意なため、迷ったらアルコールの方をおススメしているとのことでした。

会員であれば最大で3名の非会員も同伴できるため、デートや誕生日に家族と一緒に利用する方が多いようです。もちろん、自分へのご褒美としてひとりで来店される方も多く、特に甘党の男性からは会員制であるので周りからの視線を気にすることなくパフェを楽しめる場所として重宝されています。

現在の7店舗のほか、京都でデザートコースを月1回開始。パフェという「完璧なデザート」と、和の「不完全なものを良しとするわびさび」の精神をうまく融合させ、海外展開も視野に入れた挑戦を続けています。

季節限定パフェ&ペアドリンク、いざ実食!

博多天神店のパフェのメニューは3種類。全店共通のパフェ、博多天神店限定のパフェ、そして季節限定パフェです。

実際に、毎月変わる季節限定のパフェとペアドリンクをいただきました。これは毎年ラインナップが変わるため一度食べたら二度と食べることができないかもしれない、パフェとの一期一会が特徴的です。今月は「桃とペルーカカオの夏のビーントゥバーチョコレートパフェ」と「桃とカカオのアールグレイティーソーダ」です。どちらも旬の白桃を使用していて、フレッシュさをダイレクトに味わうことができます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

実際に目の前で作っていただけるので、ワクワクが止まりません

まずは、パフェから。

出典:リビングふくおか・北九州Web

ほのかにベルガモットの香りがして食欲をそそります。使用しているカカオは、豆ではなく果肉「カカオパルプ」を使用することで桃との相性が抜群に。それぞれの層で食感が異なるため飽きることがなかったです。クリームの下には、桃のアイスが。食べてみるとソーダのようなシュワッとした食感でペアドリンクにぴったりでした。パフェは重たくて完食できないというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、あっさりとした爽やかなペアドリンクがあるので、濃厚なパフェもペロッと食べることができます。

カカオと桃は珍しい組み合わせで、正直合うのかな…と半信半疑でしたが実際に食べてみると不思議なことにとてもマッチしていて驚きました。

各店舗にはそれぞれ限定のパフェがあり、博多天神店では「日本茶とマンゴーのティラミスパフェ」が提供されています。 このパフェには八女茶と宮崎県産のマンゴーを使用し、香り付けには長崎県産の日本酒が使われています。まさにこの店舗にふさわしい一品です。 日本茶とマンゴーとはこれまた珍しい組み合わせですが、Remark easyで過去に行われた「パフェ総選挙」では2年連続でナンバーワンに選ばれたこともあるそうです。

お店のパフェを初めて食べる方には、通年提供されている「いちごの花畑パフェ」がおすすめです。お店のシグネチャーパフェとして、強いこだわりが詰まっているそうです。

8月は会員以外も食べられる、1日10食限定のスペシャルメニューが

また8月は、「果実×リキュール」をテーマにした“夏の涼菓”『大人のかき氷』を各日10食限定・2時間限定(完全予約制)で会員でない方も楽しめるとのことです!

8月15日までの期間限定のかき氷を試食させていただきました。 ※記事中の価格は税込みです

こちらは「夏苺×アマレット」(1800円)。

出典:リビングふくおか・北九州Web

このかき氷は別添えでアルコールが入ったソースがあるため味変して楽しむことができます。イチゴを凍らせたものを削りかき氷にしているので、まるでイチゴそのものを食べているかのような感覚に陥りました。写真の左側にあるバニラアイスはフランスから直接輸入したものを使用しているそうで濃厚でした。また、右側にある白いものは焼いたメレンゲでクッキーのような食感でした。かき氷にかかっているクリームがとてもクリーミーで、さっぱりとしたイチゴと相性抜群でした。

8月15日まではこの「夏苺×アマレット」と「シャインマスカット×エルダーフラワー」(2100円)、16日からは「スイカ×ボタニカルジン Pastèque & Gin botanique」(1800円)、「パイナップル×ラム Ananas & Rhum」(2100円)にラインナップが変わるとのことで、つい全種類制覇したくなります。

かき氷は、1日10食限定で15時~17時の時間帯で提供されているので出会えたらラッキーです!ぜひ公式Xをチェックしてください。

こんなパーフェクトなパフェやかき氷、食べたくなりましたよね?最後に、気になる会員になる方法についてです。以前は先着順での案内でしたが、わずか数分で定員に達したため、現在は抽選制に変更されています。 SNSなどで不定期に募集があるそうなので、気になる方はこまめにチェックすることをおすすめします!

Remake easy(リメイク イージー) 博多天神
■住所:非公開 福岡市中央区天神
■営業時間:平日 17:00~24:00 (L.O.23:00) 休日 13:00~24:00 (L.O.23:00)
■公式 Instagram:https://www.instagram.com/remakeeasy/
■公式X:https://x.com/remakeeasy_

※20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています

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