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「古いタオル」「来客用の皿」…整理収納のプロが“最初に見直すモノ”はこれ!→家にあったら手放すべきモノ5選

  • 2025.7.22
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

気づけば家のあちこちに「使っていないけれど捨てられないモノ」が眠っていませんか?

古くなったタオルや来客用の皿、使い道の見えない雑貨など、実際には使っていないけれど「いつか使うかも」とそのままにしてしまいがちですよね。

今回は、特に最初に見直してほしい“使っていないけど家にあるモノ”を5つピックアップ。ポイントや整理のコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください!

見えないスペースを圧迫する「使っていないモノ」の正体

日常生活で使わないにも関わらず家に残しているモノは、気づかないうちに収納スペースの大部分を占めてしまいます。

例えば古いタオル。一度は使ったものの、穴が開いたり薄くなったりしてもう現役ではないタオルは、掃除や雑巾替わりにも使えると思ってとっておく方が多いですが、使う頻度は相当少なくなっていませんか?

また、来客用に揃えた皿やグラスも、来客が減った昨今では箱の中で眠っていることが多いでしょう。他にも趣味で買った道具や、異なる用途のために買いだめしたキッチン用品なども同様です。

実はこうした「いつか使うかも」が積もり積もると、家の中のモノがあふれかえり、必要なものを探しにくくするだけでなくストレスの原因にもなります。整理収納の専門家目線だと、こうしたモノを最初に見直すことで、家全体の片付けやすさが格段に変わります。

整理収納のプロが推奨!最初に見直すべき5つのアイテム

では、具体的にどんなモノから見直せばいいのでしょうか?整理収納のプロが特に優先する5つのモノを紹介します。

1.古くなったタオルや布製品

キッチンや掃除用としての活用も限界にきていることが多く、使わないものは思い切って処分すれば、掃除の効率もアップします。古いタオルは菌の温床ですので臭くなったなと感じたら捨てましょう。雑巾として使っても拭いた場所も菌で臭くなってしまいます。

2.使っていない来客用の皿やカトラリー

家族の人数分に絞って置き場所の見直しをしましょう。頻度が明らかに少ないなら枚数を減らすのがおすすめです。スタッキングなどの収納法も効果的です。来客用の皿・カトラリーは家族分と分けて収納すると、普段の配膳時のタイパにもつながります。

3.賞味期限切れや使っていない調味料・食品

見落としがちな食品類は、こまめなチェックで安全面も確保。意外といつの間にか期限が切れていることもあります。

4.趣味や興味の変化で使わなくなった道具・小物

例えば、かつての手芸材料やスポーツ用品も、手放すことでスペースが生まれます。寄付やフリマを利用するのも一案です。

5.壊れているけど放置されている家電や雑貨

壊れたまましまい込んでいるものは修理か処分を検討。意外とそのままにしているモノが多いので要注意です。

これらは家の中で「使わないけど捨てにくい」モノの代表例。まずここを見直すと収納のムダが減って家事効率がアップします。さらに、使うモノとの区別が明確になるため掃除や管理がしやすくなり、結果的に気分もスッキリしますよ。

「捨てられない」を乗り越えるヒントと整理術

「使っていないけれどいつか使うかも」と捨てられない気持ちは多くの人が抱えています。そんな時は、無理に処分しようとせず、まずカテゴリーごとに分けてみるのがおすすめです。

例えば、来客用の皿は「何人くらいの来客なら使うか?」と現実的に考えてみる、古いタオルは「捨てる前に雑巾として使い切れるか」をチェックするなど、具体的な使い道や数を見極めることが大切です。

また、収納場所の見直しも効果的。取り出しにくい場所に置かれているモノは使いにくいため、自然に使わなくなってしまうことも多いです。使いやすい位置に置くだけで使う頻度が増え、不要なら気づきやすくなります。

最後に、「まずは一時保管場所を作る」「一定期間使わないモノは手放す」など、段階的に整理を進めることもコツ。焦らずに自分のペースで見直すことで、無理なくスッキリした暮らしに近づけるでしょう。

使っていないモノの整理が暮らしを変えるカギに

家の中にある「使わないけど捨てられないモノ」は、片付けの第一歩として見直すべき重要なポイントです。古いタオルや来客用の皿、使いそびれた調味料や道具、壊れた雑貨など、普段目を向けにくいものだからこそ、意識的にチェックしてスペースや気持ちのゆとりを作り出しましょう。

整理収納のプロが教える優先的に見直すべきモノ5選をヒントに、自宅のモノを見渡してみると、思いのほか使っていないものが見つかるはず。整理が進むと暮らしは快適になり、日々の家事もグッと楽になります。

シンプルで心地よい空間づくりのために、ぜひ今日から見直してみてはいかがでしょうか?


監修者:坂上 正洋(株式会社ストレージ王 経営企画室/ 整理収納アドバイザー)
https://www.storageoh.jp/ 
株式会社ストレージ王は、セルフストレージ方式のトランクルームの企画・開発・運営・管理を手がける企業。現在、東京・岡山を中心に205店舗、約11,800室以上のトランクルームを展開している。 トランクルームは、季節家電や衣類の保管、コレクションや思い出の品の収納、住空間の調整、防災備品の保管など、様々な用途で利用されている。