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【バス観光in奥飛騨】北アルプスの麓を駆け抜ける「おくひだマウンテンバス」&日本で唯一の2階建てロープウェイに乗車!

  • 2025.7.18

梅雨が明け、日本各地では連日猛暑日予想が続いていますね。夏はマリンスポーツやキャンプ、お祭りなど、楽しみなイベントがたくさんありますが、うだるような暑さがいつまで続くのかと考えるだけで恐ろしい……。
「一瞬でもいいからこの異常な暑さから逃げる手はないものか?」と、全国の避暑地をリサーチしてみたところ、気になるバスツアーを発見。旅好きの編集Nはいてもたってもいられず、涼を求めに東京を飛び出しました!
 
向かったのは岐阜県・奥飛騨。北アルプスの山麓に位置し、日本でも有数の温泉地として知られるこのエリアは、標高が高く、夏でも比較的涼しい人気の観光地。
そんな奥飛騨に、豊かな自然と風を全身で感じられる屋根のないオープンバス「おくひだマウンテンバス」が登場。星野リゾートの温泉旅館「界 奥飛騨」のある平湯温泉から新穂高ロープウェイまでの約20kmの山道を駆け抜けます!

山と青空に映える真っ赤な「おくひだマウンテンバス」

2025年6月28日から期間限定で運行がスタートした「おくひだマウンテンバス」。日本百名山として知られる槍ヶ岳や活火山の焼岳などの山岳地帯に根差した5つの温泉街を、約40分かけてめぐるバスの旅。
今回私は、平湯バスターミナルから新穂高ロープウェイへ向かいました。

出発地の平湯バスターミナルでバスの到着を待っていると、やってきたのは真っ赤な車体の2階建てオープンバス。山々の緑と青空とのコントラストが美しく、ここぞとばかりにカメラのシャッターをパシャリ。まさか、乗り物マニアの方の気持ちがこれほどまでにわかる日が来ようとは……!

そんな冗談はさておき、バスの2階に上がると、鮮やかなイエローの座席がずらりと並んでいます。一つ一つの座席はコンパクトですが、座り心地は良好。背もたれに体を預けると、自然と顔が上向きに。目の前には山、空、太陽! クリアな景色が広がっていました。

山道を快走! 自然とスリルを感じるドライブにワクワク

バスターミナルから見えるアカンダナ山を背に、念願のバス旅がスタート!
バスは次第にスピードに乗って奥飛騨温泉郷の大自然を快走。爽やかな風を全身に受けながら時折目をつむると、草木の香りや川のせせらぎがダイレクトに伝わってきて、まるで自分の体が大自然と融合したかのよう。この不思議な感覚は、そう味わえるものではありません!
奥飛騨温泉郷の最古の温泉地とされる福地温泉や、栃の木が多く生息していたことが名前の由来となった栃尾温泉では、ところどころに湯けむりを発見。奥飛騨に自生する高原山椒の香りもかすかに感じることができました。

「おくひだマウンテンバス」の魅力といえば360度楽しめるパノラマ風景ですが、それだけではありません! 奥飛騨温泉郷の温泉旅館「界 奥飛騨」のスタッフの皆さんによるガイドにも注目です。その日の天候や時間帯に合わせたリアルタイムの実況や、ココでしか聞けない豆知識の数々に耳をそばだてて。ちなみに私は、「奥飛騨温泉郷で散見される砂防は、土砂災害を防ぐ要として、世界に認められている技術です」というアナウンスを聞き、日本人としてなんだか誇らしい気持ちになりました。

さらに、バス旅の終盤に待ち構える長いトンネルも見どころ。先ほどまで感じていた穏やかな風から一変、ビュンビュン吹き抜ける強い風が体を通り抜けていきます。この間に一気にクールダウンすることができるので、暑い夏にはぴったり!
トンネルの天井も近く、なんだかドキドキしてしまいました(笑)。

【おくひだマウンテンバス】
乗車料金:高山バスセンター発着・片道4,000円(※毎日 始発・最終便のみ)、奥飛騨温泉郷エリア発着・片道2,000円
運行区間:高山濃飛バスセンター ー 平湯温泉(平湯バスターミナル)ー 新穂高ロープウェイしらかば平駅
運行期間:7月18日(金)まで
問い合わせ:濃飛バス予約センター0577-32-1688

「新穂高ロープウェイ」に乗り込み、標高2,156mの展望台へ

「おくひだマウンテンバス」の旅を終え、鍋原高原に到着。バスの出発地・平湯温泉よりも標高が高いため、心なしか涼しいような気がしましたが、今回の目的地は「新穂高ロープウェイ」の先にある頂の森。まだまだ上を目指します。

さっそくしらかば平駅で往復チケットを手に入れ、ロープウェイ乗り場で出発時刻まで待機していると、ゴンドラがゆっくりと近づいてきました。そのゴンドラはこれまで数々の観光地で見てきたどのゴンドラよりも大きいような……。
それもそのはず。実はこちら、日本で唯一の2階建てゴンドラなのです! 今日はなんだか“2階建て”に縁がありますね(笑)。

2020年にヨーロピアンデザインの車体へリニューアルを遂げたゴンドラは窓が大きく、視界を遮ることなく景色を楽しむことができます。

ロープウェイに揺られること約7分、終点駅の西穂高口に到着。外に出るとひんやりとした空気に包まれます。気温はなんと21度(取材日は7月1日)。この日の東京は最高気温33度を超えていたようなので、比べると相当涼しいことがわかりますよね。
天気はよかったものの、ほんのりと霧がかっていて周辺の山々を眺めることは難しかったので、原生林に囲まれた散策路を歩きながら森林浴を楽しみました。

山の上では、通年取集されるポストとしては国内最高所にある「やまびこポスト」で旅の思い出をつづったポストカードを投函したり、名物の雲海ココアを片手にテラスでひといきついたり……。せわしなく過ごす日常から解放されて、穏やかな時間を過ごすことができました。

【新穂高ロープウェイ】
乗車料金:第2ロープウェイ往復大人3,700円/子ども1,850円、第1・第2ロープウェイ連絡往復大人3,800 円/子ども1,900円
問い合わせ:0578-89-2252

歴史ある温泉郷をバスで快走、ロープウェイで山の頂へ。雄大な自然が楽しめる乗車体験は、大人世代の旅にぴったり。この夏は緑あふれる奥飛騨で、たっぷり深呼吸してみませんか?

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

大人のおしゃれ手帖編集部

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