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「打ち切り?」「どうなっちゃうの…」“打ち切り疑惑”が浮上し視聴者騒然…だけど「感無量」“制作陣の対応”に称賛相次ぐ名ドラマ

  • 2025.9.12

テレビドラマのなかには、視聴者を虜にしながらも、物語の途中で幕を閉じたかのように見える作品が存在します。今回は、そんな“打ち切りが囁かれた名作ドラマpart2”5選をセレクトしました。

本記事では第1弾として、2020年放送のドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“打ち切りが噂されるドラマ”ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』

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特別試写会に参加した女優の松岡茉優(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)
  • 放送期間:2020年9月15日~10月6日

あらすじ

おもちゃメーカーの経理部で働く“清貧女子”の九鬼玲子(松岡茉優)は、モノにも恋にも一途な女性です。ある日、一年越しに購入を決意した豆皿を、目の前で派手な男に買われてしまいます。その男は、玲子が務める会社の御曹司・猿渡慶太(三浦春馬)でした。

後日、浪費が原因で経理部に異動してきた慶太の指導係に、玲子は任命されてしまいます。価値観が正反対の2人は対立しますが、ひょんなことから玲子の家に慶太が住み込むことになり、彼の意外な一面を知るのでした。

そんななか、2人は会社の備品が不正に転売されている事件に気づきます。営業部の後輩・板垣純(北村匠海)への疑いが深まるなか、玲子と慶太は協力して真相を追うことになり、2人の関係も変化していくのでした―。

ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』に集まった声

ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』は、松岡茉優さん演じる清貧女子と故・三浦春馬さん演じる浪費男子のラブコメディとして、放送前から多くの注目を集めていました。しかし、撮影途中で三浦さんが急逝するという胸が張り裂けるような事態に見舞われ、一時は放送自体が危ぶまれました。突然の訃報に、ファンからは悲しみの声と共に「お蔵入りさせるべきではない」「打ち切り?」「どうなっちゃうの…」といった、本作の放送を願う声や不安の声が数多く上がりました。

多くのファンの声に後押しされる形で、制作陣は放送中止という選択ではなく、当初の予定を変更して全4話で物語を完結させるという大きな決断を下しました。残されたキャストとスタッフが想いを一つにし、脚本を再構築して作り上げられた本作。視聴した方からは「完結という形での終わりは本当に素晴らしかった」「しっかりと終わらせてもらえたことに感謝」「感無量」といった、制作陣の尽力に対する称賛と感謝のコメントが相次ぎました。

ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』の見どころ※ネタバレあり

ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』の見どころは、お金に対する価値観が正反対の2人が、同居生活を通して互いの価値観を理解し、惹かれ合っていく心温まるストーリーです。魅力的なキャラクターたちが織りなすキュートな掛け合いが心地よいだけでなく、お金の使い方を通して自分にとっての豊かさとは何かを考えさせられるのも魅力です。SNSでは「ドスライクドラマ」「お金っていう一番近しいものの尊さに気付かされた」といった高い評価が寄せられました。

まだドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“ドケチな清貧女子と超浪費男子が織りなす痛快ラブコメディ”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です