「綺麗事いうなよ」「すごいモヤモヤした」“美化された脚本”に苦言あがるも…「何とか地上波で放送して」熱望の声続出の名ドラマ

配信ドラマ『宇宙を駆けるよだか』は、中身が入れ替わり、“人間は外見か中身か？”を問うストーリー。出演者の演技力が高く「本当に入れ替わっているみたい」「演技に見えない」という絶賛の声が寄せられています。面白すぎて、リピート鑑賞した人も多数いるとか。今回は“面白すぎる配信ドラマ”5選をセレクトしました。

本記事では、第2弾としてドラマ『宇宙を駆けるよだか』をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

ある日突然の入れ替わり...人は見た目か性格か？

• 作品名（配信サービス）：『宇宙を駆けるよだか』（Netflix）
• 配信開始日：2018年8月1日

あらすじ

火賀俊平（重岡大毅）、水本公史郎（神山智洋）、小日向あゆみ（清原果耶）の3人は幼馴染。小さい頃から一緒にいた3人が高校生になり、公史郎はあゆみに告白、2人は付き合うことになります。迎えた初めてのデートで、美人で明るいあゆみが、容姿に恵まれているとは言いがたい然子（富田望生）と体が入れ替わってしまいました。見た目は完全に入れ替わっているため、周囲は誰も気づきませんが、幼馴染の俊平だけは入れ替わりに気づきます。恋と友情、入れ替わった2人の行方は…。

富田望生の役作りに称賛の声多数！

容姿に恵まれているとは言いがたい然子を演じる富田望生さんの演技に、「本当に入れ替わったみたいな演技が凄い」「然子ちゃんに異常に、感情移入してしまう」「富田さんの演技は圧巻！」など絶賛の声が集まっています。

富田さんの演技力も確かに素晴らしいのですが、演技以前に役作りに対する覚悟にも称賛の声が！「元から太っている子を起用したのかと思ってたら体重増やして臨む役作りガチ勢だった」「富田さん、役作りのために増量…覚悟がやばい」「本当はすごく美人な富田望生を見て演技のためだと知って驚きすぎた」などの声が多数寄せられていました。

富田さんは、デビュー作でも体重を増やして役作りに臨んでいます。女優としての役作りとはいえ、体をコントロールすることはたやすいことではありません。そんな富田さんは、テレ朝POSTのインタビューで次のように語っていました。

漫画原作とか、託されたものがそうであるならば、まずそこはクリアして当たり前というか、しないで演じることに至らないというか、そういう感覚があったので、この役は（体重を）増やそうか減らそうかというのは、もう当たり前みたいな感じです
出典：『富田望生、デビュー作では15kg増量の役作り。役によって体型も容姿も自在にアプローチ「形から入ることがひとつの方法」』テレ朝POST 2024年4月23日配信

デビューは15才の時の映画『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』です。この時に役作りのために15kg増量して挑んだということで非常に話題となりました。その後、映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』をはじめ、たくさんの人気作品に出演しています。

『宇宙を駆けるよだか』では、これまでで初めて物語のキーマンとなる重要な役どころを演じていることもあり、これからさらに注目される女優となるのではないでしょうか。

「綺麗事いうなよ」脚本に賛否分かれるも…“地上波放送”が熱望される名作

本作の結末は、然子もあゆみもともに成長し、ハッピーエンドを迎えるというものです。この結末に「綺麗事いうなよ」「すごいモヤモヤした」という声も。

一方で「綺麗事だけど、実際に存在する感情がうまく表現されていて素晴らしかった」「綺麗事とエグさとでみせてくれる作品」と綺麗事ではあるものの、リアルな部分も描かれていることに高評価の声が多くみられました。さらに、「地上波で放送してくれるのをいまだに熱望している」「何とか地上波で放送して」など地上波放送を熱望する声が続出する事態に。

また、入れ替わるという難しい役どころを見事に演じきった清原さんと富田さんについてSNSでは、「それぞれあゆみ・然子の役に入ったときのスイッチングがすごい」「ほんとに入れ替わってるみたい」「清原果耶さんと富田望生さんの演技に惹かれて見入ってしまう」と、演技力に絶賛の声が集まっています。特に、入れ替わり前と入れ替わり後の変化が凄いという声が目立ちました。

清原さんは、然子の爪を噛む癖や歩き方などを完全に再現。富田さんは然子の時は陰があり、あゆみになると笑顔が凄く明るくなるという憑依力をみせています。

キャストの演技と入れ替わりストーリーが見ごたえあるドラマ『宇宙を駆けるよだか』ぜひご覧になってみてください。

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※記事は執筆時点の情報です