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【MLB】“首位陥落”寸前のドジャース、好調マンシーも「うまくいっていない」と危機感あらわ 週末はパドレスと直接対決

  • 2025.8.13
ドジャースのマックス・マンシー(C)Getty Images
SPREAD : ドジャースのマックス・マンシー(C)Getty Images

ナ・リーグ西地区首位のドジャースは12日(日本時間13日)、敵地でのエンゼルス戦に臨んだが、6-7で敗れた。試合前まで2位パドレスとのゲーム差は「1」だったが、この日パドレスが5-1でジャイアンツに勝利したため、同率で首位に並ばれた。

■「自分たちで道を切り開くしかない」

5-5の同点で迎えた9回表、「1番DH」で先発出場の大谷翔平投手が43号アーチを放ち、チームは勝ち越しに成功。しかし、その裏5番手アレックス・ベシア投手がエンゼルス打線につかまり同点に追い付かれると、延長10回裏、今度は6番手ベン・カスパリアス投手が痛恨のサヨナラ打を浴びて3連敗となった。
この結果、4連勝を果たしたパドレスとともに68勝52敗となり、7月上旬には「9」あったゲーム差が消滅し、ついに同率首位で並ばれた。

マックス・マンシー内野手はチームの現状について、「今はうまくいっていない。なんとかこの状況を抜け出す方法を見つけなきゃいけない。誰も同情なんてしてくれない。自分たちで道を切り開いていくしかないし、それをやらなきゃいけないんだ」と前日の試合後にコメントした。

■「この状況から抜け出さないと」

さらに「他球場の結果を気にするのは皆に任せるよ。何度も言ってきたように、我々はここで起きていること、このフィールドに集中している。他で何が起きているか、そんなことは気にしない。嫌な状況だけど、自分たちに集中しなきゃいけない。他の誰が何をしているかなんて気にしていられない。自分たちに集中し、さっきも言ったように、この状況から抜け出さなきゃいけないんだ」と力を込めたが、連敗阻止には至らなかった。
この日、トニー・ゴンソリン投手がトミー・ジョン手術を受けるため、今季残りを全休することが決定。さらに、8月のトレード期限で加入した新戦力ブロック・スチュワート投手の負傷者リスト(IL)入りも発表された。

ブレイク・スネル投手やタイラー・グラスノー投手が復帰したものの、新たな負傷者が生まれる悪循環。15日(同16日)からは本拠地でパドレスとの3連戦が控えているが、ライバル対決を前に光明を見出せるか……。ドジャースにとって正念場となりそうな気配が漂っている。

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