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物心ついた時からスニーカーが相棒!海外の街ゆく人から刺激をもらって自分のスタイルに取り入れる【FUDGE dig.|私のスニーカー履歴書:柴田ひかり】

  • 2025.8.6

FUDGEお馴染みの着こなしやアイテムを”ディグる(深掘りする)”新たな特集連載【FUDGE dig.】。第2回のテーマはスポーツシューズの元祖であり、シンプルな構造とデザインがレトロかわいい「ローテクスニーカー」。

ローテクスニーカーのみならず、履いているスニーカーや集めているスニーカーは、その人のライフスタイルや価値観、考え方を反映する鏡のような存在。センス溢れるあの人のスニーカー履歴を通してその魅力をコラムで紹介します。

物心ついた時からスニーカーが相棒!海外の街ゆく人から刺激をもらって自分のスタイルに取り入れる【FUDGE dig.|私のスニーカー履歴書:柴田ひかり】
出典 FUDGE.jp

モデル 柴田ひかり(SHIBATA HIKARI)

メンズライクなアイテムを女性らしく着こなし、唯一無二のファッションセンスの持ち主である柴田さん。特にスニーカースタイルはシンプルなのにおしゃれで洗練された印象。日本と海外を行き来し、自由で穏やかな空気感を纏いながらも、芯の強さを感じる彼女のスニーカーへの思い入れを聞いてみました。

物心ついた時からスニーカーが相棒!海外の街ゆく人から刺激をもらって自分のスタイルに取り入れる【FUDGE dig.|私のスニーカー履歴書:柴田ひかり】
出典 FUDGE.jp

独自のファッションセンスとライフスタイルをInstagramやYouTubeをはじめとするSNSで発信し、絶大な人気を誇る。
また、モデル活動に加えてフォトグラファーとしての一面も併せ持ち、都内外含め写真展を開催。
その他、映像やアパレルなど様々な形でクリエティブする新たなプロジェクト”Haim”を立ち上げる。

物心ついた時からスニーカーが相棒!海外の街ゆく人から刺激をもらって自分のスタイルに取り入れる【FUDGE dig.|私のスニーカー履歴書:柴田ひかり】
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◼︎スニーカーのコレクションは30足超え

物心ついた時からスニーカーが相棒!海外の街ゆく人から刺激をもらって自分のスタイルに取り入れる【FUDGE dig.|私のスニーカー履歴書:柴田ひかり】
出典 FUDGE.jp
物心ついた時からスニーカーが相棒!海外の街ゆく人から刺激をもらって自分のスタイルに取り入れる【FUDGE dig.|私のスニーカー履歴書:柴田ひかり】
出典 FUDGE.jp

物心ついた時から、靴といえばスニーカー。ほぼ毎日履いているほど、大好きなファッションアイテムです。いま持っているスニーカーはおよそ、30-40足ほど。adidas、New Balance、NIKE、 Salomon、 DIEMME …と特定のブランドやモデルをコレクションしているわけではなく、いろんなブランドのスニーカーを所有しています。ハイテク・ローテクどちらも履きますが、今の気分はどちらかというとローテク寄り。デザインや履き心地など、本当に気に入ると長く履くので限定モデルなどはストックを買ったりすることもあります。

◼︎選ぶ基準は、バランス

洋服との相性の良さ、合わせやすさ、基本的には黒や白など無彩色なものが多いです。また汚れが似合うものが好き、スニーカーは汚れた頃が一番かっこいい顔になると思っています。

◼︎マイスニーカースタイル

最近はクラシックでほのかに女性らしく見えるようなコーディネートが多く、そこにスニーカーを合わせてバランスを取るのが好きです。

物心ついた時からスニーカーが相棒!海外の街ゆく人から刺激をもらって自分のスタイルに取り入れる【FUDGE dig.|私のスニーカー履歴書:柴田ひかり】
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◼︎いま、お気に入りの一足

物心ついた時からスニーカーが相棒!海外の街ゆく人から刺激をもらって自分のスタイルに取り入れる【FUDGE dig.|私のスニーカー履歴書:柴田ひかり】
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今年の5月末に購入した、《TOKYO DESIGN STUDIO New Balance》の 「MT10Tv1」。素材と形がカジュアルすぎず、どの洋服にも合わせやすいところがお気に入りです。白い靴下を合わせると、メリージェーンのように靴下がのぞかせるんですけど、ガーリーになりすぎずほんのり女性らしさが漂う感じが今の自分の気分です。

-《TOKYO DESIGN STUDIO New Balance》「MT10Tv1」-

アメリカと日本のメンバーからなるデザインチームによって開発された、 新たなテクノロジーとデザインをまとったブランド 《TOKYO DESIGN STUDIO New Balance》。「MT10Tv1」は、裸足のような履き心地で、最小限のクッションと地面に近い感覚を重視し、自然な足の動きをサポートする設計の進化系トレランシューズ。

◼︎ファーストスニーカーは?

初めて買ったのは、小学生のときだったと思うんですけど、エアフォースワンを買いました。普通のエアフォースワンではなくて、ゴールドのおじさんのプリントがされてあったのを覚えています…(笑)当時から可愛らしいプリティなデザインよりも少しメンズライクなものを好んでいました。

物心ついた時からスニーカーが相棒!海外の街ゆく人から刺激をもらって自分のスタイルに取り入れる【FUDGE dig.|私のスニーカー履歴書:柴田ひかり】
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◼︎旅先で出会ったお気に入りのスニーカを一足買って帰ることがマイルール

物心ついた時からスニーカーが相棒!海外の街ゆく人から刺激をもらって自分のスタイルに取り入れる【FUDGE dig.|私のスニーカー履歴書:柴田ひかり】
出典 FUDGE.jp

出張や旅行で日本と海外を行ったり来たりしています。日本では出会わないようなデザインのスニーカーを見かけることも多く、旅をするたびスニーカを1足買って帰ることがマイルールになっている気がします。気に入ったスニーカに出会うと、そのまますぐに旅先で履くことも多いです。

印象に残っているスニーカーはイギリスで買った《WALES BONNER》のイエローのスニーカー。普段はあまり派手な色の物を買わないんですけど、海外の女の子たちが可愛く着こなしてるのを見て、思わず衝動買いしちゃいました(笑)

-《WALES BONNER》-

イギリスのファッションブランドでジャマイカンルーツを持ったデザインが特徴的。《adidas》とのコラボスニーカーが毎回大きな話題となり完売続出する。

◼︎18歳、初めてのNYで見かけた女の子から刺激を受けて

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出典 FUDGE.jp

初めてNYへ訪れたのは、18歳の頃。憧れていた「DOVER STREET MARKET」へ行ったんです。そこで働いていた女の子の店員さんが、ネイビーのニットに《プラダ》のリュックを背負って、足元は《adidas》の「gazelle」をラフに履きこなしていました。そのバランスが、当時の私にとって衝撃的な可愛さで…!それから「gazelle」が大好きになって、ずっと履いています。

色んな国を行き交う中で、年齢や人種など関係なく、街中で見かけるおしゃれな人達にインスピレーションを受けることが多いです。それを取り入れていった結果、自然と自分のスタイルが固まっていく感じ。これからも自分の直感に素直に、スニーカーとの出会いを楽しみたいです。

-《adidas》の「gazelle(ガゼル)」-

ガゼルは1960年代に誕生したトレーニングシューズ。T-トウと呼ばれるつま先デザイン、クラシックなスウェードアッパーが特徴。スポーツシーンに留まらず、 ファッションアイコンとして長年愛され続けている。

 

edit_Matsukawa Asuka

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