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意外と知らない人が多い…「お弁当に入ってる緑の仕切り」の正式名称は?【名称クイズ】

  • 2025.7.14

お弁当の仕切りとしてよく目にする、あの鮮やかな緑色のギザギザのアイテム。子どものお弁当にも会社のお昼にも欠かせない存在ですよね。でも、この「緑の仕切り」、正式にはなんて呼ばれているか知っていますか?ただの“緑の仕切り”なんて呼び方ではなく、実はちゃんとした名前があります。日常では使い慣れていなくても、正体を知るとちょっとした雑学として話題にできるかも!今回はこのお弁当の緑の仕切りの正式名称から、その役割まで詳しく掘り下げていきます。

問題

「お弁当に入ってる緑の仕切り」の正式名称は?
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

お弁当に欠かせない「緑の仕切り」の役割とは?名前って何?

あの緑色の仕切りの正式名称は「バラン(葉蘭)」です。

バランは日本のお弁当文化に欠かせないアイテムで、実は料理の彩りや味を守るだけでなく衛生面でも重要な役割を持っています。もともとは「葉蘭(はらん)」という植物の葉を意味する言葉ですが、今ではプラスチック製の緑色のものにその名前が使われています。

バランの主な役割は、おかず同士が触れ合って味が混ざったり、ふやけたりするのを防ぐ“仕切り”としての機能です。

特に梅干しや漬物、揚げ物など異なる味付けが隣り合う場合、その味を分ける役目が重要です。また見た目にも美しく、緑色が食欲をそそるアクセントになっているので、バランの存在は見逃せません。

現在、多くのバランは衛生面や利便性を考えてプラスチック製の使い捨てタイプが主流となっていますが、元々はハランの葉の形を模した天然の葉が使われていました。この天然葉は防腐性や抗菌性を持つため、食中毒の予防にも一役買っていました。

現在では、単なる緑のバラン以外にも、柄やカラフルな色付き、シリコン製で繰り返し使えるタイプなども登場しています。環境問題への意識の高まりから、最近では生分解性プラスチックや紙製のエコバランも注目されています。

このように、バランは時代のニーズに合わせて進化を重ねている便利なアイテムなのです。

見えないけど重要!お弁当のバランの役割を知って愛着を持とう

お弁当に入っている「緑の仕切り」、つまり「バラン」は単なる飾りや仕切り以上の大切な役割を担っています。

これがあることでおかず同士の味や香りが混ざらず、衛生的に保たれ、食欲をそそる彩りになるのです。歴史的には本物の葉から始まり、今ではプラスチック製やエコ素材が登場するなど、時代に応じて形を変えながら私たちの食生活を支えています。

身近に使われている物だからこそ、その名前や背景を知ると愛着もわきますよね。次回お弁当を開ける時には、ぜひバランの名前と思いを思い出してみてください。