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「失礼ですが、席を間違えていませんか?」姉が座るはずの席に男性が…楽しみだった空の旅が一変するまさかの展開に

  • 2025.6.22

姉は子どもが2人いて、私は妊娠20週になり、今後2人で出かけるのは今以上にもっと難しくなるなと思っていました。そんなとき、友だちから良いタイミングで声をかけてもらい、慣れない飛行機での移動でしたが思い切って予定を組んだのです。姉と一緒の空の旅を楽しみに、私はルンルンで飛行機に乗り込んだのですが……機内で待ち受けていたのは――。

姉の席には見知らぬ男性が!

姉と一緒に飛行機で、共通の友だちに会いに行くことになりました。最初、姉は行けるかどうかわからなかったのですが、最終的に行けることになり、私が乗る便と同じ飛行機、さらに隣の席も予約できたそうです。


当日、「隣の席取れたよ! また後でね」と連絡をくれました。私は姉と一緒に行けることがうれしくてワクワクしていました。そして当日、私は空港に着く時間がギリギリになってしまったので、「機内で会おうね」と姉に連絡。急いで飛行機に乗り、自分の座席を見つけて座ろうとしたのですが……私の席の隣には見知らぬ50歳ぐらいの男性が座っていたのです!

座席は2列席なので、「私が席を間違えた?」と思いチケットを確認しましたが、間違いありません。思い切って男性に「失礼ですが、隣の席に知り合いが乗るはずなのですが、席は合っていますか?」と聞くと、チケットを確認しながら「この席で合っていますよ」とチケットを見せながら答えてくれました。

姉はどこにいるの?

私は、隣にいるはずの姉がいなかったので一気に不安な気持ちになり、急いで姉に「どこにいるの? 私の隣の席には知らない人が座ってるよ」と連絡しました。すると、すぐに姉から連絡が入り、「飛行機、同じ便じゃなくて、1本後の便だった。ごめん」とのこと。

私はあきれると同時に、安心して思わずプッと笑ってしまいました。そのとき、隣の席の男性と目が合ったので「先程はすいません。知り合いが便を間違えたみたいで……」と説明すると「それは大変だ! でも連絡が取れて良かったですね」と笑いながら答えてくれました。

私はひと足先に着いたので、姉の到着を待っていました。1時間後、姉が「ごめんごめん。間違えちゃったよ」と笑いながら走って来る姿を見て大笑い。無事に合流することができました。7年前の出来事ですが、今でもその話題で盛り上がるほどの姉との良い思い出です。

著者:藤井 はな/30代女性/2017年生まれの女の子と2021年生まれの男の子のママ。出産を機に専業主婦になり、たまに在宅ワークをしている。元気いっぱいでやんちゃな2人に振り回されながら毎日育児に奮闘中! 趣味はピアノを弾くことと、簡単でおいしい料理を作ること。

イラスト:はたこ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)

ベビーカレンダー編集部

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