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「そのベースメイク、厚塗り感バレバレかも…」→大人の『ファンデ』はどう塗るのが正解?!“NG/OKメイク”を徹底比較!

  • 2025.8.23

色素沈着やくすみ、毛穴の開き…大人世代には隠したい肌悩みが多いもの。

ですが、これらを完璧にカバーすることが、かえって“老け見え”の要素となってしまうこともあるんです。厚塗り感のある肌は、それだけで年齢をアップして見せてしまいます。

今回は、ファンデーションに着目して、ナチュラルに違和感のない若見え肌の作り方を紹介していきます。

ファンデーションは“隠したい部分”だけ!

皆様はファンデーションをのせる時、顔のどの範囲をイメージしていますか?

フェイスラインから髪の毛の生え際までと、端から端まで丁寧にのせてしまっていないでしょうか。

実は、顔全体のベタ塗りは、厚塗り感に繋がる1番の要素になるんです。

・顔の面積が強調されてしまう

・首との境目が顕著になってしまう

これだけで、「ファンデーションのせてます」感がアピールされてしまいます。ファンデーションをのせる際には、“グラデーション”を意識することがとっても大事!

顔の中心部に”ひし形”をイメージしてみましょう。

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気になる色素沈着や毛穴の開きは、多くの場合、「頬付近」や「目周り」「小鼻付近」などの顔の中心部に存在しているもの。

その部分だけにしっかりとファンデーションがのることで、厚塗り感のないナチュラルなベースメイクに仕上げることができます。

なおかつ顔のリフトアップ効果を感じられるのも、嬉しいポイントです。

ファンデーションは伸ばさず入れ込むべし!

ファンデーションをのせる範囲が決まれば、あとはのせ方次第で厚塗り感を予防できます!

最優先で実行したいのは、「ファンデーションは伸ばさずに、入れ込む」ということ。

先ほどの範囲内でグラデーションをつくるには、顔の内側から外側に向かって広げていくことがポイントになります。その際に、ファンデーションを伸ばして広げるのはNGです。

伸ばすことで重点が顔の外側に移動してしまい、美しいグラデーションに仕上がらなくなってしまいます。グラデーションに仕上がらないということは、のっぺりとしたベースメイクに仕上がって厚塗り感が強調されるということ。

ファンデーションを塗る際に心がけるべきポイントは、「優しく入れ込む」ということなんです。

手のひら全体、もしくはスポンジで、肌に優しく丁寧にトントンと入れ込んでいきましょう。外側にかけては徐々になじませていくと、美しいグラデーションに仕上がります。

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気になる悩みの多い顔の内側はしっかりと、そして外側にかけて薄くなっていくことで首元にもなじみやすく、厚塗り感のない若々しい肌感に仕上げることができます。

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さいごに

お肌の老け見えに繋がる1番の敵は、まさに“厚塗り感”です。

ベースメイクアイテムはさまざまありますが、特に面積を広く使うファンデーションはのせ方次第で仕上がりも大きく変わりますよ。

今回はリキッドファンデーションをイメージしてお伝えをしましたが、パウダーファンデーションを使用する際にも上記のようなポイントをイメージして使うと効果的です。

ぜひご参考にしてみてくださいね。


監修者:山田麻衣子
メイク講師/美容のプロを育てる専門家
大人メイク専門家/メイクコラムニスト/Kindle作家

美容業界に入り約25年。
ブライダルヘアメイクからエステティシャンを経て、メイク講師として約15年。
セルフメイクからプロを目指される方まで8000人以上の女性の顔に触れてきました。
webサイトでのメイクコラム執筆や雑誌記事の監修、Amazon Kindleからメイク本を出版しており、執筆活動も並行して行っています。
大人世代の方々に向けて、少しでもお悩みを解消し笑顔で楽しい毎日をお過ごし頂けるような大人メイクを分かりやすくご紹介。一人でも多くの方がメイクで笑顔溢れる日々を送ってくださいますように。