「整理収納のプロはこうします！」ごちゃっとなりがちな【冷蔵庫の中身】→整理のコツとポイントとは…？

2025.7.28

毎日の生活で最も頻繁に使う場所のひとつ、冷蔵庫。ですが、冷蔵庫の中がごちゃごちゃしていると、何がどこにあるか分からず、使いづらさを感じることも少なくありませんよね。食品の無駄遣いや保存期間の見落としも起こりやすく、損をしてしまうことも…。

そこで今回は、整理収納のプロが教える「冷蔵庫をグッと使いやすくする収納術」をご紹介します。冷蔵庫の中をすっきり整えることで、毎日の暮らしがもっと快適に、ラクになる工夫をまとめました。使いやすさがアップすれば、料理の効率も上がり、食材のムダも減り、節約にもつながりますよ。

冷蔵庫の使いにくさの原因と整理収納のカギ

冷蔵庫が使いにくいと感じる原因は、食品や飲み物が雑然と並び、必要なものがすぐに見つからないことにあります。棚の高さや引き出しの活用が不十分で、奥の食品が死蔵品になりやすいことも問題です。

また、使いかけの調味料やパック類が散らばっていると、冷気の流れが妨げられて食品の鮮度落ちの原因にも。これらの問題が積み重なって、「冷蔵庫を開けては疲れる」という状況につながります。

整理収納のポイントは、「見える化」と「使いやすさの導線」を意識すること。つまり、何がどこにあるのか一目で分かる配置にし、使う頻度や種類ごとに収納場所を決めることが大切です。例えば、よく使う食材は目線の高さに置き、長期保存のものは下段にまとめると効率が良いですよ。また、透明な収納ケースやラベルを活用することで、食品の状態を把握しやすくなります。

これらを上手に取り入れることで、「忘れて腐らせる」「探して冷蔵庫内をぐちゃぐちゃにする」といったトラブルを減らせます。

具体的な収納術で冷蔵庫がまるで新品のように！

それでは、整理収納のプロが推奨する具体的な冷蔵庫収納術を見ていきましょう。

すべて賞味期限を確認：調味料や冷凍食品など賞味期限が切れてしまいがちなものは要チェック。

収納ケース＆トレイの活用：冷蔵庫内を仕切れる収納ケースなら、種類別に区分けできて便利。飲み物、乳製品、野菜、調味料などジャンルごとに分けると、取り出しやすくなります。また、仕切りトレイや取っ手付き収納ケースを使って食品をまとめておけば奥まで引き出せて、出し入れがスムーズに。

ラベルで管理：食材に賞味期限や購入日を書いたラベルを貼る習慣をつけると、鮮度管理がしやすいです。特に使いかけの食品は日付を明記しておくことで、無駄な廃棄を減らせます。

高さの調整を活用：棚の高さを調節できる冷蔵庫は、高いペットボトルや大きな容器も収まるように調整しましょう。空間が余って無駄にならないようにすることで、収納力アップに直結します。

ドアポケットの賢い使い方：ドアポケットは温度が多少高めなので、冷凍保存が向かない調味料やジュース、開封済みのスプレー類などの収納に最適です。重さのある瓶は下部に入れると安心です。

野菜室の活用術：野菜は種類ごとに袋やケースで分けて保管。湿度調整機能がある場合は設定を見直して、鮮度を長持ちさせます。根野菜や葉物野菜の置き場所を分けるだけでも傷みにくくなりますよ。

これらのポイントを押さえて整理すると、冷蔵庫を開けた時の見通しが良くなり、毎日の料理がストレスフリーになること間違いなしです。

使いやすさで差をつける！冷蔵庫整理で生活アップデート

今回紹介した整理収納のプロの冷蔵庫収納術を取り入れれば、食品の管理がずっと楽になり、家族みんなが使いやすくなります。

使いやすい冷蔵庫は、食材の無駄を減らし、節約効果も期待できる賢い工夫です。毎日の料理の時短にもつながるので、忙しい日々にゆとりが生まれます。また、清潔で整った冷蔵庫は衛生面でも安心。食品が傷みにくく、家族の健康にも寄与します。

さらに、定期的な「冷蔵庫お掃除＆整理タイム」を設けることで、キレイな状態をキープ可能。今回の収納法は誰でも真似できる簡単なものが多いので、ぜひ今日からチャレンジしてみてくださいね。あなたの冷蔵庫が驚くほど使いやすくなり、毎日の食生活がより快適に変わることを願っています！

監修者：坂上正洋（株式会社ストレージ王経営企画室/ 整理収納アドバイザー）

https://www.storageoh.jp/
株式会社ストレージ王は、セルフストレージ方式のトランクルームの企画・開発・運営・管理を手がける企業。現在、東京・岡山を中心に205店舗、約11,800室以上のトランクルームを展開している。トランクルームは、季節家電や衣類の保管、コレクションや思い出の品の収納、住空間の調整、防災備品の保管など、様々な用途で利用されている。