長﨑美柚、20位に急上昇のサウスポーに公式賛辞「23歳にとって大きな節目」　圧巻の中国3連破に“Wみゆう”対決制し存在感

国際卓球連盟（ITTF）は24日、2025年第26週の世界ランキングを発表した。「WTTスターコンテンダーリュブリャナ」の女子シングルスを制したのが長﨑美柚（木下アビエル神奈川）。トップ20入りを果たした23歳のサウスポーにWTT公式サイトも賛辞を贈っている。

■張本美、早田らが8強で終戦

長﨑はスロベニアで行われたWTTシリーズで躍動。3回戦からは韓菲兒、何卓佳、陳熠と中国勢を立て続けに破る快進撃を見せて勝ち進み、木原美悠（個人）との“Wみゆう”対決となった決勝も4－1で勝利して優勝を飾った。
そんな長﨑は発表された最新世界ランクでは6つ順位を上げて20位に浮上。WTTの公式サイトでは「23歳の日本人選手にとってこれは大きな節目となった。WTTスターコンテンダーリュブリャナ2025での躍進を受けて、初めてのトップ20入りを果たした」と日本勢では6番手となった長﨑に脚光を浴びせている。
なお、長﨑のWTTシリーズにおける個人での優勝は2024年5月に行われた「WTTコンテンダー リオデジャネイロ」以来。今回は張本美和（木下グループ）、大藤沙月（ミキハウス）、早田ひな（日本生命）といった上位選手がベスト8で姿を消したなか、国際大会での経験も豊富なサウスポーが存在感を示す形となった。