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【夏休み】 給食がない、お腹すかせる “親” …  保護者へのアンケート調査で見えた 《貧困の実態》

  • 2025.7.8

「食費・光熱費などの出費増加」など

学校給食がない夏休み中の不安は ※画像はイメージです
学校給食がない夏休み中の不安は ※画像はイメージです

認定NO法人カタリバが、経済的困難を抱える子育て家庭の夏休みの実態を把握するためのアンケート調査を実施、その結果を発表しました。

調査は2025年6月、カタリバの支援プログラム(アダチベース、room-K、キッカケプログラム)を利用する保護者252人を対象に行ったもの。

子どもの夏休み中に不安に感じていること、困っていることについては、上位5項目は「昼食の準備」「食費・光熱費などの出費増加」「生活リズムの乱れ」「ゲームや動画の過剰視聴」「外出・体験活動の機会不足」。上位には家計に関する不安が並んでいます。

給食がない夏休み中、給食がある時期と比べて子どもの1日の食事回数が変化したかどうかについては、「食事が減った」が43.7%と半数近くに上り、「変わらない」の39.3%を上回っています。「増えた」は10.7%、「分からない」は6.3%でした。

昼食が減った理由は、「経済的な理由で食材やお弁当を十分に買えない」が過半数の51.7%。以下、「子どもが食事を拒否した」21.8%、「不規則な生活で食事を逃した」20.7%。

また、夏休み中に子どもの食事を優先するために自分の食事を減らしたか否かについては、「子どもに譲って自分は食べなかった」17.5%、「食事の量を減らした」12.7%、「食事の回数を減らした」10.7%で合計40.9%。それ以外も「安価なもので済ませた」が37.7%を占め、「栄養食・冷凍食で済ませた」が10.3%、「変化なし」が8.7%。長期休暇中の窮状が垣間見える結果をなりました。

(LASISA編集部)

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