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「打ち切った方がいい」「確実に物議を醸す」“前代未聞の脚本”に放送前から騒然…だけど「1話だけでも観て」称賛相次ぐ名ドラマ

  • 2025.7.22

ドラマの中には、放送前から物議を醸し、世間の注目を集めた作品があります。それは、視聴者の好奇心を刺激し、ただのドラマでは終わらない社会現象の始まりを予感させます。今回は、そんな“放送前から話題”になったドラマ5選をセレクトしました。

本記事では第3弾として、2025年放送のドラマ『子宮恋愛』(読売テレビ)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“熱い支持を受ける”名作ドラマ『子宮恋愛』

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(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):『子宮恋愛』(読売テレビ)
  • 放送期間:2025年4月10日~6月26日

あらすじ

佐々江典子さんの同名漫画を原作に、読売テレビで実写ドラマ化された作品。

ハウスメーカーで働く29歳のOL・苫田まき(松井愛莉)は、職場でも家庭でも自分の意見を言えず、我慢ばかりの毎日を送っていました。結婚6年目の夫には、子供が欲しいという切実な願いさえ打ち明けられずにいます。

自由奔放な同僚の山手旭(大貫勇輔)には、気を遣いすぎるまきの態度に「見ていてイライラする」と言われる始末。旭の言葉に戸惑うまきでしたが、ある夜、思いがけず2人きりで楽しい時間を過ごした帰り道、旭から不意にキスをされてしまい―。

『子宮恋愛』が放送前に話題になった原因※ネタバレあり

『子宮恋愛』が放送前に話題になった主な原因は、その衝撃的なタイトルとキャッチコピー。キービジュアルに記載された「私の子宮が恋をした。だけどそれは、夫とは別の人でした。」というキャッチコピーと共に、大きく書かれた『子宮恋愛』という文字は、視聴者を驚愕させるには十分な内容でした。

SNSでは放送前から「確実に物議を醸す」「子宮恋愛ってタイトルが攻めすぎ」「打ち切った方がいい」というように、物議を醸していた本作。ドラマの放送後も、不倫をテーマにしているストーリーやインパクトのあるセリフなどでSNSを賑わせました

一方で、「人の心の弱さや欲望を浮き彫りにするストーリーが面白い」「意外と面白くて毎話かかさず観てる」「1話だけでも観てみて」といった高評価の声もあり、焦り、嫉妬、希望、絶望といった感情の機微を表現するシーンは、視聴者の心を強く揺さぶりました。加えて、登場人物全員が個性的でぶっ飛んだようなキャラクターをしているところも、どこか目が離せないポイントのひとつです。

「演技うますぎる…」主演女優の快演に称賛の声

『子宮恋愛』で夫との間で満たされない心と、強引ながらも本音でぶつかってくる同僚との間で揺れ動く主人公を演じた松井愛莉さん。そんな松井さんはエンタメ総合メディア“U-WATCH”でのインタビューにて、本作の出演にあたっての本音を次のように明かしました。

実はこの作品に出演するか、かなり悩みました。タイトルのインパクトもすごかったですし、恋愛ものに出演することも久々。しかも婚外恋愛がテーマで、ラブシーンもある。当初は、私に演じられるのかと不安でした。出典:『子宮恋愛』で松井愛莉が悩み抜いて演じた大人の愛。「私に演じられるのかと不安でした。」U-WATCH 2025年4月7日配信

本作の出演に対し、胸の内では戸惑いを感じていたことを明かした松井さん。しかし、SNSでは「松井愛莉ちゃん演技うますぎる…」「目と空気感だけで語っていて心が痛くなるほどリアル」など、難しい役柄ながらも高い演技力を評価する声が見られました。

まだ『子宮恋愛』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、理性を超えた“本能の恋”の行方をぜひ目撃してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です