【マナークイズ】貝料理を食べる時、殻を押さえずに身をはずすのはOK？NG？意外と知らないかも…

貝料理を食べるとき、殻を手でしっかり押さえて身を外す人も多いはず。でも、基本的には手を使う行為自体タブーとされる事が多いため、「マナー的にどうなの？」と疑問に感じたことはありませんか？

今回は、クイズ形式で出題するのでぜひチャレンジしてみてくださいね。

手で抑えてもいいの…？

新鮮な貝料理は、見た目も味も食卓を華やかにしてくれますよね。でも、そんな美味しい貝料理を食べるとき、ふと迷うのが「殻を手で押さえて身をはずしていいのか？」という疑問。フォークやナイフ、箸などを使ったほうがいいのか迷ってしまうこともありますよね。果たしてこれはマナー違反なのでしょうか？

 

正解は…

 

基本的には『手で殻を抑えて身をはずす』のは問題ありません。

実は、シチュエーションや食べる貝の種類、そして食事の場によって、マナーは変わってきます。例えば、正式な西洋料理のコース、またレストラン等で出される貝料理では利き手と逆の手で殻を押さえて、フォークやナイフを使って身を丁寧に外すのが基本です。この場合、左手を使わずにフォークだけで無理に外すのは、マナー違反とされることもあります。

食材に直接触れるのは行儀が悪く見えがちですが、貝類は殻を押さえないと身が取りづらいため、手を使っても問題ありません。

また、ボンゴレビアンコやアサリのお吸い物などは、たくさんの貝が入っていますよね。食べやすくするために、最初に殻をすべて取りたくなってしまうかもしれませんが、これもできるだけ避けましょう。貝を食べる際は、その都度、殻から外すのが正しいマナーと言われています。

一方で、カジュアルな洋風のレストランやバルなどで出される貝料理の場合、手袋を使用したり、殻を手で持たずにフォークだけで身を取るスタイルが浸透していることもあり、マナーがそれほど厳密ではない場合も増えています。つまり、「殻を押さえなければ絶対にマナー違反」というよりも、「周囲に迷惑をかけず、清潔かつ安全に食べる」ことが大切にされていると言えるでしょう。

お店の雰囲気や周りの状況にあわせて楽しく食べよう

貝料理を食べるとき、基本的には殻を押さえて身をはずしたほうが良いとされています。しかし、カジュアルな場所や家庭ではそこまで厳しく考える必要はない場合も多いです。

大切なのは、貝の身や汁が周囲に飛び散らないよう注意し、テーブルや服を汚さずに食べること。貝料理の美味しさを存分に楽しみながら、だれもが気持ちよく食事できるよう、状況に応じてマナーを意識してみてくださいね。

 

※本記事は、過去に監修を受けて制作された記事をもとに、編集部にて再編集したものです。
※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。