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吉沢亮、板垣李光人は「可愛い見た目のわりに声が低いところも色気があってイイ」

  • 2025.6.30

7月4日公開の映画『ババンババンバンバンパイア』で美しきバンパイア・森蘭丸を演じる吉沢亮さんと、彼にさまざまな(!?)想いを寄せられている高校生の立野李仁を演じる板垣李光人さん。

吉沢亮「諦めることを厭わない、それが自分においての“強み”と“弱み”」

僕は自分のことを運がいいと思っているんです。これまでいろいろやらせていただいている理由を考えた時、シンプルに“運”じゃないかと。あとこれは強みというより弱みでもありますが、諦めるのがわりと平気という部分も。この仕事では何か月も役作りの準備をしてきても、現場で全く違うことを求められる瞬間もあって。そこで戦う人もいるけれど、僕は「わかりました」というタイプ。それは、大河ドラマを経験したことが大きいと思います。意見を主張する時間がないくらい忙しいし、全員がプロだからみんながやりたいことに合わせた方がうまくいくと実感したんです。振り返るとここは貫いた方がよかったなと思う瞬間もありますが、結果的にはいい方向に進んでいるんじゃないかと思っています。

(板垣)李光人の俳優としての“推しポイント”は、唯一無二感かな。同世代の俳優さんの中でも他にいない感じがあるし、彼にしか体現できない役がたくさんある。あとは、可愛い見た目のわりに声が低いところも色気があってイイと思います(笑)。

自分の中での最近の“推し”は、ゲーム実況系のYouTube。スポーツ実況みたいな語り口調なのに、やってることは独特でめちゃくちゃ面白いチャンネルがあるんです(笑)。最近はその動画を見ながら夜ごはんを食べるのが日課になっていて。たまに投稿されない日があるとソワソワするほど、一日を頑張る活力になっています。

板垣李光人「自分と常に向き合うことが強みへと繋がる気がします」

今まで僕は普通の役をやることがあまりなく、トリッキーな役を演じることが多かったんです。それはもしかしたら吉沢さんが言ってくださったように、“僕にしかできないものがある”ということなのかなって。そう信じたいし、自分の中にその矜持があるからこそ、周りと比較するのではなく自分自身と戦い続けている感覚があります。というのも、毎回全力以上で作品に対峙しても後から見た時にやり直したいと思う部分はたくさんあって、きっと永遠にそれを繰り返していくんだと思うんです。そうやって常に自分と向き合い続ける中で、僕なりの強みのようなものが生まれてくる気がしています。

俳優として吉沢さんを尊敬する点を挙げるなら、それこそ今回の『ババンババンバンバンパイア』のような作品を見るとその凄さを改めて感じます。僕が言うのはおこがましいけれど、あのビジュアルから発せられるユーモアというだけでまず素敵だし、コメディセンスも素晴らしい。吉沢さんだけが持っている空気を見ていても感じますし、現場でご一緒した時もやっぱりすごく素敵だなと感じました。

最近自分が大切に想うものというと…観葉植物かな。いい出合いをずっと待っていたら、形といい大きさといい、ピタッとくるものに巡り合えて。仕事で家を空けることが多いので手間がかからないものを選んだのですが、朝カーテンを開けて葉に日を当てて…とお手入れするのが楽しくて心が安らぎます。

映画『キングダム』シリーズなど数々の話題作に出演する、吉沢亮さん
吉沢 亮

よしざわ・りょう 1994年2月1日生まれ、東京都出身。2009年にデビューし、映画『キングダム』シリーズなど数々の話題作に出演。主演を務める映画『ババンババンバンバンパイア』が7月4日より公開。

ドラマ『しあわせな結婚』に出演する、板垣李光人さん
板垣李光人

いたがき・りひと 2002年1月28日生まれ、山梨県出身。7月より放送のドラマ『しあわせな結婚』に出演。『ババンババンバンバンパイア』の李仁という役名は、原作者が板垣さんをイメージしてつけたものだそう。

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