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【ハンディファン選び2025】“猛暑”に備えよ!エレコムの「冷却プレート付き」をレビュー!ペルチェ素子ってどれくらい快適なの?

  • 2025.6.16

完全に単なる興味で購入した「ハンディファン 冷却プレート付き」

ハンディファンの中央部分にある銀色の円形部分がペルチェ素子でできた冷却プレート。この効果を体感したいのです。
ハンディファンの中央部分にある銀色の円形部分がペルチェ素子でできた冷却プレート。この効果を体感したいのです。

6月だというのに、ドンドン暑くなりますね。気になったので、調べてみたところ2025年の夏も猛暑という予想が主流のようです。うだるような暑さ、いまから気が滅入ります。熱中症などの危険もあるので、いまからしっかり暑さ対策が必要です。

そして、いまや夏のお出かけの定番アイテムともいえるのが、ハンディファン。ほとんどの人が、すでに持っているでしょう。粗品や景品などでもらうこともあるので、その品質はピンキリですが……。当然、筆者も持っています。

なので、今年は新たに買う必要もないと思っていました。しかし、ネットストアなどを眺めていると、今年は「冷却プレート付き」のモデルが増えたように感じます。そもそも冷却プレートって何?

調べてみると、多くの場合冷却プレートにはペルチェ素子が使われており、これはフランスの物理学者ジャン=シャルル・ペルティエが1834年に発見したペルチェ効果を利用したものだといいます。効果の具体的な内容は理解できませんでしたが「ああ、ジャン=シャルル……」とかいうと賢くみえそうです。

簡単にいうなら、ペルチェ効果で電気を流すと表面が冷えるプレートを搭載しているのが冷却プレート付きのハンディファンというわけ。小型の冷蔵庫やワインセラー、コンピューターのCPUの冷却などにも使われているそうなので、かなり効果が期待できそうです。

ハンディでも、首掛けでも、卓上でも使えるものを選択

今回入手した「ハンディファン 冷却プレート付き」。冷却プレート付きのハンディファンはだいたい2,000円くらいからなので、ちょっと多機能なモデルを選びました。
今回入手した「ハンディファン 冷却プレート付き」。冷却プレート付きのハンディファンはだいたい2,000円くらいからなので、ちょっと多機能なモデルを選びました。

冷却プレートを試してみたい!ただ、それだけの理由で新しいハンディファンを選んだのですが、筆者がすでに持っているハンディファンは、何かの景品でもらった非常にシンプルというか、チープなもので乾電池でファンが回るだけのレベルのものです。

せっかく買うなら、冷却プレート付きなのはもちろん、USB Type-Cで充電できて、ハンズフリーの首掛けスタイルで使えて、卓上でも使用可能で、そして、最近ハンディファンの爆発事故などという話も聞くので、信頼性の高い日本ブランドなどと考えながら選択したのがエレコムの「ハンディファン 冷却プレート付き」(FAN-U252GN)です。

実勢価格で3,500円前後と安くはありませんが、しっかりとした作り、ペルチェ素子のよる冷却プレートを搭載、USB Type-Cによるリチウムイオンバッテリー充電、満充電で最大9.5時間駆動、風量の3段階切替、自動安全OFF設計と充実しています。

さらにハンズフリーの首掛けスタイルに対応するストラップも同梱していますし、卓上での使用も可能な設計になっています。また、ベルトループなどに取り付けるカラビナも装備されており、充実の内容です。とはいえ、気になるのは冷却プレート。

冷却プレート、思っていたより、ずっといい

とりあえず、皮膚の表面近くに太い血管が通っていると思われる手首の内側に冷却プレートを押し当ててみました。すごく冷えます。
とりあえず、皮膚の表面近くに太い血管が通っていると思われる手首の内側に冷却プレートを押し当ててみました。すごく冷えます。

「ハンディファン 冷却プレート付き」はファンのスイッチを入れた状態で、電源スイッチを長押しすると、背面のランプが白色に変わり、冷却プレートが動作します。冷却プレートをオンにすると満充電での動作時間が1~1.5時間になるので、かなり電力を消費する模様。

どのくらい冷たくなるかというと、氷を押し当てたときほどではないものの、冷えピタなどを貼ったときよりは冷たい印象。かなりヒヤッとします。本体の注意書きは「冷却プレートを直接肌にあてて長時間使用しないでください。低温やけどの恐れがあります。」と明記されているほどです。

なお、冷却プレートをオンにしていると、冷却プレートの表面に結露が発生し、水滴が付着するほどの温度差が発生します。この結露は放置せずにハンカチなどで拭き取らないと、故障の原因になるので注意が必要です。

また、金属アレルギーなど肌が弱く、肌のトラブルなどがある方は使用しないように注意書きされているので、留意してください。前書きが長くなりましたが、結論からいうなら「冷却プレートは予想以上に効果的」です。

現実に冷たいというのもあるのですが、おでこや首、手首やヒジの内側、手の平などの押し当てると、大きな血管が皮膚の表面近くを通っている場所が多いので、血液も冷却されて、思った以上に冷却されるのです。

個人的には、仕事の合間におでこを冷やすと、特に暑くなくても気持ちがいい。調べてみると、脇の下や太ももの付け根、足の裏などを冷やすのも効果的とされていますが、ちょっと外では無理ですよね。お風呂上がりなどに試してみてください。

まとめ

手の平に冷却プレートを押し当てても、強く涼しさを感じるのにはちょっと驚きました。さまざまな場所を試してみたくなります。
手の平に冷却プレートを押し当てても、強く涼しさを感じるのにはちょっと驚きました。さまざまな場所を試してみたくなります。

今年の夏の暑さ対策アイテムとして冷却プレート付きハンディファンは非常におすすめ。ただし、1つ気になったのは「ハンディファン 冷却プレート付き」の場合、ファンの回転をオフにした状態で冷却プレートだけをオンにできないのです。

おでこに当てているとき、ファンが回っていると髪の毛を巻き込まないかと、けっこう心配。そして、本当はこめかみなども冷やしてみたいのですが、これは絶対に髪の毛を巻き込むので試せていないのです。この点が改善されることを期待します。2025年の酷暑に打ち勝つためにも、今年のハンディファンは冷却プレート付きをおすすめします。すごくいい。

(千秋)

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