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充電しながらiPhone使ってない?『今更聞けない』iPhoneで“絶対にやってはいけないNG行動”5選

  • 2025.8.31
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出典:photoAC ※画像はイメージです

iPhoneを毎日使う中で、無意識についやってしまう行動が実は危険を招く場合があります。

便利さや快適さを求めて無意識に行っている習慣が、端末の寿命を縮めたり、セキュリティを脅かしたりするリスクが潜んでいるのです。

そこで今回は、iPhoneユーザーが避けるべきNG行動を具体的に解説。なぜ危険なのか、どんな対策が必要なのかを明確に紹介します。

1|充電しながらiPhoneを使う

充電中にiPhoneを操作することは、バッテリーの劣化を早める原因となります。

充電中はバッテリーが発熱しやすく、長時間の使用で熱がこもると、バッテリー内部の化学物質が劣化。その結果、バッテリー寿命が短くなるリスクが高まります。特に、ゲームや動画視聴など負荷の高い操作は避けましょう。

対策

充電中は極力操作を控えることが基本です。また、急速充電器を使用する場合、過熱を防ぐためにアップル純正品やMFi認証を得ているケーブルを選びましょう。

2|Wi-Fiの自動接続を「オン」にする

Wi-Fiの自動接続をオンにしていると、知らないうちにセキュリティ対策が不十分な公共Wi-Fiに接続される可能性があります。

公共Wi-Fiはセキュリティが脆弱な場合が多く、個人情報が盗まれるリスクが存在します。自動接続により、意図しないネットワークへの接続が起こり、データ漏洩の危険が高まります。

対策

Wi-Fiは必要な時だけオンにし、接続先が不明なWi-Fiには安易に接続しないでください。自動接続をしない設定にすると、不正アクセスのリスクを大きく減らせます。

[自動接続をオフにする方法]
1.[設定]から「Wi-Fi」をタップ

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画像:筆者撮影

2.自動接続をオフにしたいWi-Fi名の右にある「i」をタップ

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画像:筆者撮影

3.「自動接続」の項目をオフにする

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画像:筆者撮影

これで、そのWi-Fiネットワークには自動で接続されなくなります。信頼できるWi-Fiのみ手動で接続する習慣を身につけてください。

また、見覚えのないフリーWi-Fiに接続してしまったときに、通知されるようにしておくと、さらに安心感が高まります。

[接続を確認する方法]
1.[設定]から「Wi-Fi」をタップ

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画像:筆者撮影

2.「接続を確認」をタップ

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3.「確認」を選択

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画像:筆者撮影

3|AirDropの受信を許可している

AirDropの受信設定を「すべての人」にしていると、10分という短時間ですが、見知らぬ人から不要なファイルや悪意のあるコンテンツが送られる可能性があります。

対策

AirDropの設定で必要な場合のみ一時的に「すべての人」に設定し、使い終わったらすぐに戻します。

[AirDropの受信許可を変更する方法]
1.コントロールセンターを開く

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2.「AirDrop」を長押し

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3.「AirDrop」をタップ

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4.「すべての人」を選択

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5.受信し終えたら「連絡先のみ」に切り替える

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画像:筆者撮影

なお、10分間が経過すると受信許可が「連絡先のみ」に切り替わるようになっています。

4|アプリスイッチャーからアプリを終了させる

「アプリを終了させればiPhoneが軽くなる」と思いがちですが、実際には逆効果になることも…。iOSはバックグラウンドのアプリを効率的に管理するため、頻繁に強制終了すると再起動の負荷がかかりバッテリー消費が増えます。

対策

アプリは基本的に終了させず、iOSの自動管理に任せてください。メモリ不足を感じた場合のみ、不要なアプリを終了してください。

5|お風呂でiPhoneを使う

防水性能を持つiPhoneでも、お風呂での使用は避けるべきです。防水等級は一定の条件下でのみ有効であり、湿気や高温の環境は内部の腐食や故障を引き起こすリスクを高めます。

対策

防水ケースに入れても、湿気によってiPhoneの画面やカメラ、スピーカーなどが故障するおそれがあります。お風呂場ではiPhoneを使用しないでください。

正しい使い方でiPhoneを長持ちさせよう

つい何気なくやってしまう行動でも、iPhoneにとっては大きな負担やリスクになることがあります。

ぜひこの機会に、日常の習慣を見直して、iPhoneを長く安全に使い続けてみてください。


ライター:さかもとちひろ
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー、サービス、マネーなどを執筆。趣味は映画鑑賞と飼いねこと遊ぶこと。2級FP技能士
編集:TRILLニュース