1. トップ
  2. 恋愛
  3. 42歳ドネア「日本のチャンピオン達と戦いたい」 今後の“大胆プラン”を明かすも、ベルト争奪戦には「もう少し時間が必要だ」

42歳ドネア「日本のチャンピオン達と戦いたい」 今後の“大胆プラン”を明かすも、ベルト争奪戦には「もう少し時間が必要だ」

  • 2025.7.4
WBSSでは死闘を繰り広げたドネア(左)と井上尚弥(C)Getty Images
SPREAD : WBSSでは死闘を繰り広げたドネア(左)と井上尚弥(C)Getty Images

世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)がYouTubeチャンネル「格闘キャスト」に出演。6月14日(日本時間15日)にWBA世界バンタム級暫定王座決定戦で2年ぶりの復帰を果たし、同級8位アンドレス・カンポス(チリ)を9回負傷判定で下した42歳が「日本に行って、ベルト狩りを始めようかな」「日本のチャンピオン達と戦いたい」と日本でのタイトル戦に意欲を示している。

■42歳の挑戦に注目「今はまだ取り戻している途中」

2年ぶりの復帰戦で一回り以上年下の28歳ランカーに勝利しWBA暫定王者となったドネア。自身が持つ同級最年長王者記録を「これからもどんどん更新していく」と笑顔を見せた。「(正規)ベルトを手に入れた後、WBAを狙ってWBO、IBFをとって、そしてWBCを最後にとる」と今後の“ゲームプラン”についても明かした。

日本については「大好きだよ。日本の食べ物は最高。文化も素晴らしいし、友人もたくさんいて、いつも良くしてくれる。日本での滞在は本当に楽しい。また行きたい」と語り、「比嘉(大吾)選手の試合か、他のどのチャンピオンシップの試合でもいい。現地を訪れて、挑戦を申し出たい」と熱い気持ちを吐露。

対戦したい相手については、「もし堤(聖也)が(ケガから)戻ったら、もちろん戦いたい。WBO(武居由樹)でもいいですし、実現すれば楽しい試合になる。誰とでも戦うけどね」と希望を口にし、「一番の狙いは間違いなくベルト。自分のスキルがどこまで通用するかは見えている。学習プロセスにおいて執着し、集中し、継続するだけ」と前を向いた。

一方で「今はいかにリングの中で自分のゲームを向上させることができるかだけが課題だ」と自身の成長にフォーカスしており、「(続けていれば)最強と戦いたいという欲求は、自分の実力と釣り合う時がくる。今はまだ取り戻している途中だ」と最強の選手と戦いたい心に反し、身体はまだ追いついていない様子。「自分の技術をすべて取り戻すために、もう少し時間が必要だ」と内省した。

ドネアはプロ戦績43勝(28KO)8敗。2019年11月と、22年6月に4団体統一世界スーパー・バンタム級王者の井上尚弥(大橋)と対戦し、WBC同級王座から陥落。23年7月に同王座に挑戦するもアレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)に判定負けを喫して王座獲得を逃している。

果たしてドネアはベルト争奪戦に再び復帰することができるのか。42歳の挑戦に注目だ。


元記事で読む
の記事をもっとみる