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「1回でいいから観て」「こんな映画初めて…」“圧倒的な脚本力”に称賛の嵐…「日本一」出演俳優の“圧巻の快演”に称賛相次ぐ逸作

  • 2025.9.13

絶望と苦渋が混じる作品は、強く印象に残りますよね。今回は“忘れられない邦画作品”5選をセレクトしました。

本記事では、第2弾として映画『鬼が笑う』をご紹介します。この映画は、2022年公開。とある兄弟が、監督・脚本を担当しています。差別、偏見など見過ごしたいけど確実にある闇の世界を、リアルに描きます。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

映画『鬼が笑う』どんな作品?

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日テレの新ドラマの会見に登場した岡田義徳(C)SANKEI
  • 作品名(配給):『鬼が笑う(ラビットハウス、ALPHA Entertainment、MINO Bros.)
  • 公開日:2022年6月17日

あらすじ

石川一馬(半田周平)は、毎日父親から暴力を受けている母と妹を助けようと、父を殺してしまいます。罪を償い、社会復帰を目指し、更生保護施設で過ごしますが「人殺し」と責められ、完全にレッテルを貼られてしまいました。助けたはずの妹と母親さえも自分を犯罪者扱い…生きる希望を完全に見失った一馬。

ある日一馬は、職場の工場でいじめを受けている外国人労働者を見かけます。一馬も巻き込まれてしまいますが、中国人労働者の劉(梅田誠弘)が、なりふり構わずいじめを止めに入ります。その姿を見て感銘を受けた一馬は、劉との交流を深めながら、自分の幸せをもう一度掴もうと進んでいく決意をしますが…。

圧倒的な脚本に「1回でいいから観て」※ネタバレあり

映画『鬼が笑う』は、悲劇、絶望、苦渋などの言葉が出るような作品。胸糞悪さを感じる人もおり、SNSで話題を呼んでいました。

「ここまで救いのない物語があっていいの…」などの声が集まっています。映画のタイトルにも「魂を揺さぶる衝撃作」とあるように、多くの人の心に深く残る作品です。

日本の社会の中で起きている差別や偏見などを題材に取り上げたストーリーで、胸糞悪さを感じながらも、その圧倒的な脚本に「絶対に観るべきです」「1回でいいから観て」「こんな映画初めて…」という声もありました。

岡田義徳のずば抜けた快演

映画『鬼が笑う』に、岡田義徳さんが出演しています。「岡田義徳さんがまじでクズ」「こういう役をやったら日本一」などの声が集まっています。

岡田さんは近年、お子さんが生まれたこともあってか、さらに優しい雰囲気を纏っているのが印象的です。しかし、今回の映画の役柄は、ブラック社長で強烈に嫌な役柄。

岡田さんの元々の顔つきには、人柄の良さが染み出ている分、ギャップのあるブラック社長に怖さを感じるほどです。岡田さんの演技に迫力を感じた人も多いのではないでしょうか。

話題動画の背景に映画『鬼が笑う』のポスターが?

映画『鬼が笑う』のポスターを意外な場所で発見したSNSユーザーがいました!意外な場所とは、今話題の“こねこフィルム”が投稿した動画の背景です!

「え、これまでも貼ってた?」と驚いているユーザー多数いました。映画主演の半田さんが出演している“こねこフィルム”の『年齢確認最終章』で、コンビニの壁にポスターがしっかり貼られています。

ちなみにこのことは、Xの公式アカウントでも紹介されており、次のように感謝していました。

「こねこフィルム」をきっかけに、映画『鬼が笑う』を知ってくださった皆さま、ありがとうございます
出典:映画『鬼が笑う』公式|劇場上映8ヶ月間→2024/4/19サブスク配信解禁 X 2025年4月19日

“こねこフィルム”でおなじみの半田さん。実は、三野兄弟の映画1作目にも登場しています。そして今回の映画『鬼が笑う』は、なんと半田さんでもう1本作りたいと思って作った作品だそうです。

半田兄弟は、基本役者さんから感じる雰囲気を具現化してキャラを作っていくそうです。そうすると、今回の作品は、まさに“半田さんありきの映画”だといえるのではないでしょうか。

映画『鬼が笑う』、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。


※記事は執筆時点の情報です