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【谷昇シェフの“まかないカレー”】作ろう!たっぷりトマトの爽やか~な夏カレー♪じっくり炒め玉ねぎが肝

  • 2025.7.9

夏野菜の代表、トマト。瑞々しくて真っ赤なトマトは、心も体も元気にしてくれますよね。そこで本日は、NHK『きょうの料理』でフレンチのプロ、谷昇シェフが紹介していた「シェフのまかないトマトカレー」を作ることに。フレッシュなトマトをたっぷり使った夏にぴったりな“爽やかカレー“とのことですが、唯一の難関は“玉ねぎを炒める“工程。玉ねぎに水とバターを加えて、1時間かけてじっくり炒めるらしいです。うっ、長っ…。



NHK『きょうの料理』プロ直伝の夏レシピ♪

NHK『きょうの料理』で「シェフのまかないトマトカレー」を教えてくれたのは、東京・神楽坂にあるフレンチレストランのオーナーシェフ、谷昇さん。応用しやすい自由なレシピと、歯切れよく明快な解説が好評です。

本日作る「シェフのまかないトマトカレー」の最大のポイントは、水とバターを加え、あめ色になるまで1時間かけてじっくり炒める玉ねぎ。この難関さえクリア出来れば、あとはスイスイ簡単に作れるそうですよ。

では、作ってみましょう。

「シェフのまかないトマトカレー」を作ってみた!

材料と作り方はこちら。



【材料】2~3人分
トマト(ざく切り)…4個(600g)
玉ねぎ(薄切り)…1~2個(200~300g)
豚こま切れ肉…300g
オクラ…6本
にんにく(粗みじん切り)…2かけ分(20g)
しょうが(粗みじん切り)…2かけ分(15~20g)
カレー粉…20~30g
鶏ガラスープの素(顆粒)…小さじ1
バター…40g

今回は、分量を半分にして作ります。バターは有塩バターを使用。

【作り方】
1. 鍋もしくはフライパンに玉ねぎとバター、水をカップ1/4カップ(50ml、分量外)入れて、中火にかけます。



ヘラで時々混ぜながら、少し火を弱めてじっくりと炒め煮にします。

途中、水分が少なくなったら、適宜水(分量外)を足し、鍋肌の焦げをこそげながら1時間ほど、玉ねぎがあめ色になるまで炒めます。

最初に加える水分が呼び水となって、玉ねぎから水分と甘味が引き出され、かつ焦げつきも防げるそうです。

1時間ほど炒めると、こんな感じ。



少なっ(笑)。めちゃめちゃ量が減りました。旨味が凝縮しているんでしょうね。バターと玉ねぎのコクのある甘い香りがします。

最初は、1時間も炒めるのか…とテンション低めでしたが、実際やってみると、ずっと手を動かし続ける必要はなく、15分に1回ほど確認して混ぜる程度で大丈夫でした。なので、他の料理と同時進行でも、台所の片づけをしながらでも作れると思います。といっても、火を使っているので注意はしてくださいね。

2. 1にしょうがとにんにくを加えて、炒めます。



香りが立ってきたらカレー粉を加え、炒め合わせます。



3. 別のフライパンにゴマ油を少々(分量外)引き、強火で豚肉を香ばしく炒めます。レシピにはゴマ油(白)と書いてあったので、今回はゴマ油特有の香りのない、「太白ゴマ油」を使用。



豚肉の脂を切り、2のあめ色玉ねぎに加えて混ぜます。



全体がなじんだらトマトと鶏ガラスープの素を加え、中火で10分間ほど煮ます。



4.
オクラはガクをぐるりと剥き、沸かしたお湯(分量外)でサッと茹で、ザルにあげます。今回は、30秒ほど茹でました。

5. カレーの味見をして、塩とこしょう(各適量、分量外)で味を調え、オクラを加えて火を止めます。



6. ご飯(分量外)をお皿に盛り、5をかけて出来上がり。


調理時間は、1時間15分。時間はかかりましたが、さほど疲れませんでした。

スパイスの効いた本格的な香り♪



では、いただきます。

おいしっ。

上出来、上出来。おいしいスパイストマトカレーです。



玉ねぎの旨味と甘味が凝縮した、奥深い味わい。そして、フレッシュトマトの甘味と爽やかさが余韻に残る、夏にぴったりの味です。後味にスパイスのピリピリした辛味もあるので、大人味かな。

今回使ったトマトがよくなかったのか、けっこうトマトの皮の主張が強い印象。皮は、湯剥きするなどして取り除いてから、炒めるほうがよかったかなと思います。

ここに、素揚げしたなすやピーマン、かぼちゃ、アスパラガスなどの野菜をのせるのもよさそうです。フレンチシェフ直伝の「シェフのまかないトマトカレー」、この夏、作ってみてはいかがでしょう。

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