「何に見える？」あなたの“つまずいたときに支配されやすい感情”がわかる心理テスト

2025.9.17

人は誰でも上手くいかないときやつまずいてしまう瞬間があります。そのときに心を強く支配する感情は人によって異なります。どんな感情が表に出やすいかを知ることで、自分の弱点に気づき、対処するヒントが得られるかもしれません。それでは、どんな感情に支配されやすいのかを心理テストで探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.ヘルメット

2.船首

3.黒板消し

4.橋

1.ヘルメットに見えた人は「怒り」

図形がヘルメットに見えたあなたは、つまずいたときに「怒り」に支配されやすいタイプかもしれません。納得のいかない状況や理不尽さに直面すると、つい感情が先に出てしまう傾向があるのではないでしょうか。

このタイプの人は、普段から正義感が強く何事にも責任感を持って取り組むことが長所でしょう。真面目なあなただからこそ、努力が報われなかったり、思うように進まなかったりすると内なる怒りが心を覆ってしまいます。これは一生懸命に取り組むが故に、怒りによって心のエネルギーを多く消耗してしまうのではないでしょうか。

時には、怒りをただ抑え込むのではなく、別の力に変換させていくことが大切かもしれません。例えば、この怒りを運動にぶつけるなど別のもので発散すると、感情を建設的に活かせるでしょう。また深呼吸やいい香りを嗅ぐなど、一度立ち止まる習慣を持つことで、怒りから冷静さを取り戻すことができるので、自分なりのリラックス方法を探してみましょう。

2.船首に見えた人は「焦り」

図形が船首に見えたあなたは、つまずいたときに「焦り」に支配されやすいタイプかもしれません。「早く解決しなきゃ」「なんとかしなくちゃ」と思うあまり、心が先走ってしまう傾向があるのではないでしょうか。

このタイプの人は、もともと行動力があり、前に進もうとする力が強いところが長所でしょう。その分、順調な道のりで立ち止まる場面では焦燥感が募ってしまうのです。焦りは向上心の裏返しでもありますが、急ぎすぎることで判断が乱れたり、余計に混乱を招いたりすることもあります。

時には、一度スピードを落として整理することが大切です。焦りを感じたら、まずは状況を整理することが有効かもしれません。例えば、紙に書き出したり誰かに話したりして、頭の中を見える化しましょう。今できることはこれだけと区切ることで、いつもの自分の落ち着きを取り戻せるはずです。

3.黒板消しに見えた人は「悲しさ」

図形が黒板消しに見えたあなたは、つまずいたときに「悲しさ」に支配されやすいタイプかもしれません。頑張っても無駄だったのかもと感じてしまい、気持ちの切り替えに時間がかかり気持ちが沈みやすい傾向があるのではないでしょうか。

このタイプの人は、とても繊細で感受性が豊かなところが長所でしょう。他の人が気づかない細やかな部分にも心を寄せることができ、その優しさが魅力でもあります。その分、失敗やつまずきを自分の弱さや責任として引き受けすぎてしまうのかもしれません。

時には、悲しさは心を休ませる合図と受け止めることが大切です。気持ちが沈んでいるときは、あえて無理に元気を出そうとせず、音楽や自然、信頼できる人との時間で癒されましょう。悲しみを否定せず受け止めることがあなたを成長させて、次の回復力につながります。

4.橋に見えた人は「寂しさ」

図形が橋に見えたあなたは、つまずいたときに「寂しさ」に支配されやすいタイプかもしれません。誰も分かってくれないと感じ、誰とも共通できない気持ちに、孤独感が強くなる傾向があるのではないでしょうか。

このタイプの人は、普段から周囲とのつながりを大切に考えているところが長所でしょう。人の気持ちに寄り添いやすい分、逆につまずいたときには、自分だけが取り残されているという感覚が大きくなってしまいます。寂しさは、人とのつながりを求める心の表れかもしれません。

時には、一人の時間を大切に自分自身と対話することが大切かもしれません。自分の心の声を理解しようとすることで混乱した気持ちもだんだんと緩やかに落ち着いてきます。例えば、ノートに寂しい感情を書き殴ってみるなどもおすすめです。人との関わりで安心感も大切ですが、自分を一番理解し楽にさせることができるのも自分だということを忘れないで。自分と向き合う時間を作っていきましょう。

ライター：Ran
海外渡航歴20カ国、公認心理師、看護師として働いています。知らなかった側面を発見し自己理解の深まる心理テストをご紹介します。世界を広げて一緒にウェルビーイングを高めていきましょう！