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『ダイエット中のチョコレート』…“何時”に食べるのが正解?→避けるべき“NGな時間帯”とは?【管理栄養士が監修】

  • 2025.7.15
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

甘くてとろけるチョコレート。食べたいけど「食べたら太りそう…」と心配している人も多いのでは?実は、チョコレートを食べる時間帯によって、太りにくくなるかどうかに差があるんです。ダイエット中でも楽しめるチョコの食べ方、知りたくありませんか?

この記事では、チョコレートを食べるのに最適とされる時間帯や、その理由に迫ります。カロリーや糖質の吸収を上手にコントロールしながら、チョコライフを楽しむヒントをお伝えしますよ!

体が喜ぶ時間帯!チョコレートと『太りにくい食事』の関係

チョコレートの誘惑は強烈ですが、食べるタイミングによって体への影響は変わります。

特に気をつけたいのは、体が糖質をどう処理するかということ。朝や昼は活動的でエネルギー消費が多いため、チョコの糖質も効率よく使われやすいという特徴があります。

逆に夜遅くに食べると、活動量が少なくエネルギー消費が少ないため、糖質が脂肪として蓄積されやすいです。つまり、チョコは午後早めの時間帯までに楽しむのが、太りにくいとされる理想的な時間帯です。

小腹も満たす&美味しく減量!?具体的な食べ方テクニック

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

ただ「朝や昼にチョコを食べればいい」というだけではありません。食べる量や種類、そして何と一緒に食べるかもポイントです。低カカオのミルクチョコより、カカオ70%以上のハイカカオor高カカオチョコレートがおすすめ。ハイカカオor高カカオチョコは、糖質も控えめで血糖値の急上昇を防ぎやすいのが特徴です。

また、チョコレートを単独で食べるよりも、ナッツや果物と組み合わせると、血糖値の乱高下を防ぎ、満足感もアップ。昼ごはんだけでお腹が空いてしまう時に、間食としてチョコレートを選ぶのもよいでしょう。

血糖値のコントロールを意識するなら、血糖値がピークに達する食後1時間までに摂取するのがおすすめです。食事で血糖値が上がっている“ついで”に、チョコレートを楽しみましょう。

体の代謝リズムを考慮したチョコレートの摂取は、ダイエット効果にもつながります。

甘い誘惑を味方に!チョコレートを食べる『最高の時間』まとめ

結論として、チョコレートは朝食後のエネルギー消費が活発な時間帯や、午後の少し小腹が空いた頃に食べるのが太りにくいベストタイミングです。夜遅い時間の摂取は避け、カカオ70%以上のハイカカオor高カカオチョコレートを選び、ナッツやフルーツと一緒に楽しむのが理想的。

ただし、摂取量にはくれぐれも注意してください。過剰なカロリー摂取は体重増加の原因なので、あくまで適量を守ることが不可欠です。糖質コントロールと時間帯の工夫で、チョコレートの魅力を上手に味方につけましょう!ストレスフリーなダイエットに、チョコレートを賢く取り入れてみませんか?


監修者:水澤 聖子
管理栄養士歴10年 総合病院、回復期病院にて管理栄養士業務に従事。外科術後・内科・透析等、幅広い病態に対する栄養指導を月50件以上担当。料理教室の勤務経験もあり、食事療法はもちろん、調理の提案も得意。