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【中島裕翔さん】初のソロ写真集「見てほしいのは、泣きボクロかな」引き締まった体型キープの秘話も!

  • 2025.7.30

2017年より『MEN'S NON-NO』のレギュラーモデルとして活動してきたHey! Say! JUMPの中島裕翔さんが、12月号での卒業を前にその集大成となる1st写真集『Hue I am』を8月6日に出版します。

中島裕翔インタビュー①,1st写真集「Hue I am」についてのインタビュー,Hey! Say! JUMP
出典元:MAQUIA ONLINE

ロンドンでの撮りおろしに加えて、本人が撮影からセレクト、解説までを手掛けた写真連載『GAROU』の特別版、さらに『MEN'S NON-NO』での約8年間の軌跡を振り返るパートなども含め、全256ページという大ボリュームに中島さんの“これまで”と“今”を詰め込んだスペシャルな1冊となっています。

今回は、その撮影&制作秘話とともに、中島さんが「美しく在るために意識していること」を伺いました。

【中島裕翔さん】初のソロ写真集「見てほしいのは、泣きボクロかな」引き締まった体型キープの秘話も!_2
出典元:MAQUIA ONLINE

1993年8月10日生まれ。2007年にHey! Say! JUMPのメンバーとしてCDデビュー。2014年にドラマ『水球ヤンキース』でドラマ単独初主演を飾り、映画や舞台等、俳優としてのフィールドを広げる。また、その恵まれたスタイルを生かし、雑誌『MEN'S NON-NO』では2017年から約8年間、全号にレギュラーモデルとして登場。2025年12月号をもって卒業という節目に、初めての写真集『Hue I am』(集英社)を出版予定。

ロンドン、そして東京で見つけた“新しい自分”

今回、中島さんが初めての写真集を作るにあたり、その舞台に選んだのは、由緒正しきイギリスの首都ロンドン。「自分のルーツのひとつはやはり芝居だ」という思いがあり、いくつかあった候補地の中から、シネマティックな写真がたくさん撮れそうな街を目指したのだそう。

「イギリスというと曇りや雨ばかり、皆さんそういうイメージを持ちますよね? でも、行ってみたらなんと滞在中はすべての日が快晴! 珍しく晴れ日が続いたせいか、公園も街も人で溢れていて、想像していたよりも活発な雰囲気のロンドンで撮影をすることになりました。

面白いなと思ったのは、英語でいうところのPOSH(=上品)な昔ながらの街並みに隣接して、突然現代的な建造物が現れるところ。おしゃれで、どこを切り取っても絵になり、街全体が“ファッション”という感じがしました。特にピカデリー・サーカスはお店がひしめき合っていて、すごくにぎやかで。歩いているだけで、とても楽しい場所でしたね」

そんなロンドンで撮りおろしてきた写真は、まるでプライベートの旅の合い間をふと切り取ったように、自然体な姿ばかり。ヘアメイクもごくナチュラルで、中島さんの生身の魅力が全面に押し出されているように見えます。

「ただ『ロンドンに行き、写真を撮ってきました』という感じにはしたくなかったんです。制作に携わってくれた皆さんも、自分のそんな気持ちを共有してくださって、フィッティングから入念な準備を重ねました。

1カットごとに、ここで撮るならこの服を着て、このヘアメイクで……とチームみんなで設定を作り上げ、『実際にこの人物がロンドンで生きていたら』というリアリティを追求。その結果、出来上がりがとてもシネマティックなものになったと思います。それぞれのカットごとに、違うキャラクターを演じる中島裕翔だと思って見ていただけたらうれしいです」

中島裕翔インタビュー②,1st写真集「Hue I am」についてのインタビュー,Hey! Say! JUMP
出典元:MAQUIA ONLINE

ニットポロ  ¥30800/Sasquatchfabrix(dwagraph.) パンツ ¥26400/Levi’s® Blue Tab™(LEVI STRAUSS JAPAN K.K.) その他/スタイリスト私物

素顔が垣間見えるロンドンでの「オフ」なパートとは対照的に、これぞモデル・中島裕翔の真骨頂という「オン」の姿が見られるのが、ファッションシュートをメインとする東京パート。ここでは、『MEN'S NON-NO』で培った「服を美しく見せる」ための心の持ちようが、多いに役立ったといいます。

「約8年間のモデル経験の中で学んだのは、ただ着てカメラの前に立つのではなく、『何を着ているか理解して』撮影に臨むこと。ヘアメイクに入る前に衣装を確認し、どんなシチュエーションで撮るかを確認して、その日の撮影ビジョンを作るんです。そうすると、その服を一番きれいに見せるために、どう演じればいいか、どこまではみ出してもいいのかがわかる。メンズノンノで身に着けたこの方法は、グループでアーティスト写真を撮るときなどにも生かされていますね。

今回の写真集を作る過程では、さらに“新しい自分に出会う”というテーマも意識しました。街を変えて、シチュエーションを変えて、様々な衣装で、そしてヘアメイクで何通りもの自分の姿を撮影しましたが、中には『自分でも見たことがない顔をしているな』と驚きを持って選んだものも。手に取ってくださった方がその新鮮な表情をきれいだなと感じてくださったなら、その大半はスタッフの皆さんのおかげですね」

1冊の中には、撮りおろしに加えて『MEN'S NON-NO』で8年間に掲載された写真の中から、ファンの皆さんの意見を元にカットやページを再掲したパートも。寄せられた声を見て、中島さんがどんな風に感じたのかも気になるところ。

「さすがだな! と思いましたね。ファンの方たちのほうが、やはり見ることにかけてはプロ。『こういうのが見たいんだろうな』と考えて作ったページを、その意図通り選んでくださったのを見て、『しめしめ』と思ったと同時に、ちゃんとわかってくれているなと(笑)。逆に、こういうのも意外と刺さるんだ、といううれしい発見もありましたね。

ひとつの企画ごとに込めた思い入れや、当時の思い出を振り返りながら再掲カットを選ぶ作業は本当に楽しくて、改めて、自分はチームでモノづくりをすること、そしてモノができていくプロセスを見るのが好きなんだなと知ることができました」

撮影前夜は塩分と油をカット。少し意識するだけで体が変わります

中島裕翔インタビュー③,1st写真集「Hue I am」についてのインタビュー,Hey! Say! JUMP
出典元:MAQUIA ONLINE

ジャケット ¥38500/Levi’s® Blue Tab™(LEVI STRAUSS JAPAN K.K.)

「きれいな自然光に恵まれたおかげで、肌ケアは基礎的な化粧水とパックくらいで十分だった」と笑う中島さん。体作りに関しても、今回の撮影に向けて特段スペシャルなケアはしなかったといいますが、日頃から自分らしさを保つための習慣として、週2、3回体を動かすことを欠かさないのだとか。

「20代までは、自分の生活を犠牲にしても仕事にすべてを捧げるのが当たり前だと思ってきましたが、30歳を超えて、自分にとっての幸せって何だろう?と考えるように。これまでの毎日があまりにもせわしなかったので、まずは自分の時間を少しでも謳歌しようと思い立ち、実践しています。

空いた時間を使って楽しみとしてやっているのは、ジークンドーなどの武術やボクシング、さらにジムでの筋トレなど。その日鍛えるパーツを決めて、1時間ほど集中的に追い込みます。体を動かしてエネルギーを消費しないと、古いものが体に溜まっていってしまう気がするんです」

体重の増減が少なく、常に引き締まった理想的な体型をキープしている中島さんですが、食事に対しての意識も年齢を重ねて少しずつ変わってきているそう。特に撮影前夜は気を付けていることがいくつかあるといいます。

「もっと若いころは朝食をとらなかったのですが、それでは夜に反動が出てしまうのでかえって逆効果。今は朝・昼は必ずしっかりと食べて、夜は極力控えめにするというペースができました。特に撮影前夜は、塩分をなるべく抜いて、むくまないようケア。内臓に負担がかかる油が多いメニューは避け、軽い食事を心がけます。ほんの少し意識するだけで、体が軽く、すっきり仕上がる感じがしますね」

そんな風に、中島さんなりの節制をして臨んだ撮影。上がってきた写真を見て、「ここを見てほしい!」というパーツがあれば教えていただきたいと尋ねると、こんな答えが。

「ファンの方のほうが、僕の体についてはきっと詳しいと思うんですよね(笑)。でも、強いていうなら、やっぱり泣きボクロかな。昔から取材などでチャームポイントを聞かれる度に、そう答えていたので。そこは昔も今も変わりませんね!」

可能性を狭めず、常に“新しい自分”に期待したい

あるときはアイドル、あるときは俳優、そしてモデル、写真家etc.とたくさんの顔を持ちながらも、フラットな感覚を忘れずに、やりたいことに邁進している中島さん。30歳というと、自分の立ち位置を見つめ直し、その先をどう生きるか思い悩む人も多い年齢ですが、中島さんは自分の中にある迷いや恐怖とどんな風に折り合いをつけているのでしょうか?

「まずは、自分のいい部分も悪い部分もひっくるめて、自分というものを大事にすること。それと、なんとかなるだろうという根拠のない自信を持つと、何をするにもちょっぴり気持ちがラクになります。そんな風に考えるようになったのは、実は自分が苦手思考ベースの人間だから。少し考え方を変えるだけで、不思議と怖がらずに新しい挑戦ができるようになりました」

さまざまなをチャレンジを続け、この年末でいよいよ『MEN'S NON-NO』を卒業。これからも、色んな自分を受け入れ、前向きに新しい世界へと踏み出していきたいと力強く語ります。

「10歳で芸能界に入り、もうやっていないことはないんじゃないかと思うほど色んなことを経験してきました。でも、毎年初めての役に出会えるし、今年はこうして初の写真集を出すこともできた。

『MEN'S NON-NO』でも、常に新しい自分を引き出してもらえましたし、まだまだ成し遂げていないことってたくさんあるんですよね。だから、今後も自分で可能性を狭めず、どんな色にも染まれる余白を持っていたい。きたるチャレンジを楽しみに、これからの“新しい自分”にも期待したいですね」

MEN'S NON-NOモデルの集大成、写真集が発売に!

中島裕翔1st写真集 「Hue I am」の書影,1st写真集「Hue I am」についてのインタビュー,Hey! Say! JUMP
出典元:MAQUIA ONLINE

中島裕翔 1st写真集 「Hue I am」

2025年8月6日発売 ¥5500

A4判/256ページ

2017年から約8年間『MEN'S NON-NO』のレギュラーモデルとして活動してきた中島さんが、卒業を機に出版する1st写真集。タイトルは、「Hue(色相)」と「Who I am(=これが私)」を組み合わせ、「何色にも染まれる自分」をイメージして自ら命名したもの。今作のための特別な撮りおろしや、自ら撮影したページ、これまで登場した誌面のアーカイブに、たっぷりのインタビューまで加えた、全256ペ-ジの豪華な1冊となっています。


ピンと伸びた美しい姿勢のせいか、180㎝という数字以上にすらりとした印象を与える中島さん。大柄なのに物腰はとてもやわらかく、今回の写真集についても、ときにユーモアを交えながら真摯に語ってくださいました。

「WEBが躍進し紙媒体の元気がなくなっていく中で、あえて手で触って、めくって見る体験を大事にしてほしい」という思いを込めて作ったという渾身の1冊。ぜひ五感を使って、たっぷりと味わってみてください!

撮影/干田哲平 スタイリスト/小松嘉章 構成・文/栗田瑞穂 企画/有住美慧(MAQUIA)

※本記事掲載商品の価格は、税込みで表示しております。

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