「それ、家にあったら今すぐ手放して！」いつか使うかも！で家にある“期限切れアイテム”５選【整理収納アドバイザー監修】

2025.7.21

「いつか使うかも」と思って、古いものをずっと家に置いていませんか？これは多くの人が陥りがちな罠です。

特に知らずに持ち続けてしまっているのが、実は期限切れの食品や日用品。使い切れなかったり、手放せなかったりして、気づけばどんどん溜まってしまう…。その中には生活の安全や快適さを脅かすものもあります。

この記事では、整理収納アドバイザー監修のもと「家にあったら今すぐ手放すべき期限切れアイテム」５選をご紹介。知らずに持っていると損をするだけでなく、健康面にもマイナスとなるかもしれませんよ！

期限切れアイテムの知られざるリスクとは？暮らしの中で見落としがちなポイント

期限切れアイテムがなぜこれほど厄介なのか。それは、多くが「まだ使えるような気がする」「見た目は変わっていないから大丈夫」と感じてしまうからです。

食品は賞味期限や消費期限が過ぎると、味が落ちたり、衛生面で問題が生じることがあります。特に賞味期限切れの加工食品や冷蔵保存品は、食中毒のリスクも避けられません。

また、日用品や化粧品、医薬品も期限を超えると効果が薄れたり、肌トラブルや思わぬ健康被害を引き起こす可能性も。家でのトラブルの多くはこういった「期限切れが原因」で起きることが多いのです。

加えて、期限切れのものを置き続けることでスペースの無駄が生まれ、本当に必要なものが見つけにくくなるというデメリットもあります。

そうした無駄が積み重なることで、生活の効率や精神的なゆとりも失われがちです。整理収納の基本は「今の暮らしに必要なものを選んで持つこと」。期限切れアイテムを手放すことは、健康面だけでなく暮らしそのものの質を上げる第一歩なのです。

家にあったら即手放して！期限切れアイテム5選

1.調味料や缶詰（乾燥食品含む）

常温保存の調味料や缶詰は長持ちすると言われがちですが、賞味期限を過ぎると風味が落ちるだけでなく、腐敗や異臭の原因に。特に開封済みは衛生面にも注意が必要です。

2.医薬品・サプリメント

救急箱があれば、中身の医薬品の期限をまず確認して。期限が切れていたら、効果が薄れるどころか成分が変質して副作用のリスクも。速やかに処分しましょう。

3.化粧品・スキンケア用品

使用期限切れの化粧品は肌荒れやかぶれの原因に。特にナチュラル成分のものは劣化が早いので早めの見直しが大切です。
近年の高温多湿化により変質が起こりやすいため早めに確認を。

4.乾電池

期限切れの乾電池は液漏れや本体の故障リスクが上昇。防災のためにストックしている電池も定期的に見直しを行い、期限切れの電池は安全のために処分するのがベターです。

5.ベビー用品（粉ミルク・ベビーフードなど）

赤ちゃんの健康に直結するため、期限切れは絶対NG。安全面を最優先に考え、期限切れは即廃棄を。

これらのアイテムは、暮らしの中でつい「まだ大丈夫かも」「もったいない」と感じがちですが、実際はリスクが大きいものばかり。整理収納アドバイザーも「定期的なチェックと不要品の処分」を強く推奨しています。

もう迷わない！期限切れを見極めるチェックポイントと処分のコツ

期限切れアイテムを見分けるコツは、まずは「ラベルの裏や容器に書かれた期限表示」を習慣的にチェックすること。賞味期限や使用期限は必ず確認し、期限切れなら開封・未開封に関わらず処分を検討しましょう。さらに、臭いや色・質感に変化が見られたら、期限内でも使用を避けるのが安全です。

処分の際は、地域のルールに従い、可燃ごみ・不燃ごみなど適切に分別することが大切。特に医薬品は薬局の回収ボックスを利用できる場合もあるので、自治体や販売店の案内を確認してください。手放したあとはスペースもスッキリし、新しいものを買い足す際にもムダ買いを防げますよ。

定期的な整理と期限切れチェックは「暮らしの安全＆快適度」をぐっとアップさせる秘訣です。面倒に感じても、月に1回のルーティーンにすると負担も軽減されます。

安全で気持ちよく過ごすために、今日から始めたい期限切れアイテム整理術

いかがでしたか？「いつか使うかも」という気持ちで持ち続ける期限切れアイテムは、実は生活の不便さや健康リスクの元になっていることがわかりました。

今回紹介した5つの期限切れアイテムは、家にあれば今すぐ処分をおすすめします。定期的な見直しや整理は、ただの片付け以上の価値があります。安全で快適な暮らしを守るため、適切に手放す習慣を身につけましょう。

さあ、今日から期限切れアイテムの見直しをスタートして、気持ちよく暮らせるスペースを手に入れてみませんか？整理収納アドバイザーのアドバイスを参考に、健康と時間の両方を守る賢い暮らし方を実践しましょう！

監修者：坂上正洋（株式会社ストレージ王経営企画室/ 整理収納アドバイザー）
https://www.storageoh.jp/
株式会社ストレージ王は、セルフストレージ方式のトランクルームの企画・開発・運営・管理を手がける企業。現在、東京・岡山を中心に205店舗、約11,800室以上のトランクルームを展開している。トランクルームは、季節家電や衣類の保管、コレクションや思い出の品の収納、住空間の調整、防災備品の保管など、様々な用途で利用されている。