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アルコ&ピース平子祐希が醸す大人の色気、その“源”を語る「僕は、めちゃくちゃ人のもの」

  • 2026.2.14
平子祐希 クランクイン! 写真:上野留加 width=
平子祐希 クランクイン! 写真:上野留加

甘いマスクと極厚な体格、そして芸人界随一の愛妻家。アルコ&ピース平子祐希のあふれんばかりの大人の魅力に日本中がメロついている。この度、そんな平子を余すことなく堪能できる写真集『艶夢』が完成。彼にとって、「笑い」と「セクシー」とはいったい何なのか。文面からも色香が香るセクシーインタビューをご堪能いただきたい。

【写真】アルピー平子祐希、XXLボディがセクシーすぎる撮りおろしショット(10枚)

■5kg増量したXXLボディで魅せるのは「等身大の平子」

――写真集、とても素敵でした。いろいろなシチュエーションでのカットがありましたが、ご自身で一番気に入っているものは?

平子:写真集を撮る時って、体を絞られる方って多いと思うんですが、僕はやっぱりこの“分厚さ”をお届けしたいっていう自分の中の柱があったので、5kg増量して臨んだんです。筋トレなどによる増量ではなくて、怠惰な生活を送る中で増やしていくっていう。その成果として、テニスウェアでそのままシャワーを浴びるシーンで、下腹がボコって出てるのが非常にわかりやすいカットがあるので、そこはちょっと努力の結晶というか。

――5kgの増量は、ご自身の意思で?

平子:そうです。ちょうど撮影前に少し痩せてしまった時期があって、通常通りの自分をお届けしたいっていう気持ちで、増量というよりは“戻した”っていう感覚ですね。

――身体作りは大変でしたか?

平子:いや、深夜にNetflixを見ながらカップ焼きそば食べてると自然に戻るんで。

――他には、ビジュアル面でこだわりはありますか?

平子:あとは出版社側とのちょっとしたせめぎ合いというか。僕側からいくつか、例えば「大きな魚を捕まえてふんどしで岸から上がってくるカット」とか提案したんですけども、それが全て却下されて、半分ふてくされながら撮ってるカットもありますね。

――高円寺や中野など、平子さんのルーツを感じる場所での撮影もありました。

平子:そんなに僕、ルーツ推しはしてなかったんですけど。本当は麻布とかのかっこいいとこで撮りたかったんですが、勝手に高円寺、中野近辺を回られて、せっかくの写真集なのになって思った節もある。例えばバリとかで……でも、バリみたいなところって全部千葉にあるんだなってのは思いましたね。意外と千葉なんだなって。

――千葉のコテージでのカット、とても素敵でした。ほかにも、顔や体にハチミツを垂らしての撮影など大変なこともあったかと思います。

平子:ハチミツは僕が、垂らさせてくれって言いました。

――平子さんのご提案だったんですね!

平子:はい、ここは通った部分ですね。出来も大満足です。平子とハチミツの相性の良さはご覧いただけるのかな。

――そんな撮影の中で、楽しかったことはありますか?

平子:楽しかったこと……こんな仕事してますけど、撮られるのがあんまり得意じゃないんです。だから多分、撮られながら葛藤しているのは表情にも見て取れると思うんですけど、その葛藤も含めて自分なので。ある種、自分との戦いでもあったんで、笑ってる写真の方が少ないと思うんですよね。

――“芸人・平子”と、“人間・平子”の部分がせめぎ合っている。

平子:はい、そこは表現できてるかな。写真集を出すアイドルの方なんかは「等身大の自分」っておっしゃいますけど、まさに場慣れしてない「等身大の平子」が映されてるんじゃないかなとは思いますね。

■40代後半は家族との時間を 20年前の新婚旅行に思い馳せ

――サラリーマン風やバチェラーを彷彿とさせるようなカットでは、“別の世界線”での平子さんを観ているようでした。

平子:プールでマスカットを食べているカットが、僕がこの社会の閉鎖的な枠組みの中を打破する瞬間を撮ってもらった1枚なのかなって感じていて。あれが僕の脳内に近いというか。僕は昔から、集団よりも個を重んじるほうなので、みんなに白い目で見られながらプールでマスカット食べるような、ああいう気質で活動してきたつもりはあるんです。

――劇場で漫談をしているような、本来のご自身に近いカットよりも……

平子:中野よりもLAスタイルです。LAマスカットスタイルが1番僕の気質には近いのかなって。いとこもいますし、LAには。

――……なるほど。芸人としての仕事で言うと、去年・一昨年とテレビ出演本数ランキングで4位となるなど、ブレイクと言っていいお仕事量です。この状況はご自身でどうとらえていますか?

平子:やりたいようにやらせてもらえているとは思っていますね。嫌なことは嫌だって言いやすいですし。意外と僕はこれをやりたい、あれをやりたいっていう部分では我が強い方なので、なんか楽しいですね。

――現在47歳の平子さんですが、50代に向けて今意識していることはありますか?

平子:まとまった休みも増やしていこうかなと。もう息子と娘も中2と小6なんで、家族で遊んでくれるのも、向こう3年がいいとこかなと思うので。親よりも友達の方が楽しくなってくる時期にも差し掛かってますし、頼み込んで、あと3年ぐらいはちょっと付き合ってくんねえかって。

――ラジオ(パーソナリティを務める『アルコ&ピース D.C.GARAGE』/TBSラジオ)では奥様とイタリアにいきたいというお話も出ていました。

平子:来年が結婚20年目で。新婚旅行でイタリアに行ったんですけど、当時は貧乏だったんで、何も買ってあげられなかったですし、たまに路上のケバブ買うのが贅沢品みたいな感じの旅行だったんです。(今後行く時は)“せめてリゾット”っていうテーマで計画は立ててますね。子どもたちはポンペイに行きたいなんて言い始めたので、自分が元気なうちに見せてあげたいなと思ってます。

――ちなみに、今回の写真集はご家族には……?

平子:死んでも家には1冊も置かないです。だって、僕が中2の時に親父の写真集があったら気失いますからね。

――確かに……。

平子:多感な時期にあれがぽんと家に置いてあると思うと家出たくなるなと思います。でも逆にそれぐらい振り切ったから、世間様には提示しやすいのかなと。「自分の子どもたちには見せられませんけど」っていう副題をつけてもいいぐらいかな。

――では奥様含めてご家族からの反応は特には?

平子:一生聞かない。一生聞かないです。

■平子は圧倒的に「人のもの」――セクシーの源は妻への愛

――ラジオでは相方の酒井(健太)さんから、「セクシーな写真集なんて新規ファンへのサービスでは」という言及もありました。古参ファンは寂しがっているんじゃないかと。

平子:酒井って基本何言ってるかわかんない……。でも、元の平子に戻っただけなんですよ。元々が“これ”なんで。お仕事も少ない時期に、もっとお笑い芸人らしくしなきゃいけないのかなっていう時期があって、自分の個性っていうよりは、社会に寄った時期があったんですね。それくらいについた自称古参は、苦言を呈してくるかも。“本当の古参”は「おかえり平子さん」だと思います。

――やっぱり平子さんといえば「セクシー、色気」。この色気はご自身で意識して高められているんですか?

平子:年を取ったら言われ始めましたね。髭を生やしているのも、口周りの皮膚が薄くて毎日剃ると赤くなっちゃうからとか、体格も元々骨太だったり、髪型も直毛でセットがめんどくさいからパーマかけてもらったり、最近乱視が復活したから眼鏡をかけたりとか、致し方ない要素が固まって。そうしたらなんかみんなが拾い始めてくれて。じじいになってきた要素が固まると、“色気”って言いやすいんですかね。

――勝手に完成しちゃった、という感じですか。

平子:勝手に、できちゃった。生きてたら今の平子ができちゃったという感じです。

――ちなみに、お笑いとセクシーの親和性はあると思いますか?

平子:めちゃくちゃあると思いますね。僕、売れてる先輩たちの共通点って、やっぱ色気だと思うんです。顔の造形うんぬんではなくて、仕草とか、スーツを着込んだ時の首元とか、そこから何か発散されてる人が多くお仕事をもらってるようなイメージはあるんですよね。顔はしわしわなんですけど、みんな近くで見ると、なんか不思議な色気があって。ここからの年齢では、その答えがなんなのかを模索する旅に入っていくのかな。

――先人たちのセクシーに追いつけ追い越せというか。

平子:芸人と色気の掛け合わせに違和感あるって方もいると思うんですけど、僕はただ言葉に出して言ってもらっただけで、実はそこは切り離せない要素のような気がします。

――最後に、平子さんにとって「セクシー」とは?

平子:僕は、「めちゃくちゃ人のもの」。僕って、奥さんという絶対的な揺るぎないものがあって、今も恋愛中で。多分、死ぬまでこの感覚って僕の中では途切れなくて。このくらいの年齢になってくると、「奥さんとコミュニケーションがない」とか、それが自然だったりすると思うんですが、僕は圧倒的に一生「人のもの」なんで、そこは強く(自身のセクシーさに)作用してるのかなっていう自覚はありますね。逆に僕の目線が外に向いてたら、皆さんそんな風に言ってくれてないのかなと。(ファンと)壁で隔てられている、手を伸ばしても壁にぶつかってしまうゆえの心理なのかなと思います。

(取材・文:小島萌寧 写真:上野留加)

写真集『平子祐希 艶夢』は、講談社より発売中。

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