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「視界に入るな低学歴!」暴走部長の暴言に、本社長が放ったまさかのひと言とは

  • 2025.8.16

私はただ今35歳。現在は、大手外資系企業の日本支社に勤めています。実は私、日本での学歴は中卒なのですが、英語は大得意。入社以来英語に関しては頼られることも多く、新人がする事務や資料作成のほかに、本社とのやりとりや翻訳も担当するように。しかし、部長は根っからの学歴主義だったのです。

部長の嫌がらせが日常化

直属の上司であるA部長は、私を目の敵にしています。理由はただ1つ、私が中卒だから。ことあるごとに「ただの中卒が浮かれていたら困る!」と嫌みを言い、「低学歴がわが社にいられるのはただの幸運。私が厳しく指導しているおかげでミスや失敗もないんだぞ」と、日常的に私を見下すのです。

私は、スルー術を身に着けたつもりでいたのですが……。ある日、彼の嫌がらせは一線を越えました。

それは、アメリカ本社から経営者のB社長が視察に来るという知らせがあったときのこと。社内は騒然となりました。英語が得意な私も、今こそ役に立てればと頑張るつもりでいました。ところがA部長は私を呼び出し、「君は当日、有給休暇を取れ。中卒はわが社の恥になる」と命令したのです。

「そんな……。学歴ではなく、今の私の仕事ぶりを見てください!」と訴えても、「これは業務命令だ」と一方的に話を打ち切られました。

逆転作戦を考案?

家に帰ると、両親は私の異変にすぐ気付いてくれました。

「どうしたの、元気がないみたいね?」と聞かれた私は、ついにこれまでのA部長の仕打ちを打ち明けました。話を聞いた両親は激怒。

「そんな扱いをするなんて、今どき時代錯誤もはなはだしい!」と父が言い、母も「B社長が来るっていうなら、あんた、視察日には絶対に行かなくちゃ。ついでに私たちも行くよ!」と断言したのです。

私は戸惑いながらも、「社内に入らなきゃいいんでしょ?」という母の言葉に背中を押されて行動を起こすことにしました。

そして家族で、「会社前で待ち構える作戦」を練ったのです。「これなら……。うん、いけるかも!」

私は、久しぶりに心の底から笑っていました。

視察当日!

視察当日、私たちが会社の前に立って待っていると……。やって来たA部長が私を見て怒鳴り散らしました。「お前、恥さらしの中卒は来るなと言っただろう!」と。

とそのとき、アメリカ人のB社長がやって来ました。しかも、私を見つけて満面の笑み。真っ先に駆け寄ってきてさわやかにハグまでしてくれました。私もハグをしながら、「ビジネススクール以来ね」と英語で笑いかけました。そして私の両親も、B社長と旧友のように再会を喜び合ったのです。

そんな私たちを見てA部長はあぜん。完全にフリーズしていました。

実は、私は日本での学歴は中卒ですが、その後独学で努力を重ね、米国へ留学。ニューヨークでビジネスを学び、そのときに知り合ったBが今の会社の社長をしているということで、引き抜かれて入社したのです。

後日……。社員たちの証言とB社長の判断により、A部長への調査がスタート。その結果、彼は私以外にも中卒や高卒の社員に対して横暴な態度を取っていたことが判明しました。こうしてあらゆるハラスメントに相当する言動が明らかになり、A部長は降格の上に地方支社へ転勤となりました。

一方の私は、B社長直々の推薦で異例のスピード出世。新部長として、実力主義の公正な評価制度を導入し、職場環境も劇的に改善しました。初来日後、日本が大好きになったB社長をあちこちに案内するお手伝いもしています。

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学歴だけで人を見下すなんてもってのほか。実際の仕事ぶりや人柄は、それだけでは計れないですよね。学生時代の友人と社会人になっても良好な関係を続けられるなんて、とてもすてきですね。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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