「築55年団地、家賃5.3万円で…」3Kを2LDKに変更したレトロ間取りに「めっちゃいい！」

レトロ団地から贅沢・ワケあり・狭小・ユニーク物件まで、不動産のリアルを正直に伝える「いつでも不動産」。オーナーや不動産会社、建築事務所の協力で実際の住まいを丁寧に紹介しており、DIYやセルフリノベの参考にもぴったり。
すき間時間に気軽に楽しめる動画を配信しており、そのチャンネル登録者数は約6.41万人（2025/07/16時点）と注目を集めています。

今回は、YouTubeチャンネル『いつでも不動産』の動画から、『築55年レトロな団地 3Kを2LDKに間取り変更！セルフリノベ・DIYで自分流にアレンジしたい。』をご紹介しましょう。築55年のレトロな団地は、リノベーションでどのような変化を遂げたのでしょうか。

リビングは襖を取り払い広々空間に

今回の動画では、「3K」だった間取りを「2LDK」に変更した、築55年の古い団地を紹介しています。

リノベーションする前は襖でしきられており、少々圧迫感のある作りでした。それが…

襖を撤去してフローリングにしたことで、南向きの窓から光がたっぷり入り、明るく開放的な空間に生まれ変わりました。襖を取り払っただけなのに、これほど開放的で使い勝手が良さそうになるなんて、驚きですね。

次にリビングの奥にあるキッチンの紹介です。キッチンもレトロな雰囲気は残っていますが、収納スペースはそこそこあるようです。冷蔵庫や食器棚を置くスペースもあるとのことで、キッチンアイテムの収納場所には困らなそうですね。

ガスコンロなどの設備はついておらず、自分で用意しなければならないとのこと。壁は昔ながらのタイルですが、シートを貼ってアレンジするなどDIYの楽しみが広がりそうな設計です。

1つ目の和室には奥行きのある押し入れが

次に紹介しているのは、1つ目の和室です。畳は新調されており、良い香りが漂っているとのこと。そのまま寝転がれたり、ベッドを置かずに布団やマットレスのみで寝られたりするところも、畳の良さだと語られています。畳の一部はフローリングになっているようです。

押入れは奥行きがあるタイプで、リメイクして楽しめそうとのこと。

水回りはレトロながら清潔感がありそう

次は、玄関まわりと水回りの紹介です。洗面台やお風呂などの水回りも、昭和感たっぷりな作りとのこと。掃除はしてあり、清潔感はありそうです。リメイク次第では使いやすくおしゃれな雰囲気にできるかもしれませんね。

お風呂場と洗面所の空間と玄関は、昔懐かしいカーテンで仕切るタイプとのこと。洗面台の横には収納スペースがあり、生活用品などをしまうのに使えるようです。

トイレは白を基調にまとめられており、レトロながらも清潔感がありそうです。ウォシュレットはついていないとのことなので、必要であれば自分で用意しなければなりません。

お風呂もデザインはレトロですが、自動湯はり・追い焚き機能がついているとのこと。タイル張りや露出配管など、昭和の団地らしさが残っているとのことですが、「こういうレトロなデザインが好き！」という方には、かえって魅力的に感じられるかもしれません。

2つ目の和室は日当たり良好

2つ目の和室は少しコンパクトながら、日当たり良好とのこと。押入れ収納は配管が見えていますが、襖を取り外して見せる収納にできそうとのことでした。

団地によくある南向きバルコニーもついており、このバルコニーでリビングと和室がつながっているそうです。洗濯物がよく乾きそうと紹介されています。

自分で用意しなければならない設備も

設備は最低限で、照明やエアコンは自分で準備をしなければならないとのことですが、自分の好きな設備を導入したいという方には、かえっていいかもしれません。インターネットの速度は問題なく、ネット環境は整っているようです。

物件まとめ

動画の最後には、物件のまとめも。いろいろな設備を自分で用意しなければならないものの、DIYをしたい方にはぴったりとのことでした。また家賃が安く、礼金・仲介手数料・更新料なしというコスト面のメリットが大きい点も魅力だそうです。

レトロな団地もリフォームで暮らしやすく

レトロな団地でも、リフォームやリノベーション次第で、十分に快適な暮らしが実現できることが伝わってくる内容でした。最近は、古い団地やマンションを、DIYでおしゃれに再生する方も増えてきているようです。今回の物件は、まさにそんな方にぴったりの一室でしたね。

動画：築55年レトロな団地 3Kを2LDKに間取り変更！セルフリノベ・DIYで自分流にアレンジしたい。
取材協力：いつでも不動産

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています