ペドロ・パスカル、『ワンダーウーマン 1984』でヒゲを剃った姿にショックを受けた

『ワンダーウーマン 1984』（2020）で悪役、マックス・ロードを演じたペドロ・パスカル。役作りのためにトレードマークである無精ひげをキレイに剃って撮影に臨んだが、自分の姿にショックを受けたと『LADbible Entertainment』のゲーム企画で明かした。

「僕はいつもヒゲを伸ばしているけれど、全部剃ると本当にひどいルックスになるんだ。キレイに剃った自分の姿はセクシーじゃない。『ワンダーウーマン 1984』の自分を見て、すごくショックを受けた。映画自体は大好きだけど、自分の姿には唖然としたから、あれ以来剃っていない」

とはいえ、役作りとあらば再びヒゲを剃り落とす覚悟もあるという。「だけど、絶対に必要なときは話が別だ。『ファンタスティック４：ファースト・ステップ』のためにヒゲをキレイに剃れと言われていたら、剃っていたと思う。あの映画に出てくる僕らのルックスは、皆のコラボレーションの賜物だからね」

マーベル・シネマティック・ユニバースの新作映画『ファンタスティック４：ファースト・ステップ』で、ペドロはリード・リチャーズ／ミスター・ファンタスティックを演じている。彼は以前、『Vanity Fair』のインタビューで、同作への出演が発表された際、「歳を取りすぎ、相応しくない、髭を剃るべき」という声を絶えず耳にしたと明かし、「キャスティングについて、これまで出演したどの作品よりも、不満の声が聞こえてきた」と語っていた。

なおエンターテイメント業界では、このところ口ひげが復権しているようだ。ベンソン・ブーンをはじめ、『トップガン：マーヴェリック』（2022）のマイルズ・テラー、『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』（2024）のポール・メスカル、『アンジェントルメン』（2024）のヘンリー・カヴィル、『Marty Supreme（原題）』のティモシー・シャラメなど、俳優たちが劇中でヒゲ姿を披露している。

Text: Tae Terai

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