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スマホ、気づかないうちに『位置情報がON』になってるかも…?→今すぐ“確認すべき設定”はどこ!?

  • 2025.7.14
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出典:photoAC ※画像はイメージです。

iPhoneの「位置情報サービス」は、地図アプリやカメラアプリ、天気予報などの機能を快適に利用するうえで欠かせない存在です。

しかしその一方で、バッテリーの消耗やプライバシーへの影響といったデメリットもあるので、正しく管理することが大切です。

そこで今回は、位置情報サービスの設定変更方法、さらには「常に」許可を選択すべきアプリについて詳しく解説します。

位置情報サービスを使うメリット

iPhoneの位置情報サービスを活用することで、日常生活において快適に過ごすことができます。

・ナビゲーションの利便性
マップアプリを利用して、目的地までの最適なルートをリアルタイムで確認でき、徒歩や車での移動がスムーズになります。

・周辺情報の取得
レストランや観光スポットなど、近くの施設を簡単に見つけられます。旅行先や新しいエリアでの探索が効率的になります。

・紛失時のデバイス捜索
iPhoneを紛失した際に、「探す」アプリを活用することで、デバイスの位置を特定しやすくなります。

・家族や友人との位置情報共有
待ち合わせの際などに、自分の居場所を共有することで、相手が到着時間を把握しやすくなります。

さらに、ショッピングアプリや飲食店検索アプリでは、現在地に基づいたおすすめ情報が表示され、利便性が高まります。

位置情報のデメリットと注意点

便利な一方で、位置情報サービスを常にオンにしていると、バッテリーの消耗が早くなったり、通信量が増加したりする可能性があります。

また、アプリによってはバックグラウンドで情報を取得し続けるものもあります。位置情報が第三者やアプリ運営会社に収集され、行動パターンが追跡される恐れがあります。

その結果、ターゲティング広告の表示など、個人に特化した情報が配信されることがあります。

さらに、位置情報が記録された写真をSNSに投稿すると、撮影場所が特定されてしまうおそれも…。悪意のある第三者によって自宅の場所などが割り出されるリスクもあるため、投稿する際は細心の注意を払う必要があります。

位置情報は「アプリ使用中のみ許可」がおすすめ

各アプリに対して「アプリ使用中のみ許可」の設定に変更するのが効果的です。この設定にすることで、アプリを開いている間だけ位置情報を利用でき、使っていないときは取得されません。

普段使用しているアプリの位置情報が「常に」となっていないかチェックしてみてください。

[位置情報サービスを「アプリを使用中のみ許可」にする方法]
1.[設定]から「プライバシーとセキュリティ」をタップ

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画像:筆者撮影

2.「位置情報サービス」をタップ

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画像:筆者撮影

3.設定を変更したいアプリを選択

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画像:筆者撮影

4.「このアプリの使用中のみ許可」を選択

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画像:筆者撮影

定期的に設定が切り替わってないか確かめてみるとよいでしょう。

「常に」許可を選択した方が良いアプリ

すべてのアプリに対して「使用中のみ許可」にするのが最善とは限りません。位置情報を「常に」許可することで利便性が高まるアプリもあります。

「探す」アプリ

紛失したiPhoneや他のAppleデバイスの位置を特定するために常時位置情報が必要です。

フィットネスアプリ

ランニングやサイクリングの記録を正確に残すため、アプリを閉じていても位置情報を取得することができます。

セキュリティアプリ

盗難防止や子供の安全確認のため、位置情報を常に把握したい場合や、緊急時に居場所を共有したい場合に役立ちます。

デメリットを理解して位置情報サービスを活用しよう

iPhoneの位置情報は、ナビゲーションや周辺情報取得に役立つ一方、プライバシーやバッテリー消費のリスクを伴います。

「アプリを使用中のみ許可」に設定することで、これらのデメリットを軽減できるので、ぜひこの機会に用途に応じて設定してみてください。


ライター:さかもとちひろ
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー、サービス、マネーなどを執筆。趣味は映画鑑賞と飼いねこと遊ぶこと。2級FP技能士
編集:TRILLニュース