「なんか見たことあるなと思ったら…」「いや本物やん」“まさかの人物登場”に騒然…「観てないなんて勿体ない」視聴必至の名映画

2025.9.22

あなたには、心に残るバンドがありますか？お気に入りのバンドがなんらかの形で映画に取り上げられると嬉しいですよね！今回はそんな“バンドをテーマにした映画”5選をセレクトしました。本記事では、第5弾として映画『リンダリンダリンダ』をご紹介します。

『リンダリンダリンダ』は、伝説のバンド『THE BLUE HEARTS』のコピーバンドを組む4人の少女の青春物語です。THE BLUE HEARTSは世代を超えて愛されているバンド。映画のタイトルもこのバンドが生んだ『リンダリンダ』という名曲で、今もなお歌い続けられています。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

映画『リンダリンダリンダ』はどんな作品？

作品名（配給）：『リンダリンダリンダ』（ビターズ・エンド）
公開日：2005年7月23日（リバイバル上映：2025年8月22日）

あらすじ

高校生活の学園祭で「THE BLUE HEARTS」のコピーバンドをすることになった少女4人。

内輪揉めでボーカルが脱退したことで、バンド崩壊の危機を迎え、韓国人留学生のソンを新しいボーカルに迎えることになりました。そして来る学園祭本番に練習を重ねていきます。

実は駆け出しのベーシストが出演していた

映画『リンダリンダリンダ』に出演した白河望役の関根史織さんは、元々役者ではなく、バンド『Base Ball Bear』のメンバーで、この映画出演当時は、メジャーデビューの直前でした。映画の中でも、バンドの曲が挿入歌として使用されています。関根さんが映画に出演しているということで、SNSでは話題沸騰！

「なんか見たことあるなと思ったら…」「いや本物やん」と歓喜の声がたくさんみられ、「心掴まれた」など、関根さんの演技にも称賛の声が集まっています。

実は、この映画20年ぶりに2025年8月22日にリバイバル上映されています。その際、関根さん本人がJOYSOUND音楽ニュースのインタビューにて次のように話しています。

20年経った今もわたしはバンドをやっているのですが、どこへ行っても本当に色んな人たちから「あの映画大好きなんです」と言ってもらえます。こんなに嬉しいことはあまりないです。
出典：『『リンダリンダリンダ』リバイバル上映決定、ベボバ関根史織「こんなに嬉しいことはあまりないです」』JOYSOUND音楽ニュース 2025年4月24日配信

スクリーンに映し出されるリアルな青春

映画『リンダリンダリンダ』は青春物語ですが、撮影現場も青春そのものだったようで出演女優の香椎由宇さんは、FRaUのインタビューで次のように話しています。

まさにあの撮影は、映画の仕事であると同時にリアルな文化祭のために、自分の練習を重ねる日々、みたいな感じでしたね。
出典：『香椎由宇が語る20年前の自分。撮影以外もすべてが青春だった『リンダリンダリンダ』香椎由宇さんインタビュー前編』FRaU 2025年8月22日配信

そうした空気感がスクリーンに映り、よりリアルさを帯びていったのかもしれませんね。SNSでは多数の称賛コメントが見られ、「観てないなんて勿体ない」と視聴者に言わしめるほどの名作。

そんな心に響く伝説のバンドを題材にした青春映画『リンダリンダリンダ』、ぜひ大切な友人とご覧になってみてはいかがでしょうか？

※記事は執筆時点の情報です