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「地上波ギリギリ」「とんでもないドラマだ…」“あまりの濃厚シーン”に視聴者騒然…だけど「観て良かった」“体当たり演技”光る逸作

  • 2025.9.14

ドラマのなかには、テレビで放送できたことさえ驚かされるほどの挑戦的な作風の作品も数多くあります。常識や倫理観を揺さぶるような演出やストーリーは、多くの視聴者にインパクトを与えました。今回は、そんな“地上波放送がギリギリのドラマpart2”5選をセレクトしました。

本記事では第4弾として、2023年放送のドラマ『アカイリンゴ』(ABCテレビ系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“地上波放送がギリギリのドラマpart2”ドラマ『アカイリンゴ』

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制作発表会見に出席した川津明日香(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『アカイリンゴ』(ABCテレビ系)
  • 放送期間:2023年1月22日~3月26日

あらすじ

ムラタコウジさんの同名漫画を原作に、朝日放送テレビで放送された実写ドラマ。

夜の営みが法律で禁止されてから15年が経った日本。犬田光(小宮璃央)は、父と同じ性行為取締官になることを夢見て、性への嫌悪感を抱く優等生です。光は、幼馴染みの水瀬優(川津明日香)と勉学に励む真面目な日々を送っていました。

しかしある日、光は非合法のセックスクラブに足を踏み入れ、そこで憧れの清純派女優・宇宙美空(新條由芽)の淫らな姿を目撃してしまいます。さらに美空がクラスに転校してきて以来、光はこれまで感じたことのない衝動に戸惑い始めました。

理性と本能の間で揺れ動く光は、やがて社会の裏に潜む巨大な組織の陰謀へと巻き込まれていくのでした―。

ドラマ『アカイリンゴ』の見どころ※ネタバレあり

ドラマ『アカイリンゴ』は、その過激で挑戦的な内容で大きな反響を呼びました。夜の営みが法律で禁じられた世界という設定のなかで、年齢制限が付いてもおかしくないほどの濃厚シーンが描かれています。そのあまりに大胆な内容から、SNSでは、「地上波でこれ大丈夫なん?」「地上波ギリギリ」「とんでもないドラマだ…」といった、地上波放送の限界に挑む姿勢に驚きを示すコメントが相次ぎました。

一方で、「設定が面白い」「皆さんの演技と流れる音楽が最高」といった、ドラマとしての質の高さを評価する声も多数寄せられていました。法律で禁じられた性をめぐる斬新かつ意外性抜群の展開に、「次はどうなるんだろうとワクワク」というコメントも。過激な描写が目立ちがちな本作ですが、視聴者を惹きつけて離さない中毒性の高い物語や目を引く演出など、見どころや魅力が詰まった作品です。

戦隊ヒーロー俳優が挑んだイメージを覆す体当たり演技

大きな話題を呼んだドラマ『アカイリンゴ』。その過激なテーマ以上に視聴者を驚かせたのが、子ども向けヒーロー番組『魔進戦隊キラメイジャー』でキラメイレッドを演じた小宮璃央さんが主人公・犬田光を演じたことです。

爽やかなヒーローのイメージから一転、本作で小宮さんは体当たりシーンにも挑み俳優としての新境地を開拓しました。この大きな挑戦に対し、小宮さんは“日経クロストレンド”が連載するZ世代の主役候補を紹介する“ネクストブレイクファイル”のインタビューで次のように語りました。

この作品で、確実に殻は破れましたね(笑)。そもそもラブシーンを演じる機会も少なかったので、知らなかった世界を知って、芝居によい伸びしろができたのかなと思います出典:『ネクストブレイクファイル第35回「小宮璃央 刺激的な設定と描写のドラマで自らの可能性を広げる」』日経クロストレンド 2023年3月10日配信

自身の“殻”を自ら打ち破り、未知の領域へ飛び込んだ今回のドラマ出演。そんな挑戦を、小宮さんは俳優としての伸びしろを得るための経験として見事に難役を演じ切りました。

まだドラマ『アカイリンゴ』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“法と本能の狭間で欲望に溺れていく若者たちの姿”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です