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6月25日の新月は蟹座で起こる──幸運を呼ぶ木星が寄り添うとき、未来のために今守るべきものを伝授

  • 2025.6.20
Photo_ yourapechkin / 123RF
Bright full moon illuminating a rocky lunar landscape under a starry sky at nightPhoto: yourapechkin / 123RF

2025年の上半期が過ぎ去ろうとしています。ちょうど1年の半分の時期に訪れるのが、蟹座のエリアで起こる新月で、今年は6月25日に迎えます。占星術をみるときに大切なのが、ホロスコープという円状の天体図です。ここでは、360度の円が12の星座によって30度ずつ分けられています。丸いホールのケーキが12等分になっているようなイメージで、そこに天体のマークを書き入れていくのです。

たとえば、今回の6月25日の運勢をみるときは、まずこの日の天体の配置をホロスコープに書き写します。空には月だけでなく、太陽、水星、火星、金星、木星などほかの星々もありますから、それらをすべてホロスコープ上に書き入れます。そうすると、星の配置がホロスコープ上に表され、この日の運勢が浮かび上がってきます。それを読み解いていく作業が、いわゆる星占いというわけです。かつては天文暦と睨めっこしながら、このホロスコープを手書きで作っていたのですが、今ではコンピューターがあっという間に作成してくれて、とても便利になりました。

では、6月25日のホロスコープを出してみましょう。新月というのは、「太陽―月―地球」の順に3つの天体が一直線上に並んで、重なって見える状態です。これをホロスコープ上に表すと、太陽のマークと月のマークは0度で重なるように描かれます。一方、満月の場合は、「太陽―地球―月」の順に3つが一直線上に並ぶ状態で、太陽と月は地球を挟んで真反対の位置にくるわけです。これをホロスコープ上に表すと、太陽のマークと月のマークは180度の位置で向き合うように描かれます。

6月25日は新月ですから、ホロスコープ上では太陽と月のマークは0度で重なっています。では、30度ずつ12に分かれたどの星座で重なっているのでしょうか。そうです、冒頭で書いたように「蟹座」のエリアで重なっています。ここでほかの天体の位置も同時にみていきます。すると興味深いことに、太陽と月が0度で重なっているちょうどその横に、木星がちょこんと居座っているではありませんか。この日、月は太陽と0度で重なり、同時に木星とも0度で重なる配置になるのです。

幸運の星・木星が寄り添い、運を引き寄せる

Jupiter, illustration

木星は天体のなかで最も幸運をもたらすラッキーな星。ついこのあいだ、6月10日に蟹座へと巡ってきたばかりです。つまり、今回の新月は蟹座の位置で太陽と月と木星の3天体が重なる、特別な新月というわけです。では、その意味を読み解いていきましょう。

蟹座が象徴するのは、「ホームグラウンド」です。自分が最も安心でき、心も身体も癒すことができる場所を表します。たとえば、自宅、慣れた土地、行きつけのお店など……、自分がこよなく愛し、ホッとできるテリトリーこそが蟹座の表すホームグラウンドです。そこは自分にとって快適な場所で、いつでもどんなときでも受け入れてくれます。そしてその場所を“守る”ことが蟹座のもつ使命でもあるのです。

新月は新たなことをスタートさせるのに向いているときですから、今回の蟹座の新月のころは、ぜひ自分のホームグランドを意識して、そこを快適に保つための行動を起こしてみましょう。自宅なら、そこを掃除したり家具の配置を変えたり、インテリアを工夫する、ものを整理する、などがおすすめ。先ほども書いたように幸運の星・木星がぴったりと寄り添っていますから、それらのアクションがきっとラッキーな運を引き寄せることにつながると、ホロスコープは告げています。

“攻め”よりも“守り”の今、物を溜め込むべきタイミング

Two old pocket watches inside a box. Still life.

もう1つ、蟹座の新月のころに行うといいことをご紹介しておきます。蟹座には“ものを溜めこむ”特性があります。それは言い換えると「インプットする」、「蓄積する」といった作業ともいえるでしょう。蟹が固い甲羅の内側に大切なものを抱えているようなイメージ。断捨離などが流行っている昨今では、「溜め込む」ことはあまりいい印象ではないのですが、何でも捨てればいいというわけではないことを蟹座の新月は教えてくれています。溜めておいたほうがいいもの、溜めておいたからこそいざというときに使えるものは、実はたくさんあるはずです。

さらに今年の場合、木星という物事をいい方向へ拡大するパワーをもつ星が新月に影響を与えていますから、ここでの溜め込む作業は、今後の人生を発展させるきっかけやヒントになりそうです。では、今どんなものを捨てずに溜めこんでおくのがいいのか、12星座別に占ってみました。今は使っていなくても、取っておいてよかったと思えそうなものを挙げておきました。うっかり捨てたり処分して後悔しないように憶えておきましょう。

また、蟹座の新月のころは「攻め」より「守り」が大事。この時期に守りを固めておくことは、いざというときに自分の身を守ることにつながります。何を守るといいのか、自分を守るにはどんなことを大切にすればいいのか、そのためのヒントも同時に占っておきましたので、ぜひ参考にしてください。

【12星座別・①溜めこんでおくといいもの、②守るべきもの】

牡羊座

①日用品、消耗品、食料品のストック

②家族、身内

牡牛座

①デジタルデータ

②知的財産

双子座

①小銭

②感謝の気持ち

蟹座

①趣味の道具

プライド、命

獅子座

①思い出の品

②秘密

乙女座

①大切な人からもらったもの

②友情

天秤座

①本

②時間

蠍座

①知識、情報に関するもの

②自信、勇気

射手座

①古いけど価値のありそうなもの

②財産、親から受け継いだもの

山羊座

①人脈、古い名刺

②パートナー

水瓶座

健康に関するもの、薬

②自分なりのルール

魚座

①古い貴金属

②情熱

Text: Glorious Hoshiko Editor: Nanami Kobayashi

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