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「あの衝撃は一生忘れない」最終回が“急きょ放送中止”する異例事態が勃発…だけど「かなり好きなドラマ」称賛殺到の傑作

  • 2025.9.13

テレビドラマのなかには、視聴者を虜にしながらも、物語の途中で幕を閉じたかのように見える作品が存在します。今回は、そんな“打ち切りが囁かれた名作ドラマpart2”5選をセレクトしました。

本記事では第2弾として、2001年放送のドラマ『ウソコイ』(フジテレビ系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“打ち切りが囁かれた名作ドラマ”『ウソコイ』

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ドラマの制作発表に出席した仲間由紀恵(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『ウソコイ』(フジテレビ系)
  • 放送期間:2001年7月3日~9月11日(9月17日)

あらすじ

カメラマンの鈴懸彰(中井貴一)は、資産家のお嬢様であるフィアンセ・杉野恵美(仲間由紀恵)との結婚を控え、幸せの絶頂にいました。しかし、まさにその結婚式当日、友人である角田良一(生瀬勝久)から「お前はもう結婚している」という衝撃の事実を告げられます。彰の戸籍上の妻は、会ったこともない外国籍の女性・フェイ・リン(フェイ・ウォン)だというのでした。

何も知らずに幸せを夢見る恵美を前に、自分が偽装結婚に巻き込まれたことを知った彰。彼はこの絶体絶命の危機を乗り越え、本当の愛を手にすることができるのでしょうか―。

ドラマ『ウソコイ』の見どころ※ネタバレあり

実力派俳優と国際色豊かなキャストの共演で注目されたドラマ『ウソコイ』は、全12話の予定から再編集によって1話短縮された全11話で放送を終えました。放送後に発売されたDVD-BOXには、テレビでは未放送となった12話が“インターナショナルバージョン”として収録されています。そのためSNSなどでは、本作が打ち切りになったのではないかという噂が流れることになったようです。

一方で、「共感して大号泣したドラマ」「かなり好きなドラマ」など、作品への共感や高い評価も多数寄せられています。安定した将来を約束された結婚と、予期せぬ出会いによって動き出した恋心の間で葛藤する主人公の姿を通じて、「本当の幸せとは何か」や「人生で大切なものは何か」を視聴者に問いかけます。コミカルな展開も多いなかで、人生の機微や大切なメッセージが込められている点が、今なお多くの人々の心に残る理由のひとつと言えるでしょう。

「あの衝撃は一生忘れない」歴史に残る大事件で最終回が放送中止に

2001年に放送され、中井貴一さんと香港のスター、フェイ・ウォンさんが共演したことでも話題となったラブコメディドラマ『ウソコイ』。ひょんなことから始まった“嘘”の関係が、やがて真実の愛に変わっていく様子を描いた物語は多くの視聴者を魅了しました。

2001年9月11日、2人の恋の結末を多くのファンが見守っていた最終回の放送日。物語がクライマックスに差しかかったその時、テレビ画面に映し出されたのは「アメリカ同時多発テロ事件」の発生を伝える緊急報道。ラブコメディの幸せな結末を期待していた視聴者たちが目の当たりにしたのは、信じがたいほどの衝撃的な映像でした。9月11日の最終回は放送延期となり、翌週の9月17日15時から改めて全編が放送されました。

放送から20年以上が経った今でも、9月11日になるとSNSでは「突然ニュース速報が入ってドラマは中断」「突然ドラマが中断して中継が始まった……あの衝撃は一生忘れない」といったコメントが投稿されています。ドラマ『ウソコイ』は多くの人にとって、「9.11の記憶」と強く結びつく一作であると同時に、ラブコメディとしての普遍的な面白さと温かさを伝えた作品としても、いまなお語り継がれています。

まだドラマ『ウソコイ』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“1つの嘘から始まったちょっぴり切ない大人のラブコメディ”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です