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「片付けするのが苦手な人」こそ試してほしい、“たった2分類”の整理術を【整理収納アドバイザーが監修】

  • 2025.7.23
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

散らかった部屋や山積みの書類を前に「どこから手をつけていいか分からない…」そんな人は多いはず。整理整頓の基本にある「分類」こそ、苦手意識が強い原因かもしれません。

でも、安心してください。

実は、細かく分けなくても、たった2つのグループに分けるだけで、驚くほど片づけがラクになる整理術があるんです!

これまで分類の壁にぶつかっていたあなたにこそぴったりの整理法、これから詳しくご紹介していきます。

分類嫌いのあなたも納得!なぜシンプル2分類が効果的なのか?

整理整頓で多くの人がつまずくポイントは「細かい分類が苦手」「どこから分けていいか分からない」という悩みです。

例えば洋服の整理なら「種類別」「色別」「季節別」といくつもの分類軸があり、全部やろうとすると挫折しやすいですよね。ここで整理収納アドバイザーが推奨するのは、“たった2つに分ける”という超シンプルなルール。

具体的には「使うもの」「使わないもの」「好きなもの」「そうでないもの」といった、判断基準も単純明快なものです。

この方法が支持される理由は、ズバリ「頭の負担を少なくし効率良く進められる」こと。

認知科学的にも、人間は物事を2分類にすると意思決定がしやすくなると言われています。さらに少ないグループ分けなら後からの見直しも簡単。頑張って細分化したけど戻せなくなった、という失敗も防げます。整理は「やる気が続くかどうか」が最大のハードル。だからこそ、誰でも迷わずサクサク進められる2分類が最適なのです。

実践例とコツでわかる!スムーズに進む2分類整理術の使い方

例えばクローゼットの場合、まずは全ての服を一度取り出して広げ、「今シーズン着るもの」「着ないもの」の2つに分けます。着ないものは更に「処分する」「保留(将来使う可能性がある)」に分けておくと後で迷いにくくなります。

書類整理でも「すぐ使うもの」と「保管or処分」の2つに仕分け、保管する書類ならファイルや箱にまとめるだけ。これならどこに何があるか把握しやすく、必要なときにすぐ見つかります。

整理収納アドバイザーからのアドバイスは、“理想は午前中など気分がスッキリしている時間帯に取り組むこと”、さらに“1日の作業量を決めて、無理せず少しずつ進めること”。

2分類だからこそ取り組みやすく、続けるうちに自分なりの判断基準ができてスムーズに片づけられるようになります。また、「保留」と決めたアイテムは、半年後など期限を決めて再度見直しをしましょう。

仕分けの段階で「一時的に手元に置かないモノ」が出てきた場合、「トランクルーム」の外部収納を活用することで、判断に迷うモノを圧迫感なく保管できます。

シンプル2分類整理術で暮らしを快適に変えるヒントまとめ

「分類が苦手」「整理が続かない」と悩む人ほど、まずは難しく考えず“たった2つに分ける”方法を試してみてください。物

を細かく種類別や用途別に仕分けるよりも、使うか使わないか、好きかそうでないかというシンプルな基準なら頭も混乱しにくく、手も動かしやすいはずです。実践を重ねるごとに判断力も養われるので、家全体の整理も自然とスムーズになっていきます。

整理収納アドバイザーも推奨するこの2分類の整理術は、時間も負担も最小限にできる合理的な方法。ぜひ今日から気軽に取り入れて、ストレスフリーな快適生活への一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。


監修者:坂上 正洋(株式会社ストレージ王 経営企画室/ 整理収納アドバイザー)
https://www.storageoh.jp/
株式会社ストレージ王は、セルフストレージ方式のトランクルームの企画・開発・運営・管理を手がける企業。現在、東京・岡山を中心に205店舗、約11,800室以上のトランクルームを展開している。 トランクルームは、季節家電や衣類の保管、コレクションや思い出の品の収納、住空間の調整、防災備品の保管など、様々な用途で利用されている。