専門家「お客様の８割は女性」→実は２０～３０代に多い『薄毛』の悩み…“リアルな声”とは？「思春期の頃からずっと」「閉経を機に…」

2025.7.29

そこで今回は、薄毛や髪のボリュームダウンに悩む人たちの“救世主”として注目されている「頭皮アートメイク」専門看護師の吉田れいさんに、来院される患者さんの声について詳しく聞いてみました。

駆け込み寺のような気持ちで来院する人も…

ｰｰｰどんなきっかけで来院する方が多いのでしょうか？

吉田さん：ご来院される方は、SNSをご覧頂いたり、実際に施術を受けたお客様からのご紹介などのケースが多いです。SNSでは主にInstagramやXで頭皮アートメイクのご紹介をしていて、症例をみて“自然さ”に惹かれ「やった感なく自然に変われるのなら…」といった理由でご来院いただく方も多い印象です。

他にも、女性の薄毛治療の場合、すぐ劇的に効果が出る治療があまりないからこそ、頭皮アートメイク施術を駆け込み寺のような存在として考えてくださる方が多いです。

ｰｰｰ実際に来院される方の男女比や年齢層を教えてください。

吉田さん：一概には言えませんが、私の場合は20～30代の方が圧倒的に多く、お客様の8割は女性です。

ｰｰｰ想像していたよりも若い方が多くて驚きました！

吉田さん：男性は、他の治療が第一選択になりうるのに対して、女性の薄毛はそもそも原因が多岐に渡り、「何かを改善したから薄毛が劇的に治る」といったことが難しいのです。そのため、女性の方が頭皮アートメイクを選ばれることが多い印象です。

思春期から気になっていたという声やホルモンバランスでの悩みも

ｰｰｰ確かに、根本治療はもちろんですが、日々過ごす中で「髪の毛のストレス」をできるだけ減らしたいですよね。頭皮アートメイクの施術をされる方は、どんな悩みを抱えていらっしゃる方が多いですか？

吉田さん：さまざまなお悩みをもつ方がいらっしゃいますが、元々髪の毛が細くて地肌の透け感が目立ちやすい…といった方がほとんどです。特に遺伝などの関係により髪の毛が細く、思春期の頃からずっと頭皮の透け感を気にされている方なども多い印象です。

他には、ご病気やご出産、閉経を機に薄毛が急に気になるようになった…など後天的な理由で来院される方も意外と多い印象です。

ｰｰｰ多岐にわたるのですね。最後に、改めて頭皮アートメイクはどんな施術なのか教えて下さい。

吉田さん：頭皮アートメイクとは、「薄毛が気になる部分」や「地肌が透けて見える箇所」に、専用の針と色素を使って、頭皮に1点ずつ『毛根（ドット）』を描いていく医療施術です。

地肌の透けている部分にドットを施すことで、髪の毛が生えている（多い）部分とそうでない部分の色調差を軽減させる施術です。

頭皮アートメイクの施術は1回で完成するわけではなく、平均3回の施術で完成を目指します。1〜2ヶ月おきに回数を重ねて定着させていく形が一般的。1～3年ほどで徐々に薄くなっていきますが、体質・代謝・日焼け・洗髪頻度・使用するカラーなどによって個人差があります。完成後は、色味や透け感が気になってきたら2～3年に1～2回、メンテナンス（リタッチ）をおすすめしています。

ｰｰｰありがとうございました！

薄毛の悩みは一人で悩まないで

年齢は関係なく髪の毛に悩んでいるという人は多いのではないでしょうか。もし薄毛や地肌の透け感が気になっているなら、信頼できるクリニックやサロンでカウンセリングを受け、自分に合った施術を相談してみるのも1つの方法です。

今回ご紹介した頭皮アートメイクはもちろん、さまざまな治療や、ウィッグなどの商品も販売されていますので、ぜひ気になる方は試してみてくださいね。

監修者: Bx clinic osaka
頭皮アートメイク専門看護師吉田れい

看護師として医療現場を経験したのち、イギリス・韓国・日本で頭皮アートメイク（スカルプマイクロピグメンテーション）の技術を学ぶ。
開発者（英国2002年発祥）から直接学んだ技術をもとに、自然で繊細な仕上がりを追求し、これまでに1,000症例以上を担当。
「髪の悩みを、もっと安心して相談できる世の中へ」という想いのもと、プライバシーを重視した完全個室・完全予約制の空間で、心に寄り添うカウンセリングと高品質な施術をご提供しています。

Bx clinic osaka（https://bxclinicosaka.jp/）

吉田れい HP

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