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「プロはこうします」スッキリ使いやすい“キッチン収納を叶えるコツ”を【整理収納アドバイザーが解説】

  • 2025.7.25
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

キッチンは毎日の食事作りに欠かせない場所。だけど、物であふれて使いにくく感じていませんか?

整理収納アドバイザーの視点から、スッキリして使いやすいキッチンにするコツをお伝えします。

整理が苦手でも大丈夫。無理なく続けられる収納方法を知り、毎日の料理時間をもっと楽しくしましょう!

使い勝手を左右するキッチン収納の課題とポイント

キッチン収納の悩みの多くは、「取り出しにくい」「探しにくい」「スペースが足りない」というもの。実は、これらは収納の工夫次第で大きく改善できます。

まずはキッチンの動線を意識することが重要。作業の流れに沿って物を配置すると、調理効率が格段にアップします。

例えば、よく使う調味料や調理器具はコンロ横に、洗い物に使うスポンジや洗剤はシンク周りにまとめると使いやすくなります。また、収納する物の定位置を決めることで「どこに何があるか」がわかりやすくなり、無駄な動きや探し物の時間を減らすことができます。

さらに、「収納スペースの有効活用」も重要です。高さのある棚を活用したり、ケースや仕切りで区切ったりして空間を無駄なく使う工夫がカギ。見落としがちですが、引き出しの中の整理も大切で、小分けトレーを使うと細々した物をきれいに仕分けられます。

プロ直伝!具体的な整理収納テクニックでキッチン美化

整理収納アドバイザーが推奨する具体的なテクニックにはいくつかの共通点があります。

まずは「見える化」を取り入れること。透明な収納ボックスやラベルを活用し、何がどこにあるか一目でわかるようにしてみましょう。これにより、物が増えすぎないよう管理がしやすくなります。

次に、「使う頻度で分類する」ことも使いやすさの秘訣です。毎日使うものはすぐ手が届く場所に、季節物やたまにしか使わないものは少し奥や高い場所に収納すると無駄な動きが減ります。

特に、気づけば量が増えがちな「カトラリー」類に関しては家族分と来客用で分けて収納するというのもポイントです!

また、「不用品の見極め」も大切。使わない調理器具や賞味期限が切れた食品は思い切って処分しましょう。これで収納スペースに余裕ができ、整理整頓しやすくなります。収納グッズとしては、伸縮可能な仕切り板・吊り戸棚用のラック・立てて収納できるファイルボックスなど、スペースを最大限に活用するアイテムが便利です。

実例として、スパイスを壁際のマグネットボードに吊るして視認性を高めたり、鍋のフタを立てて収納することで取り出しやすくする方法があります。いずれも使い勝手の向上につながります。

毎日が快適になるキッチン収納のまとめ

キッチン収納は、単に物をしまう場所以上の意味を持っています。整理を通して作業効率が上がり、ストレスなく料理ができる環境をつくることができるのです。

使いやすさを左右するのは「物の定位置を決める」「よく使うものは手前にまとめる」「収納スペースを最大限に活用する」そして「定期的に見直して不要な物は手放す」こと。

専門家のアドバイスを参考にしつつ、ご自身のキッチンの動線や使い方にあった収納方法を取り入れてみてください。毎日の料理が楽しくなる、スッキリ使いやすいキッチンはきっとすぐに実現できますよ。


監修者:坂上 正洋(株式会社ストレージ王 経営企画室/ 整理収納アドバイザー)
https://www.storageoh.jp/
株式会社ストレージ王は、セルフストレージ方式のトランクルームの企画・開発・運営・管理を手がける企業。現在、東京・岡山を中心に205店舗、約11,800室以上のトランクルームを展開している。 トランクルームは、季節家電や衣類の保管、コレクションや思い出の品の収納、住空間の調整、防災備品の保管など、様々な用途で利用されている。