1. トップ
  2. おでかけ
  3. クラフツマンシップを讃える旅。シャネルが東京・六本木で『la Galerie du 19M Tokyo』展を開催

クラフツマンシップを讃える旅。シャネルが東京・六本木で『la Galerie du 19M Tokyo』展を開催

  • 2025.6.24
© le19M – Margaux Salarino
© le19M – Margaux Salarino

シャネルCHANEL)が設立した、ファッションインテリアのメゾンダールが集結するパリの施設「le19M(ル ディズヌフエム)」が、そのギャラリースペースを東京に移し、期間限定で『la Galerie du 19M Tokyo』として公開。日本とフランスの伝統工芸に敬意を表しつつ、次世代への継承を見据えた展示や体験型プログラムを展開する本展は、かつてない規模で開催される国際的エキシビションとしても注目を集めている。

本展は主に3章で構成。インスタレーション「le Festival(フェスティバル)」は建築家・田根剛率いるATTA - Atelier Tsuyoshi Tane Architectsが手がけ、le19Mの職人たちの卓越した技術と創作の息吹を空間に凝縮。「Beyond Our Horizons 未知なるクリエイション、その先へ」では、安藤桃子、西尾洋一、緒方慎一郎、徳田佳世、アスカ ヤマシタがキュレーションを担い、日本とフランスの約30人の職人・アーティストによる作品を紹介。併設の「LESAGE 刺繍とテキスタイル、100年の物語」では、シャネルの重要なパートナーであるメゾン ルサージュの歴史に焦点を当て、刺繍とツイードの芸術的遺産を辿る。伝統と革新を体現するルサージュの世界観を、アーカイブとともに紐解く貴重な機会となるだろう。

また、会期中は職人による実演や刺繍ワークショップ、アップサイクルを取り入れたチャーム作りなどの体験プログラムが予定されており、すべての世代が手仕事の魅力に触れられる構成に。エディトリアル コミッティのメンバーによるトークイベントも開催される。

そして今回「Beyond Our Horizons 未知なるクリエイション、その先へ」では、特別なオーディオガイドを映画監督の安藤桃子が監修、俳優の安藤桃子が日本語のナレーションを担当。「LESAGE 刺繍とテキスタイル、100年の物語」においては、俳優でアンバサダーの小松菜奈が日本語のナレーションを務める。さらに両展覧会とも、俳優でアンバサダーの宮沢氷魚が英語のナレーションを務めるなど、感性を刺激する仕掛けも満載だ。ほかにも本展開催を記念し、9月4日(木)から10月1日(水)まで、限定デザインのLINE絵文字が登場。シャネルのLINE公式アカウントを友だち追加して、メティエダールの世界と本展を表現するユニークな絵文字を楽しんでみては。

東京とパリをつなぐこの試みは、シャネルが長年にわたり築いてきた日本との対話の新たなマイルストーンとなる。伝統とモダニティ、遊び心と敬意が交差する空間で、クラフツマンシップの未来に思いを馳せたい。予約は9月8日(月)より開始される。

CHANEL presents la Galerie du 19M Tokyo

期間/2025年9月30日(火)〜10月20日(月)会期中無休

時間/10:00〜18:30(最終入館 17:30)

※毎週金曜日、土曜日、祝前日:10:00〜19:30(最終入館18:30)

会場/東京シティビュー&森アーツセンターギャラリー 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー52階

料金/入場無料

予約/4歳以上の方は事前の日時指定予約が必要。9月8日(月)より予約開始。

予約URL/https://visit.mam-tcv-macg-hills.com

LINE公式アカウント/https://lin.ee/UAQA9oC

LINE絵文字ダウンロードURL/https://line.me/S/emoji/?id=682c3ad2710c7a3be1d7828b&utm_source=lad_external_offline

Text: Makiko Yoshida, Nanami Kobayashi

READ MORE

元記事で読む
の記事をもっとみる