【卒アル萌え】男性の“4割”が卒アルで恋心が再燃！？SNSで検索して…意外と多い「卒アル」きっかけの交際・結婚

卒業アルバムをきっかけに恋が再燃！？

7月24日の「卒業アルバムの日」。大人になってから卒業アルバムを見返して、「あの子のこと好きだったな」「かわいかった（かっこよかった）な」など、“卒アル萌え”を経験する人もいるようです。「ダイコロ」が、「卒業後も人をつなぐ卒業アルバムの実態調査」を実施し、その結果を発表しました。調査は、2025年6月、全世代の男女計804人を対象に、ウェブアンケートで行われたものです。

「卒業アルバムを見て、学生時代に好きだった人への恋心が再燃したことがありますか？」という質問に対し、35％が「ある」と回答しました。3人に1人が卒業アルバムを見て学生時代の恋心を再燃させる“卒アル萌え”を経験していることがわかりました。

男性の40％が恋心の再燃を経験

性別別に見ると、男性の40％が恋心の再燃を経験している一方、女性は29％にとどまり、男性が女性を10％以上上回る結果となりました。男性の方が卒業アルバムを通じて過去の恋愛感情を呼び起こしやすい可能性が示唆されます。

「卒業アルバムを見て恋心が再燃したことがある」と回答した283人への追跡調査では、驚くべき結果が明らかになりました。

恋心を抱くだけでなく、SNSで検索、実際に連絡を取る、ご飯会を設けるなど、行動を起こした人は87人（30％）に上りました。さらに注目すべきは、行動を起こした人のうち63％が再会を実現したことです。そのうち13人が恋愛や結婚に発展しており、再会に成功した人のうち、23％が「もう一度恋心を手に入れる」結果を得ています。

性・年代別分析により、男性20代と60代で特に高い恋心再燃率となることが明らかになりました。男性20代については、「SNSに慣れた世代が物理的な卒業アルバムに触れることで、『手に取れる思い出』への新鮮な驚きを体験。社会人移行期における学生時代への憧憬も高再燃率の要因となっていると考えられます」と分析、男性60代以上については、「定年退職や子育て終了により時間的・精神的余裕が生まれ、現役時代には抑制していた感情と向き合う機会が増加。青春時代の記憶がより鮮明に蘇り、強い感情移入につながっていると考えられます」と分析されています。

卒業アルバムからの恋は「偶然性」

卒業アルバムを見返したタイミングに関する質問では、1ヶ月以内と回答した人は4％、半年～1年以内と回答した人は14％となりました。5人に1人が1年以内に卒業アルバムを見返していることがわかります。

見返すきっかけに関しては「家の片付けの時に偶然発見した」人が53％、「懐かしくなって見返した」人が26％という結果となりました。計画的ではなく「偶然性」や「感情的な瞬間」が卒業アルバムとの再会のきっかけになるようです。

（LASISA編集部）