「家賃7.7万円、3帖のロフトスペースで…」内見で驚いた“狭小住宅を感じさせない開放感”に「良い物件ですね」

物件所有者の協力のもと、贅沢・ワケあり・狭小・ユニークな物件など、さまざまな物件を紹介し、不動産に関する情報や暮らしに役立つ情報も配信しているYouTubeチャンネル『いつでも不動産』。

チャンネル登録者数は6.41万人（2025/7/16時点）に上り、普段はなかなか出会えない個性的な物件を知ることができて面白い、と人気を集めています。

今回は、『いつでも不動産』の中から、『狭小住宅！玄関開けたらいきなりキッチンだけど開放感あるアパートを内見！』という動画を紹介します。

スペースが狭く、玄関周りがとにかくユニークなこの物件。いったい、どんな内装や空間の使い方がされているのでしょうか？

この物件最大の見どころ！ユニークな玄関周り

今回、配信者さんが内見したのは、東京都杉並区にある家賃77,000円、広さ17.26平方メートルのロフト付きワンルーム。東京メトロ丸ノ内線・新高円寺駅から徒歩9分という立地で、動画撮影時点で築17年の物件だそうです。

外の玄関の横には、カメラ付きのインターフォンが設置されています。動画のタイトルは「玄関開けたらいきなりキッチン」ですが、実際の室内はどのようになっているのでしょうか？

まさにタイトルの通り。ドアを開けた瞬間、まず目に飛び込んでくるのは、靴を脱ぐスペースのすぐ隣に、コンパクトに収まったガスコンロ付きのキッチンでした。

そして、キッチンの換気扇に隣接する形で設置されていたのは、まさかのシューズボックス。さらにその下には洗濯機置き場があり、意外な空間の使い方に思わず驚かされます。

生活スペースが玄関にぎゅっと集まっていますが、玄関から部屋全体を見渡すと、開放感があって広く感じられます。キッチンの横には冷蔵庫置き場があり、キッチン家電もその並びの壁付けスペースにまとめることができ、使いやすい空間になっています。

ちなみに、クローゼットも玄関すぐそばに設置されています。サイズ感は「一人暮らしなら十分かもしれない」とのことで、洋服もきちんとかけられます。

意外と開放感や住みやすさが見えてくるお部屋

こちらがロフトへと続く階段のあるリビングです。窓から差し込む光が印象的で、清潔感があり、およそ4,7畳のスペースですが、それ以上に広く感じられます。

実は、このリビングの明るさや開放感の秘密は、リビングの上にありました。

リビングで視線を上に向けると思わず目を引くのは、ベランダに繋がる窓とは別に設けられた大きな採光窓です。この窓からたっぷりと光が差し込み、部屋全体にさらなる明るさや開放感をもたらしていて、とても素敵です。

そして、このリビングの奥の扉を開けると、脱衣場も兼ねたトイレスペースがあります。

収納棚などはなくシンプルな作りですが、隣には浴室へ続く扉があり、トイレと浴室が隣接した造りになっています。

バスルームは2点ユニットバスで、洗面台が付いています。狭いスペースながらトイレが独立している点や、浴室乾燥機が付いている点は便利で、工夫された設計です。

なんだかちょっと特別なロフト空間

リビングの階段を上がると、そこにはロフトスペースが広がっています。

 

しっかりとした階段で安心感があります。ロフトは天井が斜めになった造りで、広さは約3.3帖。

照明も付いていて明るく、コンセントも備わっているため、使い勝手の良い空間です。寝るときや、のんびり過ごしたいときにもちょうどよく、落ち着いて過ごせそうなスペースになっています。

ロフトからリビングを見下ろすと、開放感がいっそう際立ち、思わず深呼吸したくなるような心地よさがあります。

気になるこの物件、配信者さんの評価は？

最後に配信者さんは、「初めて東京で一人暮らしをするなら、家賃や広さも考慮すると、これはスタンダードレベルかも」と評価しています。

物件そのものの中身ももちろん大切ですが、駅からの距離や周辺の雰囲気、コンビニなど生活に必要な施設の充実も、物件選びには欠かせないポイント。そうした点にも触れながら、配信者さんは丁寧に物件を紹介してくれています。

物件の厳しい評価から、親しみのコメントまでさまざま

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

部屋の色合いが好きです。階段もいい感じですね

ロフトへ行く階段下にミニラック置けば下駄箱に出来るかもね

ロフトは収納と割り切ればよいので3畳で十分です。むしろ階段でありがとう。水周りは仕方ない(笑)トイレ上はつっぱり棒あればトイペ等置けますわリビングのレイアウト考えるなあ。ソファベッドが良いかなあ。冷暖房の流れはサーキュレーター使用すれば問題なさそうですね〜

良い物件ですね。
１階もこういう感じなんでしょうね。
ロフト階段急じゃなく手摺りも高さありロフト天井も高さあり。

階段も素敵だし、ロフトの斜めの天井もいい感じです。
ただ、やっぱりロフトはエアコンの位置が難しいですね。

階段下を活かせば、トイレを通らないバスルームにできたのでは…。
ロフトに安心して上り下りできる階段がついてるのは良き！

こじんまりとしたスペースの中に生活に必要なものがギュッと詰まっているため、レイアウトなどで工夫はされていても、不便さが残ってしまうのは仕方ないかもしれません。

しかし、できる限りの工夫が施されていて、快適に暮らせるよう配慮されている点は、評価できるでしょう。

この動画を見るだけで、まるで実際にその物件を訪れたかのような臨場感が味わえます。配信者さんは丁寧に撮影し、ポイントを分かりやすく説明してくれているので、普段あまり物件に興味がない人でも、つい映像に引き込まれてしまいそう。「こんな家があるんだ！」と感心せずにはいられない、魅力的な動画でしたね。

動画：狭小住宅！玄関開けたらいきなりキッチンだけど開放感あるアパートを内見！
取材協力：いつでも不動産

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています