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メイクのプロ「残念な仕上がりに」→『目元のくすみ』を目立たせる…やめるだけで透明感が出る“NGアイシャドウ”とは?

  • 2025.8.17

店頭でさまざまなカラーが並んでいるアイシャドウですが、”似合う色”や”好きな色”を身に纏っているのに、なぜか目元がくすんでしまう…そんな経験はありませんか?

せっかくのせたアイシャドウも、まぶたのくすみを助長してしまってはもったいないですよね。今回はくすみの悪目立ちを予防するために、できれは避けたいカラー選択をご紹介させていただきます。

影色シェーディングカラーはなるべく避けて!

ブラウンやベージュ、グレーなどのカラーは好んで使用している方も多く、アイメイクも無難に仕上がるので人気が高いですよね。

ですが、これらのカラーは、フェイスラインやノーズシャドウなどに使われることの多い“シェーディングカラー”と同じなんです。

シェーディングとは、顔に奥行きや陰影を与えるために使用するもの。

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筆者撮影

 

くすみの残っている目元にそれらの色みをのせてしまうと、余計にくすみを助長して悪目立ちさせてしまいます。

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筆者撮影

下まぶたも然りで、魅力的に見せるためにのせているのに「目の下にクマが?!」と残念な仕上がりになってしまうんです。

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筆者撮影

 

明度やトーンにもよりますが、「なんだかパッとしないなぁ~」「余計に目元がくすんで見えるな~」と感じたなら、一度シェーディングカラーを避けてみるのも、ひとつの手段かもしれません。

気をつけるべきはアイシャドウの質感から!

そしてもうひとつのポイントは、使用するアイシャドウの粒子の大きさや、質感にも気を付けてみること。

チョイスするアイシャドウの種類によっても、くすみは助長されるんです。

◇粒子の粗いもの

◇ラメ粒の大きいもの

などは、肌の凹凸を顕著にし、さらに陰影を与えることで、まぶたの色みを暗くくすんで見せてしまいます。

一見ラメ感のあるアイシャドウは煌めきがあって美しいイメージですが、クマやくすみが気になる方にとっては避けて欲しい質感です。アイシャドウは選ぶ質感ひとつとっても、透明感をアップする大切な要素となります。

だからといって、元々好んで使用してきたカラーを諦めてしまうのは残念ですよね。「やっぱり好きな色みを使いたい!」そんな方は、ベースメイクの時点でしっかりとくすみを飛ばし、肌色を整えておいてください。

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筆者撮影

 

コントロールカラーやファンデーション、コンシーラーなどでくすみを調整し、肌色を均一に仕込んでおくことが大切なのですね。

くすみやすいカラーを使用してもまぶたの上で美しく発色し、目元の透明感を引き上げてくれます。

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筆者撮影

さいごに

いかがでしょうか。

せっかくアイメイクをするのであれば、より透明感のある目元に仕上げたいですよね。“目元の透明感”は若見えにも繋がります。

選ぶアイシャドウの色みや質感にも少し意識をして、日々のアイメイクを楽しんでください!


監修者:山田麻衣子
メイク講師/美容のプロを育てる専門家
大人メイク専門家/メイクコラムニスト/Kindle作家

美容業界に入り約25年。
ブライダルヘアメイクからエステティシャンを経て、メイク講師として約15年。
セルフメイクからプロを目指される方まで8000人以上の女性の顔に触れてきました。
webサイトでのメイクコラム執筆や雑誌記事の監修、Amazon Kindleからメイク本を出版しており、執筆活動も並行して行っています。
大人世代の方々に向けて、少しでもお悩みを解消し笑顔で楽しい毎日をお過ごし頂けるような大人メイクを分かりやすくご紹介。一人でも多くの方がメイクで笑顔溢れる日々を送ってくださいますように。