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「こんなに素晴らしいドラマとは…」“卓越した作品力”に異例の熱狂…「絶対に観た方がいい」“中毒者続出”の至高ドラマ

  • 2025.7.25

SNSのタイムラインに流れてくる、湯気の立つラーメンや、とろーりチーズがたまらないピザの写真。そんな食欲を刺激する“飯テロ”に、思わずお腹を鳴らしてしまった経験はありませんか? 物語の世界でも、料理をテーマにした作品がストーリーに彩りを与えるだけでなく、私たちの胃袋を鷲掴みにしています。今回は、そんな思わず食べたくなる“飯テロ”作品5選をセレクトしました。

本記事では第5弾として、2022年放送のドラマ『晩酌の流儀』(テレビ東京)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

思わず食べたくなる“飯テロ”作品・ドラマ『晩酌の流儀』

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(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):『晩酌の流儀』(テレビ東京)
  • 放送期間:2022年7月2日~8月20日

あらすじ

不動産会社に勤める独身で37歳の女性・伊澤美幸(栗山千明)。彼女が何よりも大切にしているもの、それは一日の終わりに飲む“最高の晩酌”です。

その“至高の一杯”を味わうため、美幸は全てを逆算して行動します。仕事を定時で完璧にこなし、サウナでコンディションを整え、スーパーを巡っては最高の食材を最高の状態で手に入れる。そのストイックなまでのこだわりは、もはや“流儀”と呼ぶべき領域に達していました。

自宅に帰れば、手際の良い調理で絶品のおつまみが完成。完璧に整えられた環境で、至福の晩酌が始まります―。

『晩酌の流儀』の見どころ※ネタバレあり

『晩酌の流儀』は、晩酌という至福のひと時をこれでもかと表現した作品。キンキンに冷えたグラスに注がれる黄金比泡のビールを美幸がゴクゴクと飲み干していき、「くぅ〜〜〜〜〜っ!」と天を仰ぐまでの一連の流れは、お酒好きにはたまらないシーンとなっています。

また、本作ではジャンルを問わず様々なおつまみが登場します。どれも身近なものばかりですが、美幸の丁寧な下準備とアレンジによって、“最高の一品”へと昇華されていく過程が食欲をそそります。肉が焼ける“ジューッ”という音、油がはぜる“パチパチ”という音、食材を切るリズミカルな音。調理中の効果音を聴いているだけでお腹が空いてきます。

SNSでは「美味しそうに飲む千明様最高」「中毒性が凄い」「こんなに素晴らしいドラマとは…」「絶対に観た方がいい」「出会えて幸せ」など、絶賛する声が多数寄せられました。

異例の熱狂ぶりをみせた名作

『晩酌の流儀』では、思わずマネしたくなるような宅飲み料理が数多く登場します。どの料理も簡単な調理方法や食材であるものがほとんどで、仕事終わりの疲れ切った体でも作れそうなものばかりです。そんなお手軽だけど飯テロ効果抜群の料理について、本作の企画を手掛け、監督・プロデューサーの一員でもある松本拓さんは暮らしに役立つ生活情報サイト“オレンジページnet”にて次のように話しました。

手軽に買えるもので作れる料理、っていうのは、このドラマのこだわりのひとつかな。今後3、4……とシーズンを続けていくことができたら、八百屋さん、魚屋さん、コンビニなど、食べ物にかかわる町のスポットをもっと描いていくのもいいな、と思っています。出典:『話題沸騰ドラマ「晩酌の流儀」の裏側がすごい!こだわり〈フード〉ができるまで』オレンジページnet 2023年8月18日配信

本作で料理監修を務め、自身もスーパーの店員・牛場役で出演するお笑いトリオ・ロバートの馬場裕之さん。馬場さんが手掛けた、お手軽ながらもこだわりの詰まった料理の数々は「出てくる料理が手軽でおいしいのでためになる」「またレシピまねっこしよーっと」「色々工夫して楽しんでます」「美幸さんの真似して作るね」など、再現する方が続出する異例の熱狂ぶりをみせシリーズ化されるほどの人気を誇っています。

まだ『晩酌の流儀』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“最高の晩酌”に全力を注ぐ女性の新感覚グルメドラマをぜひ目撃してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です