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「整理収納のプロはこうします」→クローゼット収納、「とにかく詰め込んでない?」OK例・NG例を徹底解説

  • 2025.7.29
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

「クローゼットがいつもぐちゃぐちゃ…」「何をどこにしまったか分からない!」そんなお悩みはありませんか?

実は整理収納のプロたちは、ただ片付けるだけでなく、使いやすさ・見た目の両方にこだわった収納方法を実践しています。

今回の記事では、プロが教えるクローゼット収納の「OK例」と「NG例」を徹底解説。整理が苦手な方でもマネしやすく、毎日の服選びや生活が格段にラクになるポイントをお伝えします。

よくある悩みから考えるクローゼット収納のキホン

クローゼットの整理に悩む人が多いのは、まず何をどれだけ持っているか把握できていないことが原因のひとつ。

たくさん詰め込みすぎて「見えない」「取り出しにくい」状態は、実は使いにくさとストレスのもとです。また、「収納スペースは十分あるのに、なぜかいつも散らかっている…」というケースもよく見られます。

こうした問題を解決するには、収納スペースの使い方を見直し、「使うもの・使わないもの」をきちんと分けて管理することが大切。さらに取り出しやすさを追求しながら、季節や用途別に分けるなど、整理収納の基本ルールを押さえることがポイントです。

プロに学ぶ!クローゼット収納の「OK例」と「NG例」

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

OK例は、“ものの量”と“収納場所”をしっかりマッチさせ、ストレスなく使える動線を考えているのが特徴です。服はシーズンごとに分け、よく使うものは手が届きやすい高さに配置する、ハンガーの種類を統一して見た目もすっきりさせるなど、無理のない方法が多いです。

一方、NG例としては「とにかく全て詰め込む」「種類もバラバラで取り出しづらい」「奥にあるものは長期間使わない」という状態。これは空間を無駄に使い、使い勝手も悪いため、結果として片付けたくない場所になってしまいます。

具体例で言うと、OK例では「薄手の服はハンガーで、ニットや厚手のものはたたんで引き出しに収納」。これにより、服の形崩れを防ぎつつ、分類しやすくしています。NG例だと、すべてハンガーにかけて無造作に詰め込むため、取り出すときに他の服が絡まったり、しわになることが多いです。モノによって場所や収納方法をしっかりと決めてしまうことで、片付けの際も迷わずに進めることができます。

使いやすさと見た目の両立!プロが実践しているコツとは?

プロが意識するのは、「取り出す」「しまう」「見つける」が簡単であること。そのために、まず手持ちの服をアイテム別や使用頻度別に「見える化」することから始めます。これにより不要な服の断捨離がスムーズになるほか、収納量と場所を最適化できます。

さらに、収納グッズの活用も重要。例えば、透明ケースでシーズンオフの服をまとめたり、ハンガーの高さを揃えて統一感を出すと視認性がアップ。ポールの位置を上下に分ければトップスとボトムスの分離が簡単になり、奥行きのあるクローゼットも無駄なく活用できます。

また、ラベリングで「何がどこにあるか」を一目瞭然にするのも効果的。家族全員がわかりやすく、片付けやすくなるため、散らかるリスクをぐっと減らせます。

シーズンオフの衣類や子供服・冠婚葬祭用の衣類など、クローゼットにあるけれど使う頻度が低いというものは、思い切ってトランクルームに預けてみるものオススメですよ。

まとめ:暮らしやすさが変わる、プロ流クローゼット収納の極意

整理収納のプロが実践するクローゼットの収納法は、ただ物を詰め込むだけでなく、使いやすさ、見やすさを考慮した工夫の連続です。

OK例ではアイテムの種類や使用頻度に合わせて収納場所を選び、無理なく管理できる仕組みを作っています。それに対し、NG例は物をただ詰め込み、使う側の動線や見た目を無視しがちです。

あなたのクローゼットも、まずは「見える化」と「断捨離」から始めてみませんか?

シンプルで使いやすい収納に変えることで、毎日の装いが楽しくなり、朝の支度や服選びが快適になります。理想の暮らしを目指すなら、ぜひ今回紹介したプロのポイントを参考に、クローゼット収納を見直してみてください。



監修者:坂上 正洋(株式会社ストレージ王 経営企画室/ 整理収納アドバイザー)

https://www.storageoh.jp/ 
株式会社ストレージ王は、セルフストレージ方式のトランクルームの企画・開発・運営・管理を手がける企業。現在、東京・岡山を中心に205店舗、約11,800室以上のトランクルームを展開している。 トランクルームは、季節家電や衣類の保管、コレクションや思い出の品の収納、住空間の調整、防災備品の保管など、様々な用途で利用されている。